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港町ブルースでおなじみ! 気仙沼市あれこれ

 

大阪からは遥かな地

 

今回の出張先は宮城県気仙沼市

森進一さんのヒット曲「港町ブルース」に登場する港町・気仙沼

 

” 流す涙で割る酒は

騙した男の味がする

あなたの影を引きずりながら

港、宮古、釜石、気仙沼

 

気仙沼港にはこの歌の歌碑があります。

そういう演歌の街なんかな〜と思っていました。

震災の時の津波と猛火に襲われる映像を見ても何か現実とは思われず、落ち着いた街というイメージしかなく。

宮城県の中でも北端で岩手県との県境近く、大阪からは遥か遠方の東北の地。

まさか何回も行くことになるとは思いもしなかったです。

それが仕事で4回も訪れることになり、4回目の今回は約3週間滞在する予定。

もう市内は地図なしで移動ができるまでになり、自転車のトレーニングコースもいい峠を見つけて毎晩登りに行っています。

 

 

ザ・ベストオブ・何もない

 

JR気仙沼駅

地名は有名なので、駅前もそれなりに賑やかなんかな〜と思っていました。

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駅にはタクシーが数台停まっているのみ。

 

震災で線路が壊滅したので線路のあった場所を整地し、BRTというバスが代替運行していて、時刻表にも表示されています。

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 BRT  バス・ラピッド・トランジット - Wikipedia

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なんでかポケモンがお出迎え。

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ここは「ホヤ(海鞘)」が名物なので、ご当地キャラ「ホヤぼーや」に登場を願うべきでしょう。

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灯台のオブジェのようこそ!

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駅前にはビジネスホテルが一軒だけ。

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鰹・カジキ鮪・鮫の水揚げが日本一であるそうで、それぞれのオブジェがあります。

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日本各地に旅をしていますが、有名な地名の駅前でこれほど何もないのは珍しい!

ザ・ベストオブ・何もない」の称号に相応しいと思われます。

実は繁華街は少し離れた場所にあり「田中前」というあたり。

そこにはイオンもあり、賑やかな通りとなっています。

 

イオンを始め、スーパーマーケットはなぜか至る所にあり、買い物には全く不自由しません。

今泊まっているホテルの近くにも2軒あります。

MAIYAというチェーン店がお気に入り。

 

港の方に行ってみると。

一時物議を醸した、氷漬けの魚の標本が展示してある水族館

「シャークミュージアム

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港町だけあり、無数の漁船が停泊しています。

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高台には真新しい震災復興住宅が建設されていて、生活が始まっている。

きれいな建物ですが、なぜか生活感はあまりありません。

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3月11日からのヒカリ

 

ちょっと前のこと3月11日 震災の日、仕事が終わり夜にランニングをしていると、何やら空に三本の光が。

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お宿に戻ってからnetで調べると気仙沼湾の鼎ヶ浦という所から光を立ち上げる

「光の慰霊碑」というイベントでした。

 

3月11日からのヒカリ

静かに見上げるだけのイベントであるとのこと。

1000年に一度の未曾有の大災害に静かに思いをはせる、いい催しであると思いました。

被災地で当日を迎えるのは今年で3回目、来るたびに復興は進んでいるように見えます。

 

 

現実離れ? のどかな防災無線

 

気仙沼市ではいつもお世話になっているビジネスホテル「アコモイン気仙沼

部屋の中からこの辺りに放送している「防災無線放送」が聞こえてきます。

朝6時には「恋はみずいろ」の曲が。

早よ起きて仕事に行けよ〜!

 

18時には「家路」の音楽が聞こえてきます。

仕事を終わって早よ家に帰れよ〜!

 

特筆すべきが午後9時!


防災行政無線チャイム 宮城県気仙沼市21時

 

「赤とんぼ」の曲と共に消防本部からの呼びかけ。

「夜9時は消灯の時間です。火の元と戸締りを確かめてお休みください。」

〜 繰り返し 〜

先ほども放送が聞こえて来ました。

4月1日の今日からは曲が変わり、春らしく「隅田川」となっていました。

 

なんとものどかでいいものですね。

しっかし、午後9時におやすみとはどんだけ現実離れしているんや!これが役所仕事か!

とか思ってはいけません。

こういう生活を目指しましょうと教えてくれているのです。

気仙沼市を離れて都会で生活している人にとっては、ノスタルジーを感じる音なのでしょうか?

 

 

トレーニングの成果が徐々に 

 

こちらに来てからもう2週間。

ほぼ毎晩ロードバイクで峠トレーニングをしています。

家にいるときは仕事と木工製作で全く乗れていなかったものが、出張先では仕事が終わればあとはフリー。

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1回目の日曜日はひっさしぶりに100kmのロングライドに出かけました。

それがまたしんどいしんどい!

