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リビング新聞社の取材を受けました!

プロカメラマンがご降臨!

お世話になっている「ハウス工房」さんの紹介で京都のタウン誌、京都リビング新聞社が発行している「京都でかなえる家づくり」の取材を受けました。

ハウス工房さんの施工実績として我が家を取り上げていただき、プロカメラマンとライターさん同伴で取材に来られました。

今回増築した部分を中心に家の中全体を色々と撮影。

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プロと同じ機材!

このカメラマンの方がすごい人で、先日はスウェーデンまで出かけていたそうです。

構図を決めるのに細かく指示を出されていました。

後ろから真似をして撮っています・・・。

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使用している機材は私と同じ「Canon EOS 5D Mark-III」

プロと同じとはまた嬉しい!

全 然 違 う ・・・。

しかし、機材は同じでも写真の出来は当たり前ながら、全く・雲泥・天と地・月とスッポン・天国と地獄・カスリもしない、これくらいしか思いつきませんが、とにかく違う。

同じカメラで、同じレンズで写してもさすがはプロフェッショナル。

もちろん素人と同じでは話になりませんが。

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液晶画面に表示される画像を見ただけで、自分が写したものとは違いが分かりすぎ。f:id:altokoubou:20170307221021j:plain

設定を変えただけで!

またとないチャンス、来られたらいっぱい質問しようと待ち構えていたのでした。

カメラ本体の設定を教えていただき、撮った写真がこれ。

ホワイトバランスを「太陽光」に、ピクチャースタイルを「スタンダード」に変更。

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我ながら実にきれいに撮れている!

ちょっといじっただけで、自分のカメラが生まれ変わりまくり!!

もっとカメラの説明書をよく読まないとね。実はほとんど読まずに使っています。

 

外観も撮影して頂きました。

この日は快晴でホントによかった。湿度も低いのでいい写真が撮れました。

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「音響熟成木材」と「幻の漆喰」で作る家の魅力とハウス工房さんの実績を、ライターさんがどんな文章で表現されるか楽しみです。

「京都でかなえる家づくり」5月号に掲載されるそうでワクワク!

 

工房の方も永久に完成するということはないのですが、残りの作業としてオーディオを充実させてほぼ完成となります。

スピーカーはBOZE 101MM を天井から吊るして、サブウーハーを地べたにセット。

ブルートゥースレシーバーをアンプに繋いで、音源は主にiPadから。

いい音でJazzを聴きながら木工製作をするという至福の時間を楽しめそうです。

とはいうものの、作業時間の半分は電動工具が唸りを上げているので、音楽はほとんど聞き取ることはできませんが。

福井県といえばソースカツ丼

本場のソースカツ丼

今週はずっと福井県に来ています。

福井県の名物といえばいろいろありますが、「越前おろしそば」と「ソースカツ丼

福井市内のソースカツ丼の店に行きました。

ソースカツ丼セット。

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豚カツが三枚載っています。

柔らかいカツとウスターソースが絶妙な味・・・・・。

と言いたいところですが、前日に行った居酒屋で食べたソースカツの方が断然美味かった。

いうのも、居酒屋のカツがあまりに美味しかったので「本物」はどれだけ美味いんやろ!と期待して行って残念な結果になりました。

まあこんなものでしょうかね。

自分の感覚ではあんまりでしたが、これが絶品と思う人が大半のはずです。

 

福井城を散策

カツ丼を食べてから近くにある「福井城」を散策しました。

徳川家康次男の居城であったとのこと。

どこでも同じですが、ここもお城の建っていた跡は県庁になっています。

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きれいに電気アップ!

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満足のいく写真が撮ることができて、あまりに寒いのでそそくさと帰りました。

帰りの横断歩道で発見。

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雪が積もっているときはここにあるスコップでひとかきをしてください運動。

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大雪が積もるような厳しい自然環境では自然と助け合いになるのでしょう。

 

