大阪府茨木市の安威村で、 家から数分のところにこんな里山が広がっています。
街と言えるのはこの辺りの茨木市安威2丁目まで。ここから先は京都府亀岡市まで延々と山並みが続きます。
茨木市の中心部から北へ4kmほどでこんなにものどかな田舎の風景が広がり、日々の暮らしを送るにはとてもいいところと思います。
田んぼの中に小さなお社があり、
中には石のお地蔵さんのようなものが祀られていました。
いつ頃からあるのでしょうかね。
田んぼのあぜ道に沿ってたくさんの花が咲き乱れています。
獲物を探して鷺が佇んでいます。
幻想的に浮かび上がります。
ちょうど日が差してきて、日を受けてきらめき始めました。
かたまってあちこちに咲います
稲も重そうにこうべを垂れています。
柑橘類が、食べたら酸っぱいぞ!手を出すなよ!アピールを盛んにしておりました。
彼岸花はヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草で、別名「曼珠沙華」とも言い、まれに白い花もあるそうです。
毎年、きっちりとお彼岸の時に花をさかせてこの花を見るといつも「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだと思います。
かなりの毒素を含んでいるようで、間違って食べたりすると最悪の場合死に至ることもあるそう。
田んぼの周囲に植えられている理由は、この毒素の為に鼠やもぐらなんかの害獣が寄り付かなくするためであるそうです。
お墓にも植えられており、これは昔の土葬の習慣があった頃に動物が遺体を掘り起こしたりしないためであったとか。
日本各地にいろんな名前が1000以上もあるそうで、花のイメージから不吉な名前も多いようです。
確かにちょっと怖いイメージもありますね。
でも一列に群生している姿は実に壮観で、被写体としてはとてもいいものです。
カメラが新しい趣味に加わってから風景などの「見方」が変わりました。
この花はどんな角度から見れば「絵」になるかな? とか
この建物はどう光が当たると映えるかな? なんてね。
仕事柄出張が多いので、いい被写体を探して毎回クソ重いカメラを担いで出かけています。
日本各地に出かけるので、いろいろな写真が撮れて面白いです。