全然乗れていなかったもので、たった100kmでフラフラになっしまった・・・。

100kmの距離がこんなにも辛いものかと。

 

それが毎晩10%を超える勾配の山道を往復1時間30分ほども走っていると、みるみるうちに回復。

峠までの所要時間も最初は23分かかっていたものが、この頃は19分くらいにまで短縮しました。

やっぱり継続が大事。毎日乗っているとそれなりに成果が出るもの。

特に呼吸が楽になりました。

限界値近くまで心拍数を上げることは普段の生活ではまずありえない。

先週から峠道を連日走破しているために、毎日2回は心臓を口から飛び出させています。

おかげで心肺機能も急速に回復。体重はまだ変化がないものの、筋力が付いたおかげか身体が軽く感じるようになりました。

 

 

安全な峠道

 

気仙沼市から唐桑半島に向かう県道26号線の峠道がホームコースとなっています。

岩手県陸前高田市に向かう国道45号線は一部自動車専用道路になっていて、自転車は通行できなく、その迂回路にもなっているようです。

岩手県方面から帰ってくる気仙沼市のロードマンは、最後の最後にこの強烈な峠を越えなくてはならない。

200kmほどのロングライドに行ったとしたら、コースの終わりにこの峠ではかなり辛いものとなるでしょう。

 

毎晩行く峠の山道はもちろんすでに真っ暗。でも全然危なくはないです。

山道の両側の藪の中を何かがガサガサと大きな音を立てて並走していたり、カーブでライトが藪の中を照らすと、反射して光る目玉が二つこちらを見ていたり、得体の知れない白い大きな毛むくじゃらの動物が目の前を横切って行ったり。

いやぁ〜、安全安全・・・(涙目)。

石巻市牡鹿半島を夜に走った時なんかは、鹿の大群が自転車を追い越して行ったものです。

それに比べると・・・。

 

このまま調子を上げて行って、レースに復帰したいもの。

しかしレースで優勝できるレベルまで持って持っていくとなると、大変なトレーニング量が必要となります。

どうなるか、まあ気楽にやって行きます。

 

ビジネスホテルで自炊! 外食とかスーパーの弁当はもう勘弁。

 

出張が1週間を越えるともう無理。

 

出張先での食事について。

短期の出張ならいいけど、一週間を越えた日程になると食べるものに困ってしまう。

一人での出張が多いので、居酒屋とかに飲みに行く気にもならない。

 

外食するのであれば吉野家とかすき家ココイチなどのファーストフード店。

どこももう長年通っていて大概飽きている。

弁当を買うならスーパーのお惣菜コーナー。どこの店でも同じようなものばかり。

しかし、スーパーで300円程度で売っている弁当。

普通におかずが色々と入っていて、一応は弁当の体をなしている。それがなんで200円や300円の価格で作れるんや!と常々思いながら買っていますよ。

決して身体にいいものではないでしょう。

 

でもまあ一週間以内の短期の出張であれば、仕方ないので我慢して外食も弁当も食べています。

 

 

自炊できる道具を探しに電気店へ

 

今回は宮城県気仙沼市への出張。日程は約3週間ほどの長丁場となります。

自転車を運びながら10時間かけて現地に到着。

お宿に入る前にとりあえず夕食の弁当を買いにスーパーに行きました。

弁当や水を買ってからふと思いつき、小さなカセットコンロでもあれば簡単な料理なんか作れたりするかな〜。

と同じ敷地にあるヤマダ電機に探しに行きました。

店員さんに聞くと、一人用の電気鍋がありますよ、と。

 

知らんかった!そんなものがあるんか!

 

カセットコンロであると鍋も用意しないといけないけど、電気鍋では鍋が付いている!(当たり前か) 

しかも熱源は電気。火を使わないのでビジネスホテルの部屋では好都合?

netで買うと安いのはわかっているけれども、早速明日から使いたかったのでヤマダ電機のポイントを使って買ってみました。

 

 

ホントに一人用。外径は20cmくらいで小さい!

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深さの違う鍋が二つ付いていて鍋もの用と焼きもの用。

一人用としては十分な内容と思いますよ。

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早速、使いまくり! 

生ハンバーグと砂ずりを焼いています。

鍋もの用の方が深さもありが使いやすいようです。

うまい! 焼きたてのハンバーグ。

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ご飯も炊きたいと欲が出てくる

 

おかずは色々と作るようになったものの、ご飯はパックされたものを買って来て電子レンジで温めていました。

ここのビジネスホテル、電子レンジがるのはありがたいことですが、温めるためには部屋を出て階段を降り、一階のロビーまで行かなければならない。

帰りは火傷しそうになりながら熱々のパックを運ぶ。

これが面倒になって来ました。 

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 容量も200gでちょっと少なめ。

 

肉を焼いたりしている傍でご飯が炊けるような小さな炊飯器なんかはないかな? とまたヤマダ電機へ。

希望通りのものがキッチリあった。1.5合炊きの一人用!

すぐに使いたかったので、netで買うよりは割高な事ははわかっていたけど現金で買ってしまった。

 

小泉成器の1.5合炊き炊飯器

 

 

こらえ性がなく、すぐに欲しい!

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いろんなレシピが載った冊子が入っていました。

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よく聞く炊飯器でケーキ、がこれか。

いつかチャレンジしてみよう!

 

お米は洗わなくて済むように無洗米を。

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炊きあがりの量がどんなものかわからなくて、とりあえず1合を炊いてみました。

付属の計量カップですり切りが一合となっています。

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水は1の目盛りまで。

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蓋をして30分ほど水を含ませてから炊飯のボタンを押す。

20分後には炊きあがり。早い!

3分間の蒸らしが始まる。

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蒸らしが終わり、ピーッ。

どんな様子かな?と蓋を取ると。 きれいに炊けている!

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一合の炊きあがり量は大きめのご飯茶碗に一杯でした。

ちょっと多い感じ。次からは0.8合(8勺)くらいでいいかな?

