熊本県 桑鶴大橋
地震で桁がズレてしまった桑鶴大橋を直す工事。
X型の塔が特徴的な美しい桑鶴大橋。阿蘇山の中腹にあり、かなりの下からでも遠望できます。
工程の都合上、土・日が休みになってしまいました。
休みといっても大阪に帰るには往復5万円くらいかかる。
土曜日に帰って、また日曜日に出て来るくらいなら現地にいた方が得かなと、熊本市内で2日間を無為に過ごすことになった次第です。
自転車を持って来たかったのですが、飛行機での移動なので断念しました。
作業の荷物と自転車では総重量40kgくらいになり、重量オーバー。
初夏の阿蘇山を走ったらどれだけ気持ちがいいことか・・・。誠に残念。
温泉めぐり! 菊池温泉
出張の醍醐味、会社の経費で各地の温泉めぐりができます。
初日のお宿は「菊池温泉」
この温泉は昭和29年に始まったようです。
多くの温泉街がそうであるように、以前はもっと栄えていたんやろうな〜。
と思わせるようなことはなく、狭い温泉街ながらも居酒屋さんは大賑わい、各温泉旅館もしっかり営業されていました。
今回のお宿は格安のビジネスホテルなので、もちろん大浴場はなし。
そんなことは全く問題にならない!
お風呂は近くにいくつもあるの温泉旅館に!
歩いてすぐのところの天然掛け流し温泉。湯元旅館さんです。
入浴料金は僅かに300円。
ええなあ~。
温泉を十分に楽しんでから湯上がり気分でカメラを担いで街をぶらぶら散策。
我が家に引けを取らない雰囲気の場末のバーを発見!
我が家と同じようなオレンジ色のネオンサインが哀愁を誘います。
バー・ロマン なかなか堂に入った場末っぷり。いいですね〜。
元競輪選手の居酒屋さん
歩いているうちに興味を惹かれる居酒屋さんがありました。
普通は一人で居酒屋に行くことはないのですが、看板に惹かれて入店。
その名も「三連勝」
三連勝とは競輪で使う言葉で、予選・準決勝・決勝と三つのレースを制して三連勝となります。
この名前からおそらく元競輪選手が経営していると思い入ってみました。
名前の由来を聞くと思った通り、大将は元競輪選手。
私より10歳ほど上の世代で、知っている競輪選手の話などが弾みました。
私も高校生の頃は競輪学校に入学できるタイムは出せていたのですが、厳しい勝負の世界と、当時の師匠・弟子の堅苦しい関係はどうも向かないと思ってプロ選手になることはやめました。
選手になって入れば今とは全く違った人生になっていたことは間違いありません。
しかし料理は美味しい!! 若鳥唐揚げ。
ビールで衣を溶かした地元産のごぼう揚げ。一番うまかったです。
一人居酒屋も楽しい!
今まで一人で居酒屋に行くことはなかった理由は、話し相手が無く一人で飲んでもただただつまらん。
以前はスマホどころか携帯電話すらなく、一人で飲みながら雑誌を見るくらいであったものが、今ではタブレットはあるわスマホはあるわ、デジカメもあるわ。
一人でも全く退屈しなことに気がつきました。
美味しい料理を満喫して、生ビールもいっぱい戴いて。
お代は3,000円ほどでびっくり。安くて美味しくて大満足。
明日は休みなので、通潤橋を見に行こうと思います。