名は体を表す。

我が家の猫について報告。

二匹いる猫のうち最初に飼い始めた猫が先日、息を引き取りました。

猫でも名は体を表すというか、「りん」という名前そのままに実に「凛」とした猫でした。

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    野生を感じさせる鋭い目。

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慢性腎不全でした。猫の死因で一番多いそう。

まだ7歳で腎不全を罹患するにはちょっと早いのですが、寿命であったのでしょう。

実は子供の頃に猫を飼いたかったのに、親が許してくれなかったのでずっと欲しいなあとは思っていました。

それが縁あってこの仔を迎えることができ、子供の頃の願いが叶ったと思って可愛がったものでした。

物理的にはいなくなりましたが、思い出も写真もいっぱいあります。

ウチにはもう一匹いるので、そちらを引き続き大事にしようと思います。

ウッドデッキを移設

家の増築に伴って一旦撤去したウッドデッキを庭に移設しました。

オリジナルは2400×1800と普通の大きさであったために、そのまま庭に設置するには大きすぎてサイズを縮小する必要がありました。

ホームセンタームサシのオリジナル商品です。

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手すりとトラスが付いていました。

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サイズを縮小

そのまま使いたかったのですが、庭全面を占領してしまうので必要最小限の「台」だけに改造することとなりました。

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この空間に設置します。

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床材・桁材とも半分くらいの900mmにカット。

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柱材は100mmの角材。床材を支えるだけの寸法に短くカット。

柱を囲って桁材を取り付け。

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枠材も柱に固定します。

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この時は水勾配に注意が必要。水平を確認してネジ止めします。

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あとは床材を載せていくだけ。

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床下で何かしようかな?と考えているので、ビス留めはしていません。

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簡単に完成しました。

雨水が流れてきて柱が腐食しないようにブロックを敷いています。

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この作り方であれば市販のツーバイ材で簡単に設置ができます。

38mm × 140mm 2×6(ツーバイシックス)材を床と枠に、

桁材に38mm × 89mm  2×4(ツーバイフォー)を使用。

100mm角材を柱材にすれば手軽にウッドデッキが完成します。

ぜひチャレンジを!!

念願叶ってエアコンプレッサー導入!

何年も前から欲しかった「エアコンプレッサー」をとうとう買いました!

SK11 PUMA オイルレスエアコンプレッサー。

買う前に色々と調べると、最低条件としてモーターは1馬力(0.75kw)タンク容量は30L以上必要とあり、その条件に合うのがこの機種でした。f:id:altokoubou:20170228215520j:plain

 

優先順位は最下位?

と言っても、他の電動工具から比べて決して高価なものではないのです。

amazonでポイントを使って19,000円ほど。

インパクトドライバや丸ノコ盤など木工製作にどうしても必要な工具と違って、無ければ無いで特に支障がないと思っていたもので、ずっと後回しになっていました。

大体の工具類は揃ったのでようやく順番が回ってきたという感じ。

木工作品に付いた木の粉を吹き飛ばすにいいかなと。

木工製作以外でも車のホイールナットを緩めることや、これからの花粉シーズンに洗濯物の花粉を吹き飛ばすなど色々と使えるなあ〜と考えました。

 

つまらない開梱作業

ボール盤と同じく、40kgはあろうかという重量級の梱包が届いてさっそく組み立て。

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組み立てと言っても車輪を二つ取り付けて終わり。

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梱包の中には本体以外なにも入っていません。

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しかし箱から出して車輪を取り付けるだけでもう使えるようになるなんて。

もうちょっとひねって欲しかったですねえ〜。

コンロッドにピストンを取り付けて、ピストンリングをすぼめながらシリンダブロックにはめ込みバルブタイミングを調整する・・・。

そんな暇なことをして喜ぶのは自分だけか。

 

凄まじい効果!

コンプレッサーの実力を完全にナメていました。

エアの噴射力がこれほどまでにすごいとは。

長年の宿痾のような、電動工具にこびり付いた木の粉がホントに一瞬で吹き飛ぶではありませんか!!!

吸塵機ではどうにも吸い込みきれずに、積もりに積もっていた木の粉が。

新しい工房に古ぼけた電動工具を並べるのは抵抗があったのですが、仕方がないと諦めていました。

それが使い込んでいながらも手入れが行き届いている、いかにも達人の道具類と変わりましたことですよ。

なぜもっと早くに皇位継承権第一位と認定しなかったのか、悔やまれます。

5年前からここにいますよ、と言った顔をして所定の位置に収まりました。

 

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憧れのスパイラルホース

エアホースが頭上から垂れている工房がいいなあ〜と思っている今日この頃。

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これがしたかった。なんかカッコいい。

 

空気を圧搾するとどうしても水分を含むので、水分を除去するフィルターが必要となります。

それもつけました。

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エア圧力ゲージが覗いています。

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ついでに電源も一箇所増設。

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これで一通りの工具類は揃いました。

しかし!画竜点睛を欠くというか、この工房にただ一つ無いもの。

 

ウッドターニング(木工旋盤)が欲しい!!

