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カンパニョロ・ボーラのグリスアップ

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カンパニョロ・ボーラワンのフリーボディのグリスアップを行います。

マビックとおんなじくらい簡単にできますよ!

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スプロケットを取り外す手順はマビックと同じ。

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ロックリング回し(ハブの中心の工具)をフリーホイールのロックリングに嵌めて、左に回して緩めます。

この時にフリーが左に回ろうとするのをスプロケット外し(外側の工具)で抑えつけます。

ちなみに正ネジ(右ネジ)になっています。

 

フリーボディの両側に5mmの6角レンチを差し込んで同時に左に回します。

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カチン!と回り始めました。

 

フリーボディ側のこのナットを取り外します。

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モンキーレンチと5mmの6角レンチを使います。

モンキーレンチがくわえているこの6角ナットは緩み止めの為に「逆ネジ」になっています。

つまり左に回すと締まり、右に回すと緩む。

6角レンチでハブ軸の回転を止めて、モンキーでナットを右に回して緩めます。

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ナットは簡単に外れてフリーボディ本体が抜き取れた。

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本体の中身はあまり汚れていませんでした。

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マビックと違い、3箇所のラチェットがOリングで留められているので、バネの力でラチェットが吹っ飛んで行く心配はありません。

 

きれいに拭きあげました。

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カンパホイールは他社製のグリスを使用しても特に問題がないようなので、手持ちのシマノのフリーハブグリスを使います。

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グリスアップを施したことにより、カンパホイール独特のあのラチェットの爆音が消えることは惜しいのですが、音よりも走行性能!

爆音はまたすぐに復活するのでたっぷりとグリスを塗りたくりました。

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ハブの側にもたっぷりと。

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3箇所のラチェットをつまんでボディ本体を右に回し、ねじ込むようにハブにはめ込みます。

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反対側の玉押しもねじ込みます。

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解体したときと同じ様に、両側に5mmの6角レンチを差込んで締め込みます。

締め付けトルクで回転性能が変わることはないので、緩まない程度に締めます。

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スプロケットを取り付けて完成しました。

これだけの作業でも10分程度なので、気軽に行いたいものです。

 

早速走ってみると。

やはりあの爆音は半減していました。でもまあ100kmくらい走るとすぐに

「オレはBORAや~」と自己主張をして唸り始めるのでこれでいいです。

 

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