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第4回目の香港旅行 やっぱり忙しい その2 北角にチェックイン編

 

 

今回の旅行の行程

 

 いつものように行きたい所をリストアップ。

・飲茶(添好運点心専門店・北角分店)

・太古城(高層アパート)

・蘇豪(SOHO)地区のオープンテラスカフェ

・その他・・・。

 

などなど20ヶ所以上も出てくる出てくる!

いくら欲張っ他ところで、全部巡ることは到底無理であるのはわかっています。

その中でも太古城の高層アパートの写真を撮ることと、蘭桂坊のオープンカフェは最低限抑えたいなと考えました。

実は、前回に行った時に次の計画を立てていたのでした。

それは、次に行く時にはオープンカフェで街行く人を眺めながら、のんびりとバーボンウヰスキーを飲もうかな?なんてね。

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 20ヶ所以上も行きたいところがあるのに、そんな悠長なことをしててどうするんや!

と天の声が。

どう考えても、そんな落ち着いた旅行はまだまだ無理であったのでした。

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空港特急で香港駅へ!

 

空港から離脱。

先ほどのオクトパスカードを使って空港特急へ。

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いつも空いていて実に快適な空港特急(エアポートエクスプレス)

空港〜香港駅を24分で結びます。

 

機場站を出発。

前席の背もたれ部分に充電用のUSBソケットが付いていました。

24分間あればだいぶ充電できるでしょう。

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早くて快適なことはいいけれど、そんなに急いでないのならバスで香港島まで行くという方法もあり。

エアポートエクスプレスの料金は100香港$≒1,400円  所要時間24分

対してバスはいろんな路線があり、だいたい40香港$≒560円  所要時間60分

こちらは快適な2階建てバスで、景色を楽しみながら約1時間で香港島へ。

 

空港特急では香港駅が終着なので、そこからはトラムか地下鉄に乗り換えて目的地まで行く必要があるけど、バスなら九龍や香港島の各地に直接行くので、泊まるホテルの近くまで行けば便利です。

目的地までの乗り換えの時間を考えると、バスでもそう変わらんかな?

ということに日本に帰ってから気がついたのでした。

 

やっぱり大雨

 

香港駅に到着。

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駅は地下にあるので外の様子はわからないけど、みんな盛大に雨粒をこぼす傘を持って歩いている。

やっぱりまだ大雨か。初日からツイてないな・・・。

ホテルのある「北角」までそのまま地下鉄で行くことにしました。

ホントならトラムで街の眺めを楽しみたかったけど、乗り場に行くまでにずぶ濡れになる模様。

乗っても窓を開けられないし、クーラー無しの車内は暑そう・・・。

 

MTRの柴灣行きで香港島で一番の庶民の街・北角へ。

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来る前から雨が降ることはわかっていたけど、持っている傘は折りたたみの簡単なもの。

大きい傘は機内持ち込みができないので、現地で買おうと考えていました。

地下街で探すけど、こちらにもある無印良品やコンビニはどうも値段が高い。

これは地上に出てから露店で買ったほうがいいな!

と、とりあえず北角の街へ。

 

北角(North Point)は面白い街

 

地上に出ていきなりのペンシルマンション。

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独立峰のように屹立していて、見たところ27階建。

1階あたり2軒あるようで、それなら54世帯が入居している。

地べたの占有面積は100平米くらいなので、33坪に54軒!

ものすごい高効率!

香港には地震がないヨ!と割り切った潔さがいいね!

こちらに来る直前に経験した、大阪北部地震クラスでも甚大な被害がありそう。

やっぱりところ変われば場所変わると言ったもので。

 

 気のいいおばちゃんのお店で、雨傘と濡れてもいいようにとサンダルを買う。

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傘は1本150円くらいで、サンダルは500円くらい。

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おばちゃんがお釣りを返そうと、ここの主人と思しきおっさんに小銭を渡すとおっさんはその中から硬貨を何枚かクスねやがった!

しかも見ている前で! 10円か20円くらいだけど、思わず笑ってしまった。

 

別の露店で孫の「航大くん」にタンクトップを。

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これは見逃せない!

フォルクスワーゲン Type-2  64年式  15Wでした。

値切らなかったので、350円くらい。

消費税が無い分、日本よりも少し安いかな?

実はこれはコピー商品。

本物のこの柄のカーテン生地がウチにあります。

ライセンス生産なので本物のVWのマークが描かれていて、mあたり数千円・・・。

 

雨の露店街もまたいいもので、いつもの騒々しさはあまりなくなんとなく静かでした。

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全く似合わないGRAND VIEW HOTEL

 

荷物を置くためにホテルへ。

北角のど真ん中にあるGRAND VIEW HOTEL

前に来た時に見つけて、次はここに泊まりたい!と思っていたところでした。

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色々と英語でまくし立てられましたが、なんとかチェックイン完了。

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部屋は広く、清潔。北角にあるとは思えない!

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水しか使えないけど、キッチン付き。

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 エアコンの温度設定はなんと約6度。 

真冬か! もちろん摂氏。

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汗はいっぺんに引いたけど、 部屋中の金属部分が凍っていました。

 

部屋から見える向かいの住宅。

どこからどこまでが一区画なんかな?

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探検してみたい!

こんな猥雑な街に全く似合わないいいホテルでした。

 

そうこうしているうちに雨は止んで来て、街中を散策することに。

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おいしそうな北京ダックがあちこちで売られている。

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そのまま食べられるんかな?

 

 雨の日はトラムは間引き運転でも無いと思うけど、いつもはひっきりなしに来るトラムが今日は全然こない。

雨で渋滞が激しいか?