周辺機器も含めてなんと約20万円。どうやって手に入れるか熟慮中であります。

徳島市内と明石海峡大橋

出張で徳島県に来ております。

強者どもが夢の後・・・。

以前から何度となく訪れている徳島市。今回初めて徳島城に行ってみました。

仕事が終わってからでないと行けないので、どうしても夜の写真となります。

お堀の石垣はきれいに電気アップ(ライトアップとも言いますが)されています。

この石垣を巡っても戦国時代にはいろんなドラマがあったことでしょう。

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築城が天正13年(1585年)、廃城令による廃城が明治2年(1869年)

お殿様は蜂須賀氏でした。

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数寄屋橋も迫力のある照明です。

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復元された「鷲の門」

廃城の後も残されていたが、昭和20年の徳島大空襲により消失したものを徳島市制100周年を記念して復元されました。

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お堀の反対側には結婚式場が輝いています。

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明石海峡大橋

帰り道にある神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリア。

明石海峡大橋の夜景です。

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世界最大の長大橋。

なにをもって世界最大というかといえば、橋の全長ではありません。

全長でこの橋よりも長いものは日本では東京都の東京アクアライン。4384mあります。

世界最長は中国の青島膠州湾大橋。なんと42.5kmもあり、フルマラソンが開催できます。

長大橋というのは両側に立っている塔の間の距離、中央径間と言いますが、この長さで順位が決まります。

明石海峡大橋は中央径間が1991mあり世界最大。全長でも3911mで日本で2位につけています。

世界最大の座が危ない?危なくない?

その世界最大の座を脅かすのがイタリアで架設が計画されている「メッシナ海峡大橋」

イタリア本土とシチリア島を結ぶメッシナ海峡に架かる吊り橋です。

完成すれば中央径間3300mで明石海峡大橋を遥かに凌駕するもの。

しかし折からの政情不安と予算不足で何度も計画の中止があり、今のところ着工の目処は立っていないようです。

しばらくは王座から追われることはないでしょう。

薪ストーブビギナー必見! 絶対に失敗しない着火の方法

新規のユーザーは誰でも通る道。

最初はうまく着火することができず、なかなか暖まらない・・・。

私も何度も失敗しました。不完全燃焼になった薪を何度取り出したことか。

家の中も外も煙が充満して。ご近所さんからよく文句を言われなかったものです。

何回もの失敗の中から見つけ出した絶対に成功する着火の方法をお伝えします。

 

1秒でも早く暖まりたい!

ユーザーそれぞれに着火の方法があります。

王道の方法といえば小枝を積み上げて新聞紙などにマッチで火をつけ、少しづつ太い木を燃やしてやがて薪を燃やす。

スローライフの薪ストーブに相応しい方法ですが、これは慣れるまで失敗のリスクが大きく、本格的な燃焼になるまで時間がかかる。

とにかく早く暖を取りたいので、儀式的なことは置いといて手っ取り早く火をつけます。

 

ごく簡単な着火の方法

まず炉の中に一枚板を敷いて。

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バーバキューで使うジェルの着火剤をこれくらい出します。

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その上に 小さな端材を積み上げて。

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着火男(チャッカマンとも言いますが)で火をつける。

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これだけ。放って置いても強い火力で一気に燃え上がります。

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数分でこの状態。

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端材全部が燃え出して火が安定してきたら薪よりも少し小さめの端材を補給。

更に火が大きくなれば普通の薪を入れます。

薪が安定して燃え出すと、もうどんな大きな薪を放り込んでも大丈夫。

この方法であれば実に簡単に素早く炎を大きくすることができます。

 

室温10度から23度に上昇!