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これでご飯も炊けるようになり大満足! 

炊きたてと言うこともあり、お味も全然問題なくとてもおいしかった。

 

 

カレーも大成功

 

今日はカレーを作ってみました。

仕事帰りにスーパーに行き、レトルトのカレーを買おうと見ていると普通のカレールウが110円で売っている!

こんなに安いとは! 開けてしまった後。

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レトルトよりも安くルウが買えるのならばと、玉ねぎ・じゃが芋・鳥もも肉を買ってしっかり作ることにしました。

バーボンをチビチビ飲みながら。

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香辛料のガラムマサラもタップリと。

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自分で作って言うのもなんですが、美味しかった!

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パラダイスを見つけた!

 

出張生活24年目にして、こんなパラダイスがあるとは!

ナイトスクープの小枝さんみたい。

以前に宮崎県での長期出張の時には安い料金でウイークリーマンションを借りることが出来、それにあるキッチンでいろんな料理を作って楽しんでいました。

この頃から何の前触れもなくいきなり料理に目覚めてしまい、数多い趣味の一つに料理も含まれたのでした。

でも安くでウイークリーマンションに泊まれるという、いい条件のところはそうそうありません。

それが普通のビジネスホテルの部屋での長期出張、外食をしなくていい上に訳の分からない食材の弁当も買わずに済む。

しかもバーボンを飲みながら楽しんでカレーまで出来てしまうとは!

まさに長年夢見たパラダイス!

 

 

ところが問題点あり、ニオイ対策。

 

ビジネスホテルの狭い部屋の中で料理をするので、部屋の中にどうしても匂いが充満してしまう。

対策として風呂の換気扇を回し、寒いけど窓を開けてなんとか匂いを逃がします。

3月の東北はまだまだ寒いけど仕方がない。

それでも扉を越えて廊下まで匂いが漂って行くことがあるので、あまり匂いの強いものは控えないと。

今回のカレーも、廊下までは匂いが漏れないにしても部屋の中はCoCo壱状態。

しばらく窓もカーテンも全開にしていました。

 

 

牡蠣鍋で大当たり!

 

ここ気仙沼市は牡蠣もおいしいので、スーパーで加熱用の生牡蠣を買って来て「牡蠣鍋」をしてみました。

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よく火を通し(電気ですが)ポン酢をつけて食べるとホンマにうまい!

しかし・・・。これが 大当たり

実は以前に生牡蠣を食べて蕁麻疹が出たことがあり、今回も家族に注意されていたのです。

でもそれ以来当たったことは無く、しかも今回は生ではなく加熱もするのでまあ大丈夫やろ!と油断をしてしまい。

 

今回の当たりはキツかった・・・。

食べて3日目の朝からお腹のあたりに痒くて赤い斑点が。

みるみる全身に広がって行き、身体中にブツブツができてしまった。

 

出張から帰ってすぐに内科で診察を受け、処方された薬を飲むと症状は治るけど、時間がたち薬が切れるとまた蕁麻疹が大量に発生!

しかも、だんだんと薬が効かなくなってきて別の内科医に診てもらって、違う薬を。

そんなこんなで1ヶ月ほども痒みで苦しみました。

痒くて気持ち悪くて。

どうもエネルギー体質のようで、しかも身体がバリケードにできているもので。

それはアレルギーや! それはデリケートや!

 

症状が蕁麻疹だけでよかった。牡蠣のアレルギーは強烈で、下痢や呼吸困難などを引き起こすこともあるそう。

 

もう食べません! 食べたいけど・・・。

 

今回、この二つの電化製品は買ってよかったと心から思いましたよ。 

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宮城県の仕事が終われば次は熊本県へ。

ここも1ヶ月以上の長期となるので、この製品がまた大活躍をしてくれるでしょう!

長期に家を離れるしんどさが少しだけマシになりました。

輪行で岩手県まで。自転車と共に10時間の旅!

 

またもや宮城県気仙沼市に出張。

 

もう何度も行っている宮城県にまた出張となりました。

今回はいつもと違ってちょっと長く、約3週間の滞在予定。そんなに長期に行くのであればここは一番、自転車を持って行かねばなるまい!

この頃は日も長くなってきたので、仕事が終わってからしっかりとトレーニングをするために。

ということで久しぶりに輪行をしました。

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 輪行袋を担ぐのは大変。

 

輪行とは自転車を輪行袋という大きな袋にパックして、電車などに積み込み旅行すること。

以前から出張で何回も輪行をする機会があり、少しでも楽に移動ができるようにとオリジナルの輪行袋を作って活用しています。

普通の輪行袋輪行袋そのものの携帯性を考えて、ただの大きな袋。自転車を収納して肩から担いで歩くようになっています。

電車で目的地に到着すれば、袋を小さく畳んで持って走れるように。

時々駅なんかで見かけますね。

 

担ぐにしても、自転車単体ならば総重量で7kgほどなのでまだいいけれど、仕事に持っていくのであれば袋の中についでに色んなモノを入れるのでかなりの重量になってしまう。

そんな重量物を担ぐことはまあ大変!

 

 快適!自作の輪行袋

 

そこで大重量を担がなくていいように、普通の輪行袋を改造してキャスターバッグみたいに転がして行けるようにと、バッグの底に板を敷いて裏側に車輪を取り付けました。

これが思いの外、超快適! バッグの中に色んなモノを詰め込みすぎて、どんなに重くなってもOK!