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北角と反対側のKennedy Townまで行ってスタバで休憩。

お弁当のようなサラダがありました。

その他は日本と全く同じ! コーヒーの味も同じ!

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100萬$の夜景へ!

 

雨はすっかり上げって、晴れ間が見えて来た!夜景に期待が高まる。

MTRで中環の駅。

K1が最寄りの出口となります。

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地上に上がるとあちこちに案内看板があって。

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まず迷うことはないでしょう。

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電飾満載のトラムが

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乗ってみたい!

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ピークトラムの乗り場。午後9時ごろ。

シンフォニー・オブ・ライツがすでに終わっている時間なので、人のピークも過ぎたかな?

いつもは何十分待ちの大行列が、今日は全然並んでいない。

この時間に来るのがいいらしい!

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少しも待つことなく、そのまま乗り込めました。

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山頂駅で降りてさらにエスカレーターで登っていく。

最上部のピークタワーは730円くらいの入場料金が必要だけど、必ず登らないと!

景色が違う!

ぐるぐるとエスカレーターで。

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Hard Rock Cafe HONG KONGの出店がありました。

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ようやく最上階の展望台へ。

いつもはほとんど曇り空で、きれいな夜景が見えることはあまりないらしいけど、今日の大雨が埃を流したか、前回に続き素晴らしい眺めが楽しめました。

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遠くに九龍ピークの灯りが見えている。

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この辺りの高層マンションはナン十億円するのでしょうかね?

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やっぱり展望台は鈴なりでした。

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一角を占有して有料の記念写真を撮っています。

カメラはNikon 850Dでした。

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やっとビクトリアピークまで。

香港の夜はまだまだ to be continued!

 

第4回目の香港旅行 やっぱり忙しい その1 入国編

 

どうしても忙しくなる模様・・・。

 

4回目の香港に行って来ました。

さすがに4回目ともなると主要なところはもう見尽くして、ゆっくりと観光ができるかと思いきや、また相変わらず忙しい行程になってしまった・・・。

今回は夫婦二人に加えて33歳になる息子が同行したことも忙しい要因となりました。

息子は初の海外旅行で、当然初めての香港。

初香港であるならば見るべきところはキッチリと抑えたかったので、普通の観光ガイドにあるところは一通り計画しました。

今回は2泊3日の行程で、お宿はしっかりとしたホテル。前回に泊まったホステルも面白かったけど、今回は一番ディープな北角に泊まりたかったので。

 

飛行機はもちろんピーチアビエーション。

搭乗券には「おおきに」(OOKINI!!)の文字が。

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いつもどおり関空の片隅にある「倉庫」から出発しました。

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海外旅行の必需品「wifiルータ」関空にあるイモトのwifiでレンタル。

当日の朝に契約しましたが、前もって予約しておいたほうが少しだけ安くなるようです。

料金は4G LTEで ¥1.580/日 ちょっと高いけどやっぱり3Gよりも4Gのほうが早くていいかなと。

料金プランはこちら ↓

www.imotonowifi.jp

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内容物はこんなものでした。

ルーター本体と電源変換アダプタ、3口タップ・充電用マイクロUSBケーブルなど。

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以前に借りたときはバッテリーの容量が少なく、3時間くらいで切れていたものが今回は13時間は持つとのこと。

確かに以前のタイプよりもふた周りほども大きくなっています。

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現地では問題なくすぐに接続完了。

さすがに大容量のバッテリーだけあって、日中は起動しっぱなしで一日持ちました。

 

いつものピンク色の機体 AIRBUS A320-200型に乗り込みます。

2500km(1550マイル)のかなたにある香港まで出発!!

日本の最北端の宗谷岬から、南の果ての沖ノ鳥島までの距離は約2800km。

日本の全長よりも短いのか・・・。

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予想通りの雨

 

香港国際空港までの約4時間。

今回は桂米朝師匠の上方落語「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を久しぶりに全編聞くうちに眠りの底に。

亡者たちが六道の辻に差し掛かった辺りまでは覚えています。

到着前、機長のアナウンスで起されると現地は雨とのこと。現地の天気予報を事前にチェックして予想はしていたものの折角の香港、いきなり雨とは。

 

気ぃ悪いっちゅうねん!

 

曇り空でも降ってなかったらいいのになあ~と淡い期待。

で、空港はやはり大雨。4回目にして初めての雨。

空港のガラス張りの天井には猛烈な勢いの雨粒が叩きつけていました。

南国のスコールは桁が違う・・・。

空港内は空調が効いて涼しいけど、この大雨の中一歩外へ出るとどれだけ蒸し暑いことか。

 

現地の通貨はcitibank

 

入国審査も無事に済ませて、いよいよ香港へ

ネイホウ! ここを出るともう香港!なんとなく八角の匂いがして来そう。

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早速に現地の香港$を手に入れます。

出て左側に少し歩くとcitibankのATMが。

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ここの機械は日本語表示ができて操作に迷うことがなくオススメ。

日本でデビットカードに必要な金額を入金しておいて、ここで引き出すという秘技を使いました。

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いろいろな為替レート

 

為替レートについて

いろんな所にある両替所の表示板には各国の通貨とwe buy・we sellと表示があり、小数点以下が多い数字が並んでいます。

We BuyとWe Sellとは、

We Buy: 日本円から香港$へ「日本円を買うよ!」
We Sell:  香港$から日本円へ「日本円を売るよ!」

JAPANの欄にはWe Buyで0.07170とか、わからん数字が。

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スマホを使ってのレートの換算は1香港ドル=14.5円とか分かりやすいのに、これはどういうことや?

