熊本県天草を出発!
10月5日は天草での仕事が終わり、台風に襲われる前にと朝6時半に急いで出発しました。
熊本空港から大阪行きの便が運行しているか心配ではありますが、今のところ通常通りということで、一安心。
お宿を出発してすぐ近くにある「天草四郎メモリアル・ホール」
以前に料金が高くて入館を断念したところです。
外観は天草四郎本人のイメージですな。
正面から
実は天草四郎本人の資料がほとんどなくて、この肖像画も想像上のものであるみたいです。
そんなことは今日のところはどうでもいい! のんきに写真を撮っている場合ではない!
9時20分の飛行機の便に間に合わないと。
八代海の沿岸、国道266号線を大雨の中急ぎます。
天草五橋の第一、天門橋。その横に新橋に架け替えとして「新天門橋」を架設中でした。
これは「ケーブルクレーン」という工法で、吊り橋の様に張り渡したケーブルに資材を吊り下げて運んで行き、橋けたを両側から順番に架設していきます。
そんなこともこの際、ど〜でもええ。早く空港に着かないと。
フライトの1時間前に到着
雨風がどんどん強くなる中、出発の1時間ほど前に無事到着。
トヨタレンタカーのくまモン号に営業所から空港まで送ってもらいます。
ご当地キャラはいいデザインで好感が持てますが、ちょっと多過ぎ?
なんでも、どこにでも出没しています。
熊本空港はウッディないい感じ。
最近の地方空港はどこでもこんな風に地元産の木材を使用した造りになっています。
いいことですね。
暴風域の直前に離脱!
これからの長旅に備えて出発ロビーのベンチでちょっとだけ仮眠。
新潟県のお宿に到着する時間は今から約10時間後の夜の8時!とこの時点で既に決まってているので考えるだけで余計に疲れます。
ちょっとでも休んでおかないと夜勤明けの身体が持たない・・・。
この辺りが暴風域に入る時間は昼前とのことなので、この時間に飛行機を予約しておいて大正解でした。
雨の中、歩いて飛行機に乗り込みます。こういうことは初めての事でした。
しょぼいネットから容赦なく雨は降り込みます。
濡れそぼった機体も離陸した瞬間にすっかり乾きました。
すっきり!
無事に飛行機に乗れたので、ちょっと安心して大阪上空までぐっすりと寝込みます。
しかし!狭苦しい機内で、しかも垂直に近い座席のために1時間もしないうちに首が痛くなり、目が覚めてしましました。
上空から見る大阪湾はこれでもか!というように海を埋め立てて陸地を拡げています。
日本一狭い大阪府なので仕方ないのでしょうね。
大坂城はキンキラキンに改修されました。
露と落ち 露と消えにし 我が身かな 浪速のことは 夢のまた夢。
豊臣秀吉 辞世の句。
暴風雨を追い抜いて大阪まで帰ってきました。
ここからはJRに乗り換えて新潟県まで、北陸本線・北陸新幹線とまだまだ難行苦行が続きます。
と言うかようやく辿り着いた大阪はほんの地獄の一丁目でした・・・・。
旅は続く・・・。