軽く転がして行けるようになりました。

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外径が大きめのゴムキャスターを選んで取り付けために走行音は静か、少々の段差は軽く越えていきます。

そして板の上には工具入れとして、100均で買ったクリアケースをビス留めで固定。

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中には簡単な工具や空気入れ、スペアチューブなどを収納。

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 パックを開始、自転車を解体!

 

解体といっても前後の車輪を外すだけ。ペダルも外さない。

一番の汚れの原因となるチェーンにカバーを取り付ける。

これでバッグの内側にチェーンの油がベッタリと付着することはなくなります。

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最近はこんなカバーまで売っているんですね〜。ウエムラパーツで見つけて即買い。

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フロントフォークのエンド部分には曲がり防止の金具を取り付けて。

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 懐かしのストラップバンド

 

自転車を倒立で収納するため、ハンドルバーとサドルを固定する金具も装備しています。

アングル材にハンドルバーをはめ込み、ストラップバンドでガッチリ固定。

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ストラップバンドとはペダルに靴を縛りつけるためのもの。

現在のペダルはワンタッチで靴を固定できるビンディング式が主流なので、こんなバンドは必要ありません。

競輪などのトラックレーサーは靴を確実に固定する為として、今でもバンドを使っている人も多いです。

ビンディング式が世に出る前はロードレーサーであっても、もちろんバンドでした。

中学2年生の時に初めて出たレースで5位に入賞。その時の賞品がストラップバンドで、今でも記念に置いてあります。

 

このバンド、ガッチリ固定はいいのですがそれが仇になり、簡単にはペダルから靴が外れない!

信号などで止まるときは、脚を着くために毎回片手でバンドを解放して靴を外さないとならないので、実に邪魔臭かった。

靴が外せないとそのまま転倒・・・。以前はよくありました。

フランスのLOOK社が発明したビンディングペダル。感謝です。

 

サドルも同じく固定金具とバンドでガッチリ固定。

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こうやって倒立でハンドルバーとサドルを固定すると確実に安定します。

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 倒立でパックする理由

 

なぜ倒立で収納するかというと。

新幹線に自転車を積む時には、最後部の座席の後ろに隙間に置きます。

倒立でなく正立であるとすると、ハンドルバーが上になりその幅約400mm。

座席の背もたれと壁の隙間に収まらない。

倒立であると床面付近にハンドルバー来てが幅広となるので、十分なスペースを確保することができます。

それに倒立で自転車を固定する方が簡単で確実なので。

 

隙間にぴったり収納。

壁についているテーブルに肩掛けベルトを通して逸走防止とします。

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普通の輪行袋も自転車を倒立で、しかもハンドルバーを一杯に曲げた状態、つまり一番自転車の幅が細い形で収納するように縫製されています。

そのためにハンドルバーを走行時のような向きにするとバッグに入らない!

バッグの下部の布を拡張して幅広に改造して対応しました。

 

車輪をバッグの左右のポケットに収納。

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両側の車輪を起こして、ぐーっとファスナーを閉めていき完成!

内部の隙間にヘルメットや靴、サングラスなどの小物類を放り込みます。

重量増は気にせずに。

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この作業はもう長年やっているので、実に慣れたもの。

この形になるまで10分もかからなかったですよ。

金属部分が全部カバーされているの、自転車に傷がつくことはありません。

 

準備完了。

出発の時間になったので軽やかに近くのバス停まで押して行きました。

押すのは実に快適なのに、バスに載せる時はどうしても持ち上げなければならない

「なにぃ〜、どえりゃあ重てぇあがね!」

でも電車の駅は大抵エレベーターがあるので助かります。

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 遥かな東北まで電車で。

 

目的地は宮城県気仙沼市

東海道新幹線から東北新幹線と乗り継ぎます。

新幹線を最終に降りる駅は岩手県のJR一関駅。

電車だけで約1000km・所要時間5時間19分です。

自宅を出発・11時30分の阪急バスに乗り、新大阪から新幹線。

東海道新幹線ではちょっとでも寝ようと思ったのに、仕事の電話がひっきりなしにかかって来て安眠妨害やぁ〜。

予想していたことなので、通路側の席をとっておいて正解。

東北新幹線では電話もようやくかかって来なくなり、少し寝ることができました。

おかげで途中のきれいな山々の景色を見ることもなく、通過してしまった・・・。

 

飛行機で行けば仙台空港まで約1時間。

電車よりも遥かに早いのは十分わかっています!

しかし!以前に自転車を飛行機で運んだ時、大阪空港で雑に扱われるのを見てから、

「これはアカン!電車で自分で大切に運ばないと壊れたら大変や!」

と思いました。

 

 ようやくJR一関駅に到着。

 

5時間19分の電車旅ももう堪忍。

乗り鉄ではないので、飽き飽きなんやぁ〜!

窮屈な座席から解放されたものの、一関の街は真冬に逆戻りした極寒の地でした。

 レンタカーの契約を済ませてから、組み立て開始。さっむ〜!