と最初は戸惑いました。

 

この計算の仕方は

日本円から香港ドルに両替をするとき 1 ÷ 0.07170 = 13.9円

約14円/香港$とおなじみの数字になりました。

例として、

1,000円を100香港$に両替をする場合 

1,000 × (We Buyの数字) 0.0717 = 71.7香港$となります。

逆に帰国するとき手持ちの香港$を日本円に両替すると

100香港$を日本円に両替する場合

 100 ÷ (We Sellの数字) 0.8180 = 1,222円になります。

 

このレートは両替商により実にまちまちで、よく言われる重慶大厦(チョンギンマンション)の奥深くにある怪しげな両替商は確かにいいレートになっているようです。

でも空港から遠く離れた九龍の尖沙咀にある重慶大厦まで、途中どこにも寄らずに最低限の交通費だけを持って最初に行くのも面白くない。

そう思って空港内のcitibankのレートで手を打ちました。

あとで重慶大厦の両替商のレートを確認するとあまり変わらない数字であったので、まあよかったかな。

 

超絶便利! オクトパスカード

 

両替も済ませて現地通貨を確保したら、なにをおいてもオクトパスカード

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空港とか地下鉄の駅のどこにでもある「客務中心」で買えます。

アジアの国々ではかなり普及しているICカード

現金をチャージしておくと地下鉄やトラムなどほぼすべての乗り物で使えて、コンビニやスタバなどの支払いにも使えるこのカードは、日本でいえばSuicaPiTaPaのようなもので、ものすごく便利!

外国では普通のことなのでしょうかね?

帰国するときに希望すれば残額を払い戻してくれます。

前回に来たときのオクトパスカードを返さずに持っていたので、両替した現金をチャージしました。

中国発の銀聯カードではデビットカードから直接チャージすることもできるようです。

 

やっとお昼ご飯に

 

なんやかんやしているうちにすっかりお昼を回っている。

外は相変わらずの豪雨が続くけど、腹が減って来たよ。

ちょっと待てば大雨は止んでくるかな? と空港内で昼食をとるとこに。

以前に食べたミシュラン1つ星の雲呑麺の名店・何洪記粥麺専家は長蛇の列ができていた為に諦めて、空港特急乗り場の近くにある以前に食べておいしかった阿鴻小吃に。

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待っている間メニューを眺めていると。

何人もの人が食べている四角いお皿に入った焼きそば(?)・チャーハン(?)の写真が載っていない。

量も多くて一番おいしそうなのに。

席に案内されてから、横の席の人が食べている焼きそば・チャーハンはどこに載っているか?と聞くと、なんとメニューには載せていないと。

なんで?? 一番人気に見えるのに。

それではこれと同じものを、と横の人の料理を指してオーダー完了。

ちゃんと出てくるかな?

 

果たして間違いなく出てきました。

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量も味も見たとおりで申し分ないけれど、ちょっと薄味。

テーブルに置いてある「ラー油」をつけると実においしくなりました。

これはラー油であると思うけど。

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こちらの爪楊枝は両端とも尖っていて、そしてしなやか。

なかなかいいものでしたよ。

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お腹もふくれて、さあこれから香港のカオスの只中へ!

2泊3日・駆け足の旅の始まり!

葉祥明阿蘇高原 絵本美術館

葉祥明阿蘇高原 絵本美術館を訪問

熊本県での震災復旧工事の休日に、柄にもなく葉祥明さんの美術館を見に行きました。

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入り口に置いてあった犬小屋。

これはかわいい! このデザインはいただき! 

おなじものを作ってみます。屋根の色はこの青色と赤色もいいかな。

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阿蘇の中腹にあるこの美術館は、建物が絵本そのもののように美しい!

ぜひともカメラに収めたいと以前から思っていました。

もう帰る日が近づいてきたので、なんとか時間を作って行くことができて念願がかなうことに。

 

このかわいい建物の中は葉祥明さんの絵本などを販売しているショップと、絵画の原画を展示している展示室に分かれています。

 

展示室。

撮影禁止とは表示がなかったので、撮ってもいいのかな?と

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弟である葉山祥鼎(はやま しょうてい)さんの原画も展示されていました。

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この辺りにはこの時期になると青い蜜蜂(ブルービー)が飛んでくるそうです。

学名:ルリモンハナバチ

朝に飛んで来て、夕方にはどこへともなく帰っていく。

日本ではここにしかいないそう。

一匹くらいは見られるかな?と探したけど、残念いなかった。

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広大な散策路へは展示室から出入りします。

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広大な散策路

 

涼しい高原に散策路が広がっています。

何ヘクタールあるものか?とにかく広い!

絵本の世界がそのまま置いてあるようです。

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振り返って本館を。

残念ながら曇り空でした。

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どこを撮っても絵になります。

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 このベンチで昼寝をするとどんな夢を見るかな。

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なんとも涼しげな緑がいっぱいの高原です。

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たまにはこんな現実から離れたところに来ないとね。

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長年の願いが叶い、満足でした。

もうちょっと晴れているともっとよかったけど。

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濃い〜かったやもめ生活。

 

やもめ生活がやっと終焉へ!

