朝から無常の雨・・・
天草地方はやはり朝から雨でした。
覚悟はしていたものの、残念なこと。
降ったり止んだりで、たまに一瞬晴れて日が差すとものすごく暑い。
土砂降りの雨に打たれて朝顔もへしゃげています。
ここは熊本。どこにでも「くまモン」がいます。
工事現場のバリケードでも頑張って仕事をしていますね。
ここでとうせんぼだモン!
天草四郎
国道266号沿いにある「藍のあまくさ村」というところに天草四郎の大きな像がありました。
案内があります。
1637年(寛永14年)に勃発した日本史上最大の一揆「天草・島原の乱」の総大将として彗星の如く現れた若干16歳の少年「天草四郎時貞」
9歳の頃にはキリスト教に触れラテン語を話し、数々の奇跡を起こした。
翌年には3万7千の一揆勢とともにその短い生涯を終えた。
とありました。
天草四郎については中学校の教科書で習ったくらいでほとんど覚えていません。
当時はキリスト教の禁教令が敷かれた上に、通常の2倍の重い年貢に苦しめられていた農民の怒りが爆発して一揆が起こったようです。
その一揆のリーダーとして活躍してのが16歳の天草四郎であったとのこと。
一揆が惨敗に終わってから禁教令はさらに厳しくなり、明治6年の解禁まで日本各地に隠れキリシタンが潜伏していました。
そんなこんなは今まであまり知りませんでした。
ここに来て知識が増えてよかったです。
くまモンも雨宿りしているモン!
近くには「天草四郎メモリアルホール」があり、
どこにでもある顔出しです。
いろいろと興味が湧いてきたので入ってみようとしたものの、入場料金が600円!
チョ・チョッとお高い・・・。しかも内部は撮影禁止だと。
知ることは楽しみなり!と言いますが、諦めました。
あ〜あ。ここで600円をケチったばかりに、私の天草四郎に対する知見はここで終わりました。
確かに立派な広く大きな建物です。
維持費もかなり掛かるでしょう。人件費についても交代勤務で6人くらいの体制か?
第3セクターで運営しているのでしょうか。
展示物の入れ替えなどでも結構な金額が必要と思います。
一人あたり600円でも採算は取れないでしょうね。
この辺りには天草の島々を辿る美しい天草五橋があります。
毎年の開通記念日にはイベントがあるそうですが、今年は開通50周年で、あちこちに幟が立っていました。
この雨で写真を撮るのはちょっと無理なことで誠に残念!