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すぐに完了して、今回のレンタカーである「カローラ・フィールダー」に積み込み。

自転車の前輪を外し、車の後部座席に後輪から載せていくと、軽自動車であっても簡単に確実に積み込むことができます。

 

 

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シートベルトでズレどめとします。

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いつものお宿である気仙沼市の「アコモイン気仙沼

ここからさらに1時間走ります。

お宿に入る前に吉野家で晩御飯。結局21時30分に最終目的地に到着。

自宅を11時30分に出て、ゴールが21時30分。実に10時間の旅行となりました。

 

今回の出張では日曜日を3回も挟むので、しっかりとトレーニングができそう。

苦労して自転車を運んだ甲斐があるというものかな?

仕事に来ているのやらトレーニングをしに来ているのやら。

 

" MERCY " 山形市のJazzライヴ・ハウス

これもまあ出張族の楽しみの一つではあります。

各地のライヴハウス巡り。

現在出張中の山形市にもお宿の近くにjazzのライヴハウスがありました。

晩御飯を食べに行った帰りに偶然見つけて。

すごい強風と霙混じりの嵐の夜なので、食事から戻ってこの嵐の中どうしようかな〜と考えていたけど、開演の8時を過ぎるとやっぱり行きたくなって嵐を突っ切り出掛けました。

ビジネスホテル、アルファワン・山形から歩いてすぐ。

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傘が全然役に立たない強風、なんとか辿り着きました。 

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ビルの3階にあります。

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今日のライヴは地元のバンドで「シーバス・クラブ」

どんな演奏が聴けるかな〜!

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階段を上がりワクワク!

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チャージが2,000円でワンオーダー以上とのこと。

リーズナブルに楽しめそう。

扉を開けて中に入ると。

何人かのおっちゃんが座っていて、バンドは?

オーナーの奥さんと思しき方が満面の笑みで「いらっしゃ〜い!」

それに合わせておっちゃん達はそれぞれの楽器の前につきました。

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座っていたのは今日演奏する「シーバス・クラブ」の面々。

嵐の夜のために、今日はお客さんはこないかな〜と飲んでいたようでした。

このベースの方がMCで、「来ていただいてホッとしました」と。

御大レイ・チャールズも笑っています。

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自分だけのライヴが開始!

なんと贅沢なことに自分一人のためにいろんなJazzを2時間ほども演奏してくださいました!

ラテン・スタンダード・ボサノバ・モダンetc

おいしいバーボンを飲みながら生演奏、しかも自分だけのために!

ああ生きててよかった。長生きはするもんぢゃ。

至福の時間を過ごさせて頂いたことですよ。

どこもそうですが、ここのライヴハウスも自分のような出張族も多く来ているそうです。

中にはわざわざセッションの日に合わせて仕事の日程を決めて、出張して来る方もおかれるとか。

自分はおそらくもう来ることはないと思いますが、できるならSAXを持って来てセッションをさせて欲しいなぁ〜。

と練習しようという気になりましたよ。

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ピアノの方が演奏する曲を決めています。

一番年配のようで、「次にやる曲名を忘れてしまった・・・。」

しかしソロのパートはお年を全く感じさせない、とてもお達者でした。

ベースの方も珍しい5弦ベースでストロークも交えて実に心地いい音を披露。

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いきなり自転車の話に!

演奏が終わり、メンバー紹介の時にMCが最初にドラムの方のことを「この年で自転車にバリバリ乗っています」

とうっかり喋ってしまいました。

これで火がついた! えッ!ロードに乗っているんですか?と自分。

「僕も乗っているんですよ!」

そこから二人で自転車の話で盛り上がってしまって後のメンバー紹介をすることができなくなってしまった・・・。

 

やっぱり雪国なんで、冬は全く乗れないとのこと。この時期は仕方なく自宅でローラーに乗っているそう。

大阪は余程のことがないと真冬でも乗れるので、幸せなんやなぁ〜。

 

オロナミンCのホーロー看板

満ち足りた気分で階段を降りて行くと。

こんなところにオロナミンCの看板が。

これは後期バージョンで社名が大塚グループになっています。

保存状態がいいですね。

「嬉しいとメガネが落ちるんですよ!」← 知っている方はおっさん認定。

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明日は雪の中での夜勤となりそうです。

それに備えてすっかり元気をもらったようでした。

豪雪の山形県へ出張。雪景色の山形城

久しぶりに東北の山形県へ出張となりました。

出発する大阪空港はポカポカの春のような陽気。

ここと比べて彼の地はどんだけ寒いかな〜?

搭乗したJAL2235便は離陸してすぐに大きく左旋回。池田・箕面・茨木・高槻と北摂各市の上空を順番に通過して行く。

飛行機の座席はいつも左の窓側に座り、茨木上空で自宅を探します。

今日もなんとか見つけたけど、他人には絶対にわかりません。

このどこかに在ります。

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雲のうえに出ると青空がきれい。

また今日も文字通りの雲上人になりましたな。下々の者はつつがなきや?

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しばらくすると雪を被った山脈が見えてきた。長野県の辺りかな?

ここまで確認して浅い眠りに。

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しかしお飲物サービスのタイミングでは必ず目が覚める!

いつもコンソメスープをいただきます。

目が覚めたついでにJALの機内誌「SKYWARD」をパラパラと。

表紙はキューバの街並みでした。いつか行ってみたいな!