 

熊本県での1ヶ月に及ぶ「やもめ」生活もいよいよ終わり。

別名を自転車競技熊本強化合宿と言うそうです。

震災復旧工事の当社の担当分が一段落してやっと引き上げることになりました。

思えば5月の連休明けからず〜っと、熊本県に滞在。1ヶ月間でした。

全国に出張に行くけど、その期間は今までは長くて1週間程度。

こんなに長期間行きっぱなしというのは初めての事になります。

食事に関しては毎日自炊して、あげくには昼の弁当も作るまでに。

料理のスキルもちょっとは上がったみたい。

 

自転車のおかげで濃い日々を過ごす。

 

キャスター付きの輪行袋が禁止されたので、自転車は普通の輪行袋で新幹線に載せて持って来ました。

最近の輪行袋はこんなに小さくパックできます。

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飛行機に乗せるとわずか1時間で熊本空港に到着するけど、手荷物で預けた自転車が壊れる可能性が約120%。

仕方ないので新大阪から熊本駅まで4時間かけて大事に運ぶことに。

 

頑張って自転車を持ってきたおかげで、実に濃い毎日でした。

各地に自転車のレース仲間がいて、こちら熊本県にも。

地元のチームのLINEに参加させてもらい、日曜日のたびに連絡を頂いて朝練習。

このチームのリーダーの方は九州で一番の眼科の名医であるそうです。

 

朝6時に集合! 

早朝が致命的に弱い自分には朝5時に起きること自体がハードトレーニングでした。

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練習コースの途中、「ナルシストの丘」という有明湾を挟んで対岸に長崎県島原市普賢岳を望む絶景ポイント。

熊本市内から近く眺めがいいので、サイクリストとバイクライダーが大勢集まっています。

晴れた日には夕日がすごく綺麗とのこと。

 

向こうに見える普賢岳に大火砕流が発生してからもう27年にもなるようです。

4年後くらいであったか、復旧工事で現地を訪れたときには、火砕流の余波が残っており、何かあればいつでも避難できる体制で工事をしたことを思い出します。

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そんな大災害があったとは思えない絶景を眺めて小休止。

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年のうち何度もないような最高の天気で、実に気持ちがいい!

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これからまだまだ走ります。いくつも峠を越えて行く達者なコース。

皆さん40歳オーバーでありますよ。

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今日の目的地はパン屋さん。

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美味しいパンを戴きながら、楽しい話題は尽きることなく。

走った時間よりも長く居たような気が。

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皆さん、実に豊かな自転車ライフを楽しんでおられます。

ガンガン走って目的地に着くや否や、此処を先途と帰ってくるだけがロードではない!

休憩なしで琵琶湖一周260kmなんて狂気の沙汰か?

こういう風に走る先に何か楽しみを設定することが大事なんやな〜と、よくわかりました。

イラチな大阪県人には見習うことばかり。

 

このナルシストの丘のコースはとても気に入って、仕事が終わってからも何度も走りに行きました。

その他にも仮住まいマンションの近くにいいアップダウンコースを見つけて走ったり、水前寺公園までサイクリングをしたり。

大阪にいる時よりもよく走ったようです。

長期の出張という単身赴任状態で、仕事だけでは嫌になるけど自転車があったおかげで楽しく過ごすことができました。

 

なんと、送別会を開催していただく!

 

皆さんとは何年も一緒に走っているような気がしていたのに、もうお別れをしなければならない。

ところが嬉しいことに送別会を開いていただくという、自分はなんという幸せ者か!

この楽しげな雰囲気! 

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朝練習でご一緒していただいた方々が集まって頂きました。

ここでも楽しい話は尽きなくて、予定時間はあっという間に終了。

 

先日自転車でコケたので、N山さんから自転車のお守りを頂きました。

熊本県上益城郡にある「浮島神社」が製作している特製のお守り。

www.ukishimajinja.com

こちらの神職の方がサイクリストで、「自転車のお守りはありませんか?」と多くの自転車仲間から問い合わせを受けたことで、製作することになったという。

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ツール・ド・フランスの山岳リーダージャージ「マイヨ・ブラン・ア・ポワ・ルージュ」の水玉模様をデザインしたもの。

クライマーを自称する自分には何よりも嬉しいものでしたよ。

この他にも「マイヨ・ジョーヌ」や「アルカンシェル」、「マリア・ローザ」などもあるようです。

N山さん、ありがとうございました。

これを自転車に着けて二度とコケないようにします。

 

着けてみました。

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水玉模様がかわいい!

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通潤橋までロングライド

 

このチームを紹介していただいたF島さんは実に多才な方で、先日ギター弾き語りのライブコンサートを開かれました。

会場はチッポリーノという通潤橋の近くにあるパン屋さん。

当日はF島さんの愛車「テスラ」で来ました。(超高級車!)

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ここの若オーナーもサイクリストで、開業30周年記念の自転車仲間としてのライブコンサートでした。

お祝いの花束贈呈。2代目のオーナーです。

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F島さんは「ゆず」のナンバーのハイトーンを難なくこなす、素晴らしい歌唱力!

すごく「張り」のある声で、ギターの腕前も立派なものでした。 

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 大成功!! 愛用のギター「S-yairi」が光っています。

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このライブコンサートのお礼も兼ねて、チッポリーノまでロングライド。

行きはほとんど登りなのに、スプリンターであるはずのF島さんは山道でも速い速い!ついて行くのが精一杯でしたよ。

国道445号線の登り坂程度は坂のうちに入らないようでした。

ツールド沖縄の連勝は伊達ではない!

 

帰りには大好きな建造物である「通潤橋」に立ち寄りました。

この見事な造形美を見るのが好きで、訪れるのはこれで3回目となります。

震災で石垣が崩れて、その復旧工事が順調に進んで一般公開が間近という時に、また上部で原因不明の石垣崩落が発生。公開が更に遅れるという悲運。

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最後に通潤橋を見るという楽しいロングライドで、熊本強化合宿は無事に終了しました。

F島さんにはお世話になりっぱなしで感謝は尽きません。

 

出田眼科病院自転車部の皆さん!

