念願の漆喰塗り
とうとうここまで来ました。
工房の製作を構想している段階からずっと楽しみであった漆喰壁。
やっと実現します!
きれいに塗るためにはとにかく養生が大事なので、できるだけ養生シートを貼り付けます。
「布マスカーテープ」というモノを使用しました。
ロールの養生シートの端に布の粘着テープがついており、貼り付けてから広げると簡単に養生ができます。
貼り付けて、広げる前はこんな状態です。
折りたたまれているのを広げると、広いシートが出現。
この日は風が強く、めくれ上がってしまってうまくカバーができない!
まあなんとかなるでしょう。
この日はよく晴れて湿度が低く、絶好の漆喰日和。
頑張って塗りはじめました。日が暮れるまでに終えたかったので、1分でも惜しい。
ホームセンターには普通の漆喰は売っていなくて、仕方なく屋根漆喰というものを塗りました。
素人がすることなのではめているゴム手袋も、着ている作業服もすぐに漆喰でドロドロに。
そんな状態なので、途中で手を洗って鏝(コテ)からカメラに持ち替えることはとてもできなく、残念ながら途中経過の写真を撮ることは諦めました。
大晴天の昼前から始めたのに、終わったら辺りはすっかり真っ暗。
最後は漆喰が足らなくなってしまい、工房の北面は塗り残しという結果に。
増築部分が延長に
本体の家の壁で使用した「幻の漆喰」を少し残しておいていただいたので、家と接続する壁面にはこの「本物」を使用しました。
その結果、家の増築部分が更に延長されたように見えます!
完成形がこれ。
常設になったルーターテーブルが活躍
嵌め込んでいるガラスブロックには「額縁」を作って取り付けました。
嬉しくも常設となったルーターにビットをセットして、額縁のように成型したモノをスライド丸ノコで45度にカット。
4コ作りました。
少し歪んで見えるのは目の錯覚です。
眼科医に診てもらってください。
塗り終えました。翌日です。
あちこちに塗りムラが。まあこんなもんでしょう。
こちらのガラスブロックは「ニッチ風」に。あくまでハリボテですが。
やっぱり屋根漆喰はちょっと風合いが違う。壁には適さなかったか?
でも、だいたいイメージ通りに仕上がったので「大満足」です。
ホントの素人にしては上出来であります!
左官の職人さんが塗った所と区別がつかない。(よく見ると全然違いますが)
しかし、塗りながら大量に養生シートにこぼしてしまった。
材料の4分の1くらいはロスとなってしまったのではないでしょうか。
おかげで北側の面は漆喰が足らなくて、コンパネがむき出しに。
こんな作業は以前に一回しか経験がないので、仕方ないでしょう。
また材料を買って来て塗ります。
作業時間の約8時間、塗りっぱなし。
漆喰を練りながら・塗りながら・こぼしながら。
脚立で上がった降りたりの連続。慣れない作業で、疲れ切りました。
腕が痛い痛い。
でも工房製作の最大のイベントが無事に終了して、ホッと一息しています。
次は工房の入り口の扉を製作して取り付け。
いよいよ完成が見えて来ました!