スタート時の室温は通常の10度。寒い家です。

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ストーブの天板の温度計も10度くらいを示しています。

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これだけ燃え上がっても本体に熱が回るのはまだまだ時間がかかる・・・。

前面の耐熱ガラスはまだ冷たい状態です。

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どんどん薪を追加していってようやく巡航運転の天板200度になりました。

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室温はなんと28度! 極寒の我が家では信じられない高温です。

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もう暑くてTシャツ一枚でないとおられない。

ここまでの所要時間は1時間ほど。

素早く火を着けてもやはり時間がかかりますが、このプロセスも実は楽しんでやっているのでした。

ちなみにこの夜の外気温は1度くらいでした。

 

燃やす前に、使用する端材も薪も十分に乾燥していることが絶対条件です。

乾燥していないと含まれている水分から煙が発生して、近所中に煙を撒き散らすことになる。

ストーブの機種の中には松や杉などの「針葉樹」を燃やすことは推奨されないものもあるので、そのあたりを注意してストーブライフを楽しんでください。

推奨されていない機種でも、最初の焚き付けに杉などの針葉樹を使うことは問題ありません。

今シーズンから使い始めた、「だんじり」の山車に使われている木材はひのきが多いようです。どれも目が詰まっていてとても硬くよく燃えて、一気に200度まで温度まで上げてくれます。

それなのに火持ちがいい。

だんじりで一気に温度を上げて、巡航になれば薪で炎を楽しむ。

この冬は更に薪ストーブが楽しくなりました。

ユーザーが明かす薪ストーブの長所と短所。

 

興味のない方には申し訳無いのですが、薪ストーブを7シーズン使ってみて、いいこと・よくないことなどを書いてみようと思います。

あくまで機種は「ネスターマーチン S43」で、私の自宅である古い小さな木造住宅で使用したという条件での感想となります。

 

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薪ストーブのいいところ

 

まずはいいところから。

まあ惚れ込んでいる身にとってはその全てがいいところなんですが。

 

 

 

圧倒的な暖房能力

全てはこれに尽きるでしょうね。

以前にも書いた通り、外では雪が降っていようとも家の中ではTシャツ一枚の暖かさ。

しかも遠赤外線なので身体の芯から暖まり、温泉に入ったような感じ。

ファンヒーターのように送風音などはなく、音といえば薪が爆ぜるパチパチといった静かな音といい香り。

その音を聞きながら揺らぐ炎をずっと見入っています。

しかし新しい家の高気密住宅であれば、ここまで強力な暖房器具は不要かもしれません。

 

汚れた空気も燃やしてくれる。

炉の中では大量の炎が盛大に燃え盛っています。

その燃焼のために多くの酸素を必要として、部屋の中の空気を大量に吸い込み、一緒に汚れた空気も吸い込んで燃焼するので、空気清浄機並みに空気がきれいになります。

排気は煙突で外へと出て行くので部屋の空気はきれいなまま。

 

お酒がおいしい!

ストーブの天板に徳利を乗せると遠赤外線効果で、安い日本酒でもとてもおいしくなります。

 

燃料代がタダ?に

薪ストーブを導入した当初は燃料である「薪」をまとめて買っていました。

1シーズン分の薪を軽トラックに満載にして。

それが、方々の友人知人に要らない木があったら譲ってくだせえ〜。と声をかけておくといつの間にか貰えるようになりました。

大阪の岸和田市で行われる「だんじり祭り」で使う山車。

勇壮なお祭りなので毎年ぶつかり合う山車のどこかが壊れます。その補修に使った材木の端材を大量にいただくようになりました。もちろんタダで。

中には見事な彫刻が施された年季の入った物も。

そういう訳で、ここ数年は薪を買っていません。暑いくらいの暖房をタダですることができる!

 

オブジェとしても秀逸

活躍する季節はもちろん冬に限られますが、使わないときでも部屋に置いてあるだけで重厚な雰囲気を醸し出します。

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ストーブパティーで宴会

炉の中で色々な料理ができます。

代表的なものが「ピザ」

以前コストコで販売していた厚さが5cmはあろうかという分厚い生ピザ。そんな厚いものはピザ釜でもないととても焼けないですが、薪ストーブの炉の中に入れるとわずか5分でこんがりと。

普通のピザでもとても美味しく焼きあがります。

   炉の中に投入。

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約3分で出来上がり!!

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ナント美味い!

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洗濯物がすぐに乾く

ストーブのある部屋に脱水しただけの洗濯物を吊っておくと一時間もしないうちに乾きます。

しかも薪のいい香りが移って、思わず深呼吸。

その他、長所はありすぎてすぐには思いつきません。

 

 

短所といえば。

逆によくない(?)ところ。短所です。

 

設置費用が高い

最初に話を聞いた時には、いくら位費用が掛かるものか見当もつきませんでした。

どれくらいと想像されるでしょうか?