大変にお世話になりありがとうございました。

短い間でしたが実に充実した毎日で、最高の思い出を作ることができました。

大阪の地でも皆さんのLINEの連絡を楽しみにしております。

朝5時30分集合!とかいう凄まじいLINE。

皆さんに負けないようにトレーニングに頑張ります。

 

ぜひ大阪にもお越しください。琵琶湖一周や淡路島一周をご案内します。

ありがとうございました。

いつの日かまた皆さんと走れることを夢見て。

 

熊本県に長期で出張。やもめが熊本城を見学。

 

初の1ヶ月オーバーの出張、マンスリーマンションに住む。

 

熊本県の震災復興の工事で、1ヶ月間以上の出張となりました。

今までの出張は長くて3週間程度。

それが今回はちょっと手間のかかる工事なので、1ヶ月を超えての作業となります。

1ヶ月以上も一人暮らしをするなんて初めてのこと

むさ苦しさ満点の「やもめ」になってしまった・・・。

この頃は自炊に目覚めたので、しっかりと料理ができるようにと宿泊先はいつものビジネスホテルではなく、「マンスリーマンション」を探しました。

色々吟味した中で条件が良さそうな物件を見つけ、契約・入居。

キッチンがあることは勿論のこと、今回は自転車を持って行くので1階でないと無理!

洗濯機があることも重要な要件でした。

 

こんな部屋。

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見た目は綺麗ですが、築30年ほどなのでまあそれなりです。

角部屋のため窓が二面にあり、これは快適。

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自転車を持って来て部屋の中に置いているために、部屋にいるときはずっと眺めていられることがGood!

LOOK 695 はカッコエエなぁ〜。

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自炊の道具は「ダイソー」で揃えました。

しかし!自宅では決して使うことがないものばかりなので、帰る時は全部この部屋に寄付します。

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外観はこんなん。

熊本市東区新南部の「ステイ新南部」

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快晴の日曜日。自転車に乗れない・・・。

 

せっかくの快晴の日曜日で休日。

本来ならこちらのレース仲間と朝の6時から走っているはず。

各地にレース仲間がいるので、自転車を持って行った時には地元の皆さんと一緒に走っています。

今日も阿蘇山の山々を縦横に走りたかった。

ところが今回、ちょっとしたトラブルが。

先日、熊本市内を自転車で走っていると対向車が目前でいきなりのUターン。

激突を避けるためにフルブレーキングしたところ、バランスを崩し見事に大転倒してしまいました。

  イったたあ〜。

運転していたおばちゃんは自転車は全く見えていなかったとのこと。

これは避けることが難しい!

でも不幸中の幸いで被害の程度は軽く、手首を捻挫したことと肘を少し擦りむいたくらい。

自転車はブレーキのブラケットが内側に曲がっただけで、無傷でした。

これが一番良かった! 身体は治っても自転車は直らない・・・。

どうも無意識にカラダを張って自転車を護ったみたいでした。

 

これだけで済んでホントによかった。

ほぼトップスピードで地面に叩きつけられたというのに。

最悪、車に横からまともにぶつけられていたかも。

以後気をつけます。街中では絶対に飛ばさない。

 

三日ほどで手首の捻挫の痛みはほとんど良くなったけど、大事をとって今日の最適の自転車日和は泣く泣くOFFとしました。

 

復興が進む熊本城を見学に。

 

狭い部屋の中にいてもつまらない(小人閑居して不善を為す)ので、マンションからほど近い熊本城を見に行くことに。

去年も出張の合間に見に行っています。あれからどれほど復興が進んだかな?

熊本名物の路面電車の水前寺の駅まで歩いて行こうとしたけど、あまりに暑くて遠くてカメラが重くて。

あ〜しんど!と思いながら歩いていると産交バスの停留所が。

行く先を見るとどうもお城の近くまで行っているみたい。

しかもあと10分もしないうちに来る。

路面電車も乗ってみたかったけど、もうこれはバスで行くしかない!

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ちょっとだけ待つとすぐに来た!

のんびりと揺られて、「通町通り」という停留所がお城のすぐ前。

楽に来れてよかった。

 

 

日本三大名城の天守

 

バスを降りるとすぐ目の前に工事中の熊本城の天守閣が見えました。

最近になってようやく工事用の足場が取り払われ、屋根と最上部が現れたとのこと。

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 震災後のニュースで街の人が「お城が見えないと元気が出ない!」と何人も話しておられましたが、これを見るとなるほどなと思う。

日本三大名城と謂われるお城の天守閣をこんなに近くで日々見ていると、その威容が人々の心の中にしっかりと根付いて、もうなくてはならない元気の源なのでしょうね。

 

大阪ミナミの人にとっての「通天閣」みたいなもんかな? ちょっとちゃうな。大阪県人にそんな地元愛はありません。

 

ベタな後ろボケ写真を一つ。

「小さなお地蔵さんが熊本城の復興を見守っていました」とかなんとかが正しいコメントか?  

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傷ましい姿があちこちに。

これは「馬具櫓」というもので、馬を飼育していたところのようです。

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オエ〜と吐き出したように無残に崩れて。

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見学の順路に入る前に「虎之助」に挨拶しておかないとね。

行幸橋のたもとに鎮座しておられる。

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広い敷地の中の道路はいたるところで通行止めとなっています。

あちこち崩壊していて危険なために。

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要所要所にボランティアのおじさんがいて、警備とともに解説もしてくれます。

大変ですね。

 

お城の惨状とは無縁のように、季節は初夏。滴る緑が実に美しい。

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案内看板の写真を真似て見ました。

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Mac標準のレタッチソフトではこれが限界、フォトショップが欲しい!

(ライトルームでもいいけど)

 

アングルも構図もやっぱりプロには敵わないね。

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 復興は道半ば。前途は多難か?