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今月号から後半部分に英語・中国語が記載されるようになったみたい。

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機内のアナウンスは英語でもされているので、機内誌も英語表示をした方がいいでしょうね。

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今日読んでわかったけど、日本航空の植木社長は京都府出身であるそうです。

趣味はF1観戦と家族との食べ歩き。

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機内放送の7チャンネル「JAL名人会」はこの頃、東京落語が多くて面白くない!

上方落語をお願いします!

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コップのフチ子さんの紹介は北京語で書かれていました。

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「おいしい山形空港」に到着。一面の銀世界となっています。

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着陸するとすぐに翼の上部にあるフラップがバタン!と立ち上がる。

こんなんでブレーキになるのかな?と思っていたけど、これは浮き上がろうとする翼の揚力を抑えるためのものでした。

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逆噴射も終わり、速度が落ちるとまたバタン!と戻る。

飛行機のプロである娘婿のしょう君から色々と教えてもらえます。

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手荷物の回転台には売り出し中のお米「雪若丸」の俵が鎮座している。

さすがに「おいしい山形空港」これも美味しそう!

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空港ビルの外に出てみると。思ったほど寒くなくて助かった!

春のような日差しがあり、雪国らしい本格的な雪囲いももうすぐ役目を終えるのかな?

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ところが、空港の駐車場はものすごい雪!

山形空港のレンタカーは自分で駐車場まで歩いて行って乗り込みます。

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いつもは多くのレンタカーが置いてある場所は雪捨て場と化してした。

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今回の借りる車は「トヨタシエンタ

人も荷物も多く積めて重宝するので、出張の時は各地でいつも借りています。

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空港を出ると一面のさくらんぼ畑。

今は完全に冬枯れとなっているけど、6月ごろには名物の「佐藤錦」がたわわに実ります。

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先日来の大雪の名残があちこちに。

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コインパーキングも雪に埋もれています。

停められへんやないかい!

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幹線道路はキレイに除雪されていて、あんまり不便はなさそう。

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ショベルカーがダンプカーに雪を積むために待機しています。

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大阪ではまず見られない光景。

どこかに捨てに行くのでしょうな。

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今回のお宿「アルファワン・山形」駐車場。

除雪はあまりされていないので、ホテルのロビーに行くまでに靴が水浸しになってしまった。

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お宿に入った時間が早く、せっかくなので「山形城」を見に行きます。

歩道にはまだまだいっぱいの雪。

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どんだけ降ったんや!

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山形城は別名「霞城」なんて読むのかな? かすみ城? か城?

Kajo やっぱり「か城」でした。

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東北だけあって空気が澄んでいるのか、雪が汚れていません。

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お堀は空掘のようで、雪に埋まっている。

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1356年 正平11年の築城。

姫路城よりも大きい、235万平方mにも及ぶ広大な城郭であったようです。

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高麗門の夕景。

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 扉は開いているけど橋の手前で柵があり、中は見学できないみたい。

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石垣だけを残して、往時の建物は何も残っていないようでした。

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初代城主・最上義光銅像

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夕暮れのお堀が絵のように映えていました。

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明日からの仕事の現場は積雪が4mにも及ぶところであるとのこと。

どうなることやら・・・。

テーブルグリル・ピュアを買いました。

 

PRINCESS「テーブルグリルピュア」

 

最近人気の白いホットプレート。

大阪の「ららぽーとエキスポシティ」内にある雑貨屋さんで見かけて、ずっと気になっていました。

ホットプレートにしてはちょっと高めの2万円ほどの価格なので、どしようかな~と。

こんなオシャレな「鉄板」が肉を焼いたら美味しくないはずがない!

テーブルで手軽に焼きたてが食べられる!

実はアイリスオーヤマでも同様の商品があります。

そちらは6,000円ほどと、プリンセスの1/3程度の価格で買えるのですが、今までにいろんな買い物をするときに価格をちょっとケチったために散々失敗している!

3倍の価格差にはきっとそれなりのものがあるだろう! とプリンセスの導入を閣議決定しました!

デザイン家電と銘打っているだけあり、テーブルに置いているだけで「インスタ蠅」しまくりそうです。

 

品質は安心できるか?

 

買う前に色々と調べてみましたよ。

ホットプレートの本体はアルミ製。それにセラミックコーティングが施されている、このセラミックは剥げることはないか?

この点がいちばん心配であったので、わざわざ日本の代理店にまで問い合わせをしました。

その回答は、コーティングなので剥げることはないとはいえないとのこと。

なるほど。そりゃそうだ。

繰り返し高熱を加えては冷ましての連続なので、コーティング処理には厳しい環境でしょう。

本体がセラミックの無垢材であればいいのでしょうが、それでは熱伝導とか強度とかに問題があるのでしょうかね。

では表面はデリケートなものと心得て、傷を付けたりすることが無いように気をつけて使おう!

と久しぶりにワクワクしながら potti!

どこの通販でもそうですが、いつもながら配送の早いこと! 夜中に発注して翌日の昼前には届きましたよ。

Amzonさんありがとう!

買った感想は。

良かった!買ってよかったと絶賛思い中!

 

開梱の儀

 

外箱もなかなかスタイリッシュ!

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開梱の儀式を厳かに。オランダ王国謹製であります。

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はるばる太平洋を越えて日本は大阪府茨木市にまで届けるだけあり、厳重な梱包が為されています。

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同梱品一覧

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右側にある黒い物体はiPhoneではなく、プラスチック製の付属の油受けです。

白いものがプレート本体。真ん中に長穴があり、余分な油はここから油受けに落ちるという段取りになっとります。

竹製のへらが6枚付属。こんなに必要なんかな?