ウチのストーブは本体と煙突設置工事で約100万円です。

もちろん内容により大きく幅があるでしょう。

ヨーロッパ製の本体ではこれくらいが相場といったところです。

煙突はアメリカではDIYで自分で設置するのが普通みたいですが、燃焼効率や火事の心配・何よりもカッコよく設置が大事。

本体の設置はともかく、煙突を自分で安全にカッコよく施工するのは難しいことです。

 

価格はピンキリ

しかし、価格を抑えたモデルも多く存在します。

先日、ホームセンターコーナンでオリジナルブランドの薪ストーブを見つけました。

価格はなんと約9,000円!

鉄板を溶接しただけの「箱」ですが、しっかりと耐熱ガラスの扉も付いていて、外観は立派な薪ストーブ。

これなら煙突込みでも2万円くらいで設置できそうです。

そこまで安くなくても、新潟県のホンマ製作所なら20万円前後で購入できますが、どんなストーブでも自信がなければ、煙突の設置は経験のある業者さんにお願いした方がいいです。

 

薪の調達が大変&高価

どこから薪を手に入れるか?

北国では自宅の薪棚に定期的に薪を補充してくれるサービスがあります。

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そういうのが無い地域では、どこかから買ってこなくてはならない。

ホームセンターでも売っていることがよくありますが、ひと束で500円くらい。

一晩で4束くらい焚きます。これで2,000円。無理です。

各地の森林組合などではストーブ用の薪を安く販売していることがあり、薪の形になっているのは割高なので、丸太のままで買います。以前に軽トラック満載の400kg分の丸太を買った時は3万円ほどでした。

それだけの重量のものを運搬する方法も問題です。

400kgは多いか少ないか?

寒冷な土地で秋から春まで、毎日一日中焚くのであれば3tonくらい必要になるそうです。

ウチのように週に3回ほど、1回5時間くらいの使用量なら400kgあれば1シーズンの半分以上は持ちます。うまくいけば1シーズン持つか?といったところ。

 

危険なチェーンソーと薪割り

自宅まで運んできたとして、次の関門は「薪割り」

丸太をストーブに入る長さに切るには「チェーンソー」が必要になります。

しかし、自宅でチェーンソーの爆音を轟かせることができる方はあまりいないでしょう。

私の場合は近くの河川敷まで持って行って切っています。

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切りそろえた丸太を薪にするために「斧」が必要。

薪割りをすると木片が八方に飛び散って危険なので、これまた広い場所がないとできません。

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チェーンソーも斧も使い方を間違えると命に及ぶこともある、非常に危険な道具ではあります。

もちろん薪の形で買えばこんなことは必要ないのですが、エンジンチェーンソーの耳をつんざく爆音も、斧を振り下ろして丸太が真っ二つに割れる時の快感も全く非日常のこと。

これこそ薪ストーブユーザーの醍醐味と心得ています。

 

薪の保管場所

薪を保管するために自宅に薪棚が必要になります。

切ったばかりの「生」の木は燃やすことができなくて、乾燥に一年くらいかかります。

十分に乾燥していすぐに燃やせる薪と、割ったばかりで一年後に燃やす薪。2シーズン分の薪を保管する場所の確保をどうするか?

豪邸であればいいですが、我が家のような普通の家では置き場所の確保が問題です。

我が家は幸いにもお世話になっているハウス工房さんに置かせていただいています。

 

煙が近所迷惑になることも。

点火に慣れるまでは煙突からもうもうと煙が出ることがあります。

上手くなればこういうことは無くなりますが、それまでに近所からクレームが来てせっかくのストーブが使えなくなってしまった・・・。という話をよく聞きます。

ストーブ屋さんに点火の方法をよく教えてもらうことと、近所とのコミニュケーションが大事。

煙がたなびく範囲にあるお宅に挨拶に行き、理解していただく。

ストーブパーティーを開いてご近所さんを招待するなどの行動も必要かな?

 

暖かくなるまで1時間以上。

スローライフの典型。

点火してからTシャツ一枚になるまで約1時間以上要します。

その間は薪を補充しながら寒さを我慢。どうすれば最短時間で巡行運転になるかを工夫しながら。

最初は失敗が多く、何時間経っても寒いままということも頻繁に。

 

短所としては以上のようなこと。

維持することが難しくなり、もう何年も使っていないということもよくあります。

こんな素晴らしいストーブを使わないとはなんとも勿体無い話。

購入を考えておられる方は長所・短所をよく理解して是非とも設置されることを希望します。

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