 

綺麗なお堀も石垣は崩れたまま。

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ひどく崩壊しています。完全に復旧する日は来るのか?

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石垣を復旧する手順が解説されていました。

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1.崩落状況の記録

2.崩落石材の番号付け

3.崩落石材の回収

4.石材置き場に仮置き

崩れた石材を元にあった場所に戻して再建するために、大きな石を一個一個を丁寧に取り除いて、集積場所に運び全部に番号を振る。

どの部分にあった石材か判別しないものも多いでしょうね。

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確かに番号が書かれています。

気の遠くなるような作業やなぁ〜。

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首の皮一枚は健在!

 

いよいよ本丸付近が見えて来ました。

あの有名な、首の皮一枚で繋がった崩壊寸前の戌亥櫓。

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去年に来た時と同じ状態でした。よく崩れないもの。

櫓そのものは無傷に見えるので余計に哀れです。

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いつドッサ〜と崩壊してもおかしくない?

やはり復旧工事の優先順位は天守閣の後になるのでしょうね。

工事の順番が回ってくるまで持ちこたえられるものか。

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穴太衆の実力!

 

宇土

ここの石垣は無事のように見えます。

これは築城当時のオリジナルで、後世の補修が入っていないのか?

そうであれば、度重なる大地震に耐える築城技術を持っていた穴太衆はすごい!

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築城技術もさることながら、この優美な曲線。

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石垣は最初は緩い傾斜で、櫓の直下はほぼ垂直。

これで敵は侵入できないようです。

 

しかも石垣の角には優しくRが付いている。

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築城当時は真っ白でどれだけ綺麗だったことか偲ばれます。

 

天守と小天守

 

清正公を祀っている加藤神社から天守閣の様子を見ることができます。

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こちらのテレビニュースでも紹介されていました。

天守は宙に浮いているように見えると。

確かに。

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ただでさえ崩れそうな天守閣の形状を維持したまま、土台を作り替える。

ものすごい難工事だと思いますよ。

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神となった清正公も全力で応援していることでしょう。

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本殿では結婚式が行われていました。

奥ゆかしい雅楽の調べが聞こえて来て、いいものでしたよ。

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 見とれてしまうような美しい曲線を纏った石垣。

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特にこの平面の接続部分。

滑らかな処理が穴太衆のセンスの良さを感じます。

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お城の前の道路にある小さな石柱も倒れたままでした。

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2037年に復旧完了との計画だそうで、あと20年。

難工事の連続でしょうが、一日も早い復旧を期待します!

 

 

港町ブルースでおなじみ! 気仙沼市あれこれ

 

大阪からは遥かな地

 

今回の出張先は宮城県気仙沼市

森進一さんのヒット曲「港町ブルース」に登場する港町・気仙沼

 

” 流す涙で割る酒は

騙した男の味がする

あなたの影を引きずりながら

港、宮古、釜石、気仙沼

 

気仙沼港にはこの歌の歌碑があります。

そういう演歌の街なんかな〜と思っていました。

震災の時の津波と猛火に襲われる映像を見ても何か現実とは思われず、落ち着いた街というイメージしかなく。

宮城県の中でも北端で岩手県との県境近く、大阪からは遥か遠方の東北の地。

まさか何回も行くことになるとは思いもしなかったです。

それが仕事で4回も訪れることになり、4回目の今回は約3週間滞在する予定。

もう市内は地図なしで移動ができるまでになり、自転車のトレーニングコースもいい峠を見つけて毎晩登りに行っています。

 

 

ザ・ベストオブ・何もない

 

JR気仙沼駅

地名は有名なので、駅前もそれなりに賑やかなんかな〜と思っていました。

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駅にはタクシーが数台停まっているのみ。

 

震災で線路が壊滅したので線路のあった場所を整地し、BRTというバスが代替運行していて、時刻表にも表示されています。

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 BRT  バス・ラピッド・トランジット - Wikipedia

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なんでかポケモンがお出迎え。

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ここは「ホヤ(海鞘)」が名物なので、ご当地キャラ「ホヤぼーや」に登場を願うべきでしょう。

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灯台のオブジェのようこそ!

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駅前にはビジネスホテルが一軒だけ。

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鰹・カジキ鮪・鮫の水揚げが日本一であるそうで、それぞれのオブジェがあります。

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日本各地に旅をしていますが、有名な地名の駅前でこれほど何もないのは珍しい!

ザ・ベストオブ・何もない」の称号に相応しいと思われます。

実は繁華街は少し離れた場所にあり「田中前」というあたり。

そこにはイオンもあり、賑やかな通りとなっています。

 

イオンを始め、スーパーマーケットはなぜか至る所にあり、買い物には全く不自由しません。

今泊まっているホテルの近くにも2軒あります。

MAIYAというチェーン店がお気に入り。

 

港の方に行ってみると。

一時物議を醸した、氷漬けの魚の標本が展示してある水族館

「シャークミュージアム

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港町だけあり、無数の漁船が停泊しています。

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高台には真新しい震災復興住宅が建設されていて、生活が始まっている。

きれいな建物ですが、なぜか生活感はあまりありません。

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3月11日からのヒカリ

 

ちょっと前のこと3月11日 震災の日、仕事が終わり夜にランニングをしていると、何やら空に三本の光が。

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お宿に戻ってからnetで調べると気仙沼湾の鼎ヶ浦という所から光を立ち上げる

「光の慰霊碑」というイベントでした。

 

3月11日からのヒカリ

静かに見上げるだけのイベントであるとのこと。

1000年に一度の未曾有の大災害に静かに思いをはせる、いい催しであると思いました。

被災地で当日を迎えるのは今年で3回目、来るたびに復興は進んでいるように見えます。

 

 

現実離れ? のどかな防災無線

 

気仙沼市ではいつもお世話になっているビジネスホテル「アコモイン気仙沼

部屋の中からこの辺りに放送している「防災無線放送」が聞こえてきます。

朝6時には「恋はみずいろ」の曲が。

早よ起きて仕事に行けよ〜!