 

組み立てると。

組み立てるといっても、木枠に乗せてコントローラーを本体にさしこむだけ。

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木枠の材質は「竹」

白いプレートに良く合います。

木枠は木工製品。使ってみて使い勝手がよくなかったりしたら、自分で改良品を作ろうかな?なんて考えています。

プレート全体が緩やかな弧を描き、中央に油が流れやすいようになっている。

 

 油ハネ注意

 

セラミックコーティングなので油はあまり飛び散らないかなと思っていたけど、脂肪分が多い肉などはダメでした。

ハネるときは盛大に飛び散るので、下には必ず新聞紙を敷く必要があります。拘るのなら同じ新聞紙でも英字新聞なんかを敷くとおしゃれかな?

 

初めて使ったときに、そんなことになるとは思っていなかったのでテーブルには何も敷かず、天板にはしっかりと本体の型が付いてしまった。

 

流動物には「壁」を

 

真ん中の長孔は油を落とすのにはいいけど、緩やかにカーブしている分食材も落ちやすい。

特に目玉焼きなど、流動性のあるものを焼くときは要注意になります。

そういう時は「壁」を作って流れを堰き止める!

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これでまあ大丈夫です。

でも、壁になるような適当な食材がない場合はちょっと不便。

そんな時のために、発売開始から2年で5万台を売ったった!記念として、蒸し焼き用の蓋と油落としの孔を塞ぐためのリッド&ストッパーが発売されました。

シリコン製でこれがあれば簡単に穴が塞げて、蓋は野菜の蒸し焼きなどに良さそう。

 

簡単チーズフォンデュ

 

届いて以来、ほぼ毎日なんでも載せて焼いています。

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市販の安いピザでもこれで焼くといい具合にチーズが溶けてうまい!

特に美味しいのがカマンベールチーズを使った極簡単!チーズフォンデュ

丸いカマンベールチーズの上部を切り取って、そのまま載せる。

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プレートのどこに置いても均等に熱が加わります。

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中のチーズが溶けてきたところに食材を付けて、手間いらずのチーズフォンデュ

こぼれたチーズはこびりつくこと無く、ぱりぱりになり香ばしいチーズ煎餅になる。

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プレートの横幅が60cmほどもあり、どんどん焼けるので大勢で食べる時にも余裕で対応できます。

コントローラーには Min  Mid  Maxと大雑把に3段階の温度設定があるものの、実際にはMidまでで十分。

ほとんどがMinとMidの間くらいで事足ります。

もちろんサーモスタットがあるので、設定温度になれば電源が切れて省エネにも。

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朝の忙しい時間でも簡単にあたたかいものが美味しく食べられて、久しぶりに買ってよかったと思えるものでした。

 

もっと詳細についてはメーカーのHPをどうぞ。

いろんなレシピも載っています。

 

PRINCESSホームページ

奇跡の一本松  岩手県 陸前高田市 震災の遺構

 

宮城県に出張

 

宮城県気仙沼市に来ています。

もちろん仕事で。

日曜日になり仕事はお休みではあるけれども、往復63,000円の飛行機代がかかるのでおいそれと自宅に帰る訳にはいきません。

仕方なく、異国の地で暇な一日を過ごすことに。

 

ビジネスホテルの狭い部屋にいても息が詰まるので、東日本大震災の大津波に耐えた「奇跡の一本松」を見に出かけました。

石巻市の「がんばろう!石巻」の大看板とともに震災の遺構として一度は見ておきたかったものです。

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 甚大な被害を受けた陸前高田市

 

所在地は宮城県との県境にある岩手県陸前高田市

街の中心部が震災で壊滅的な打撃を受けました。

震度6の大地震とマンションの4階にまで達する18mにも及ぶ大津波

胸が痛くなりますね。

 

気仙沼市からは車で国道45号線を北上、40分ほど走ったところにあります。

朝はゆっくりと起きて出発。東北地方の1月末なので、非常に寒い。道路沿いの温度表示は「0度」でした。

でも晴れていて日差しがあるので、体感温度はそれほどでもなく。

 

渋滞もなく無事に到着。

広い駐車場があり、物産店やカフェがありました。

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駐車場は「一本松茶屋」という名前。道の駅のようになっています。

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水沢・一関・遠野。

道路標識には見慣れない地名が並んでいて、遠くまで来たなぁ〜。

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あたりは一面の更地となっていて、日曜日というのに造成工事が続いています。

一日でも早い復興を!ということでしょう。

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 一本松までは歩いて15分くらい

 

車を停めて歩いて現地まで。

一本松まではちょっと距離があり、ゆっくり歩いて15分ほど。

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バス停もあります。

実はバス停ではなくBRTの停留所。

BRT(バス・ラピッド・トランジット)とは、専用の道路を走るバス路線のこと。

震災でJR大船渡線が壊滅したあと、線路があった部分を道路にしてバスを走らせています。

気仙沼市ではドラゴンレール大船渡線として走っています。

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平成27年から運用している、鉄道会社の駅ということになります。

本来の鉄道が復旧すれば撤去されるのでしょう。

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仮設ながら一本松までの順路は整備されています。

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延々と歩きますよ。

気温は0度で突き刺すような寒さではあるのに、スキー場にいるように空気が澄んでいてとても気持ちがいい! 