 

18時には「家路」の音楽が聞こえてきます。

仕事を終わって早よ家に帰れよ〜!

 

特筆すべきが午後9時!


防災行政無線チャイム 宮城県気仙沼市21時

 

「赤とんぼ」の曲と共に消防本部からの呼びかけ。

「夜9時は消灯の時間です。火の元と戸締りを確かめてお休みください。」

〜 繰り返し 〜

先ほども放送が聞こえて来ました。

4月1日の今日からは曲が変わり、春らしく「隅田川」となっていました。

 

なんとものどかでいいものですね。

しっかし、午後9時におやすみとはどんだけ現実離れしているんや!これが役所仕事か!

とか思ってはいけません。

こういう生活を目指しましょうと教えてくれているのです。

気仙沼市を離れて都会で生活している人にとっては、ノスタルジーを感じる音なのでしょうか?

 

 

トレーニングの成果が徐々に 

 

こちらに来てからもう2週間。

ほぼ毎晩ロードバイクで峠トレーニングをしています。

家にいるときは仕事と木工製作で全く乗れていなかったものが、出張先では仕事が終わればあとはフリー。

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1回目の日曜日はひっさしぶりに100kmのロングライドに出かけました。

それがまたしんどいしんどい!

全然乗れていなかったもので、たった100kmでフラフラになっしまった・・・。

100kmの距離がこんなにも辛いものかと。

 

それが毎晩10%を超える勾配の山道を往復1時間30分ほども走っていると、みるみるうちに回復。

峠までの所要時間も最初は23分かかっていたものが、この頃は19分くらいにまで短縮しました。

やっぱり継続が大事。毎日乗っているとそれなりに成果が出るもの。

特に呼吸が楽になりました。

限界値近くまで心拍数を上げることは普段の生活ではまずありえない。

先週から峠道を連日走破しているために、毎日2回は心臓を口から飛び出させています。

おかげで心肺機能も急速に回復。体重はまだ変化がないものの、筋力が付いたおかげか身体が軽く感じるようになりました。

 

 

安全な峠道

 

気仙沼市から唐桑半島に向かう県道26号線の峠道がホームコースとなっています。

岩手県陸前高田市に向かう国道45号線は一部自動車専用道路になっていて、自転車は通行できなく、その迂回路にもなっているようです。

岩手県方面から帰ってくる気仙沼市のロードマンは、最後の最後にこの強烈な峠を越えなくてはならない。

200kmほどのロングライドに行ったとしたら、コースの終わりにこの峠ではかなり辛いものとなるでしょう。

 

毎晩行く峠の山道はもちろんすでに真っ暗。でも全然危なくはないです。

山道の両側の藪の中を何かがガサガサと大きな音を立てて並走していたり、カーブでライトが藪の中を照らすと、反射して光る目玉が二つこちらを見ていたり、得体の知れない白い大きな毛むくじゃらの動物が目の前を横切って行ったり。

いやぁ〜、安全安全・・・(涙目)。

石巻市牡鹿半島を夜に走った時なんかは、鹿の大群が自転車を追い越して行ったものです。

それに比べると・・・。

 

このまま調子を上げて行って、レースに復帰したいもの。

しかしレースで優勝できるレベルまで持って持っていくとなると、大変なトレーニング量が必要となります。

どうなるか、まあ気楽にやって行きます。

 

ビジネスホテルで自炊! 外食とかスーパーの弁当はもう勘弁。

 

出張が1週間を越えるともう無理。

 

出張先での食事について。

短期の出張ならいいけど、一週間を越えた日程になると食べるものに困ってしまう。

一人での出張が多いので、居酒屋とかに飲みに行く気にもならない。

 

外食するのであれば吉野家とかすき家ココイチなどのファーストフード店。

どこももう長年通っていて大概飽きている。

弁当を買うならスーパーのお惣菜コーナー。どこの店でも同じようなものばかり。

しかし、スーパーで300円程度で売っている弁当。

普通におかずが色々と入っていて、一応は弁当の体をなしている。それがなんで200円や300円の価格で作れるんや!と常々思いながら買っていますよ。

決して身体にいいものではないでしょう。

 

でもまあ一週間以内の短期の出張であれば、仕方ないので我慢して外食も弁当も食べています。

 

 

自炊できる道具を探しに電気店へ

 

今回は宮城県気仙沼市への出張。日程は約3週間ほどの長丁場となります。

自転車を運びながら10時間かけて現地に到着。

お宿に入る前にとりあえず夕食の弁当を買いにスーパーに行きました。

弁当や水を買ってからふと思いつき、小さなカセットコンロでもあれば簡単な料理なんか作れたりするかな〜。

と同じ敷地にあるヤマダ電機に探しに行きました。

店員さんに聞くと、一人用の電気鍋がありますよ、と。

 

知らんかった!そんなものがあるんか!

 

カセットコンロであると鍋も用意しないといけないけど、電気鍋では鍋が付いている!(当たり前か) 

しかも熱源は電気。火を使わないのでビジネスホテルの部屋では好都合?

netで買うと安いのはわかっているけれども、早速明日から使いたかったのでヤマダ電機のポイントを使って買ってみました。

 

 

ホントに一人用。外径は20cmくらいで小さい!

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深さの違う鍋が二つ付いていて鍋もの用と焼きもの用。

一人用としては十分な内容と思いますよ。

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早速、使いまくり! 