深呼吸をすると体内が浄化されるような感覚になります。

今日は快晴で良かったけれど、これが雨とか雪なら15分歩くのはちょっと無理かも。

夜間はライトアップされているみたいですが、この時期は極寒で真っ暗であかんでしょう。

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向こうの方に見えて来ました。

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順路の途中には地震が来た時の緊急避難路の案内がいくつも。ちょっとした緊張感があります。

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大回りしながらも、もう少しで着くみたい。

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 奇跡の一本松と対面

 

巨大な防波堤を背景に見えて来ました。

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なにやら崩れた建物もあります。

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説明板も備え付けられています。

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たどり着きました。

この辺りは高田の松原として有名で、防潮林でもあった松並木の約7万本もあるうちの数本だけが残った。

あの大津波によく耐えたもの。他の多くの松の木は高さ1mくらいで破断されて吹っ飛んだようです。

しかしやはり塩害にやられて立枯れしてしまった。

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向こうに見える崩れた建物は「陸前高田ユースホステル

震災の前から休業していたので人的な被害はなかったそうで、不幸中の幸いか。

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ヒョロ松くん

 

やなせたかしさんが描いた「ヒョロ松くん」のオブジェ。

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やなせたかしさんが「奇跡の一本松」をモデルにして描いたイラストを基に製作しました。

東日本大震災の大津波に唯一耐えた松の木に深く感銘したやなせ氏から、塩害により枯死した一本松の保存整備の為の「奇跡の一本松保存募金」に多大なご支援をいただきました。

また一本松から接木をして生まれた四本の苗木はやなせ氏に命名していただき、現在も大切に育てられています。」

と銘板に記されています。

 

 

一本松についてWikipediaから転載します。

「奇跡の一本松(きせきのいっぽんまつ)は、岩手県陸前高田市気仙町の高田松原跡地に立つの木のモニュメントである。

太平洋につながる広田湾に面した高田松原(以下「松原」と略記)は、350年にわたって植林されてきた約7万本の松の木が茂り[3]陸中海岸国立公園(現三陸復興国立公園)や日本百景にも指定されていた景勝地であったが、2011年平成23年)3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震による津波の直撃を受け、ほとんどの松の木がなぎ倒されて壊滅した。しかし、松原の西端近くに立っていた一本の木が津波に耐えて、立ったままの状態で残ったことから、この地震津波東日本大震災、以下「震災」と略記)が陸前高田市のみならず広く東日本の太平洋沿岸地域一帯に甚大な被害をもたらした中にあって、この木は震災からの復興への希望を象徴するものとしてとらえられるようになり[4]、「奇跡の一本松」や「希望の松」などと呼ばれるようになった。

震災後、この木を保護する活動が続けられたものの、根が腐り枯死と判断された。その後、震災からの復興を象徴するモニュメントとして残すことになり、幹を防腐処理し心棒を入れて補強したり枝葉を複製したものに付け替えたりするなどの保存作業を経て、元の場所に再び立てられている。この作業には多額の費用が投じられたこともあって、保存の是非を巡っては賛否両論が巻き起こった。」

 

ということで、すでに枯れてしまった松をオブジェとして残すために1億5千万円かけて再生しました。

平成25年の完成当時はかなりの批判もあったようです。

それだけの金があるなら復興にまわしてほしいとか。

部外者がいうことではありませんが、復興のシンボルとしては十分に意義があると思いますよ。

その保存にかかる費用も全て募金で賄ったとのこと。

国内のみならず、海外からも多くの募金が集まったようです。

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松の木を9本に分割して、心棒を通し樹脂で固めたサイボーグとしてまた立ち上がりました。

葉の部分は造花となっています。

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写真もたくさん撮り、しっかり目にも焼き付けて引き返します。

次に来るときにはすっかり復興が終わっているように願いながら。

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街があったと思われるところ。

どんな街が新たにできるのでしょうか?

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 海鮮うどん

 

一本松茶屋の中にある「和cefe つるや」

マスターお勧めの「海鮮うどん」をいただきました。

大量に入っているワカメの香りがそそる!

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ワカメは三月に収穫ですが、その前に「間引き」をする。

その間引きをしたワカメを使っているとのこと。

これはワカメ農家かその親戚しか味わえないもの、であるそうです。

確かに。ホタテも入っていて病みつきになるくらい美味い!

WoddyでJazzが流れる店内。

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また是非来たいもの。

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旨そうなラーメン屋さんもありました。

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 カフェ K-port  落ち着きましたよ

 

震災の悲惨な写真や記事をいっぱい見てちょっと疲れた。

気仙沼市に戻ってカフェを探して行きました。

気仙沼港のフェリー乗り場の前にある「K-port」という小さなカフェ。

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 靴を脱いで店内へ。これだけでも嬉しい。すぐに靴を脱ぐ癖があるもので。

ブレンドコーヒーの苦味がうまかった。

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メニューの冊子

美味しそうなスイーツがいくつもあり、そのためか店内はほとんどが女性のお客さんでした。

久しぶりにゆっくりした日曜日。

カフェで落ち着いて本を読み、明日からの電源をチャージしましたよ。

何日持つかわかりませんが。

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明日は数年に一度の大寒波が来る模様。

ここら辺りは大雪になるでしょう。

 

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