生ハンバーグと砂ずりを焼いています。

鍋もの用の方が深さもありが使いやすいようです。

うまい! 焼きたてのハンバーグ。

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ご飯も炊きたいと欲が出てくる

 

おかずは色々と作るようになったものの、ご飯はパックされたものを買って来て電子レンジで温めていました。

ここのビジネスホテル、電子レンジがるのはありがたいことですが、温めるためには部屋を出て階段を降り、一階のロビーまで行かなければならない。

帰りは火傷しそうになりながら熱々のパックを運ぶ。

これが面倒になって来ました。 

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 容量も200gでちょっと少なめ。

 

肉を焼いたりしている傍でご飯が炊けるような小さな炊飯器なんかはないかな? とまたヤマダ電機へ。

希望通りのものがキッチリあった。1.5合炊きの一人用!

すぐに使いたかったので、netで買うよりは割高な事ははわかっていたけど現金で買ってしまった。

 

小泉成器の1.5合炊き炊飯器

 

 

こらえ性がなく、すぐに欲しい!

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いろんなレシピが載った冊子が入っていました。

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よく聞く炊飯器でケーキ、がこれか。

いつかチャレンジしてみよう!

 

お米は洗わなくて済むように無洗米を。

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炊きあがりの量がどんなものかわからなくて、とりあえず1合を炊いてみました。

付属の計量カップですり切りが一合となっています。

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水は1の目盛りまで。

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蓋をして30分ほど水を含ませてから炊飯のボタンを押す。

20分後には炊きあがり。早い!

3分間の蒸らしが始まる。

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蒸らしが終わり、ピーッ。

どんな様子かな?と蓋を取ると。 きれいに炊けている!

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一合の炊きあがり量は大きめのご飯茶碗に一杯でした。

ちょっと多い感じ。次からは0.8合(8勺)くらいでいいかな?

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これでご飯も炊けるようになり大満足! 

炊きたてと言うこともあり、お味も全然問題なくとてもおいしかった。

 

 

カレーも大成功

 

今日はカレーを作ってみました。

仕事帰りにスーパーに行き、レトルトのカレーを買おうと見ていると普通のカレールウが110円で売っている!

こんなに安いとは! 開けてしまった後。

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レトルトよりも安くルウが買えるのならばと、玉ねぎ・じゃが芋・鳥もも肉を買ってしっかり作ることにしました。

バーボンをチビチビ飲みながら。

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香辛料のガラムマサラもタップリと。

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自分で作って言うのもなんですが、美味しかった!

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パラダイスを見つけた!

 

出張生活24年目にして、こんなパラダイスがあるとは!

ナイトスクープの小枝さんみたい。

以前に宮崎県での長期出張の時には安い料金でウイークリーマンションを借りることが出来、それにあるキッチンでいろんな料理を作って楽しんでいました。

この頃から何の前触れもなくいきなり料理に目覚めてしまい、数多い趣味の一つに料理も含まれたのでした。

でも安くでウイークリーマンションに泊まれるという、いい条件のところはそうそうありません。

それが普通のビジネスホテルの部屋での長期出張、外食をしなくていい上に訳の分からない食材の弁当も買わずに済む。

しかもバーボンを飲みながら楽しんでカレーまで出来てしまうとは!

まさに長年夢見たパラダイス!

 

 

ところが問題点あり、ニオイ対策。

 

ビジネスホテルの狭い部屋の中で料理をするので、部屋の中にどうしても匂いが充満してしまう。

対策として風呂の換気扇を回し、寒いけど窓を開けてなんとか匂いを逃がします。

3月の東北はまだまだ寒いけど仕方がない。

それでも扉を越えて廊下まで匂いが漂って行くことがあるので、あまり匂いの強いものは控えないと。

今回のカレーも、廊下までは匂いが漏れないにしても部屋の中はCoCo壱状態。

しばらく窓もカーテンも全開にしていました。

 

 

牡蠣鍋で大当たり!

 

ここ気仙沼市は牡蠣もおいしいので、スーパーで加熱用の生牡蠣を買って来て「牡蠣鍋」をしてみました。

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よく火を通し(電気ですが)ポン酢をつけて食べるとホンマにうまい!

しかし・・・。これが 大当たり

実は以前に生牡蠣を食べて蕁麻疹が出たことがあり、今回も家族に注意されていたのです。

でもそれ以来当たったことは無く、しかも今回は生ではなく加熱もするのでまあ大丈夫やろ!と油断をしてしまい。

 

今回の当たりはキツかった・・・。

食べて3日目の朝からお腹のあたりに痒くて赤い斑点が。

みるみる全身に広がって行き、身体中にブツブツができてしまった。

 

出張から帰ってすぐに内科で診察を受け、処方された薬を飲むと症状は治るけど、時間がたち薬が切れるとまた蕁麻疹が大量に発生!

しかも、だんだんと薬が効かなくなってきて別の内科医に診てもらって、違う薬を。

そんなこんなで1ヶ月ほども痒みで苦しみました。

痒くて気持ち悪くて。

どうもエネルギー体質のようで、しかも身体がバリケードにできているもので。

それはアレルギーや! それはデリケートや!

 

症状が蕁麻疹だけでよかった。牡蠣のアレルギーは強烈で、下痢や呼吸困難などを引き起こすこともあるそう。

 

もう食べません! 食べたいけど・・・。

 

今回、この二つの電化製品は買ってよかったと心から思いましたよ。 

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宮城県の仕事が終われば次は熊本県へ。

ここも1ヶ月以上の長期となるので、この製品がまた大活躍をしてくれるでしょう!

長期に家を離れるしんどさが少しだけマシになりました。

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