灼熱の香港に到着
飛行機でゆっくりと寝て香港に着きました。
香港空港はやたらと広い!
あの成田空港よりも広いとのこと。
空港の中はエアコンがよく効いているけど、一歩出ればどんだけ暑いか?
大阪以上の暑さであることは覚悟しております。
広い空港の中、なんども地図を確認して「閣下はここ」
こちらは出国ロビーまでは地下鉄での移動となります。
日本で入金して来たデビットカードを香港$に変えて、なにはともあれ
香港はカード社会。
これ一枚あると交通機関はもちろん、自動販売機やコンビニ・スターバックスでもプリペイドカードとして使える。
保証金が50HK$で、チャージできる金額は50HK$の倍数となります。
帰国する時に残った金額を払い戻してもらえるので、とても便利。
ゴンピン360
以前に来た時に乗って見たかったロープウェイ ゴンピン360
大嶼山東涌から大仏が鎮座している昂坪(ゴンピン)山頂まで5.7kmを約30分で結びます。
空港からは地下鉄MTRでも行けるけど、一旦青衣(てぃんい)駅まで行ってまた空港方面に引き返し、東涌(とんちょん)駅まで戻らなければならないので、それならバスが便利。東涌までのバスが空港から出ています。
乗り場はS56番。ちょっと待っているとすぐに来ました。
バスはぐるぐる巡ってロープウェイの発着駅に到着。ここで往復チケットを買う。
標準キャビンで130HK$ 1,813円
床面がガラス張りのクリスタルキャビン180HK$ 2,511円
キャビンごとに列が分かれています。
往路は標準キャビンが空いていて、ガラスキャビンは満員。
帰りはその逆でした。
10人乗りのキャビン。
エアコンがついていないので、暑いやろな〜と思っていたけど、座席の後ろに通風口があり、涼しい風が吹き込んで快適!
巨大なトラ二オンシリンダでケーブルの張力を調整しているようです。
低圧配管なので、引き能力は100tonくらいでしょうか?
(そんなことはどーでもええ)
デジカメで動画を撮りました。
乗っているロープウェイのキャビンがケーブルの支柱を超えて空中に飛び出す映像です。
遥かな山の彼方まで、何度か方向を変えて進んで行く!
後ろを振り返ると、延々とキャビンがついて来ます。
こんな高層マンションを見ると「香港に来たな〜」と実感。
山と海に挟まれた狭い土地にあんなにぎっしりとよく建てたもの!
世界最大の露座の大仏が見えて来くると終点。
1993年12月に開眼したまだ新しい「だいぶっつあん」です。
ロープウェイを降りるとスタバがあり、あまりの暑さに思わず休憩。
内装は日本とおんなじでした。
アイスコーヒーでホッと。
大仏の中に入れるようですが、もう暑くて暑くて。
スタバを出てからちょっと観光をして、戻りました。
いよいよカオスの街へ
街に向かいます。
早速オクトパスカードを使って地下鉄へ。
次のお目当て、深水捗(さむすいぽー)の電気街へ。
大阪の日本橋のような電気街で怪しげなUSBケーブルなどを探しに行きます。
ここからWiFiが大活躍。
地図ではよく分からない場所も確実に案内してくれます。
なんか思ったほどいいものがなく、人が多いだけなのでカメラ店に行く先を変更。
Canon香港は独自の進化をしている!
ここではびっくり!
日本ではラインナップのないCanon 100Dとか77Dとか。
日本ではこの前80Dが発売になったばかりなのに、ここではもう100Dが売られている!
Canon香港は進んでいるのか?
しかし!100Dのスペックをよく見るとモードダイヤルが左側になく、画素数も1800MB
EOS-Kissシリーズの延長といったくらいかも知れません。
日本でこれを持っていると面白いでしょうね!
なんやそれは〜!なんてね。
平日でも露天は大賑わい
香港でぜひ行きたい場所の一つ、道路を埋め尽くす露天商。
平日にもかかわらず多くの人で賑わっていました。
特に買いたいものもないけど、ブラブラと見て歩くだけで面白い。
何か買うときは必ず値切りたいものです。
どこまで値段が下がるか?
お待ちかね!シンフォニー・オブ・ライツ
そうこうしているうちに午後8時に近づき、シンフォニーオブライツが始まる時間となりました。
【尖沙咀のスターフェリー乗り場から:時計台の方に進んですぐ。香港太空館と尖沙咀そごうの間からもアクセス可。
○ネイザンロード(彌敦道)側から:ペニンシュラホテル東側、シェラトンホテルの南側に、プロムナードへの地下道の入り口があります。
○MTR荃灣線、尖沙咀駅から:地下道を通っていくことができます。】
《 HONGKONG NAVI 》からの引用。
香港島の方からだけレーザービームは放射されると思っていたけど、こちら側の九龍半島からも出ていました。
広い範囲であっちこっちのビルから放たれるので、よく見回しておかないと!
上演時間の約15分間、ずっと放たれている訳ではありませんでした。
音楽に合わせているのか時間を開けて香港島・九龍半島両側にある高層ビルの上部から光ります。
見物のベストポジションである尖沙咀ウォーターフロントの岸にはいくつもの作業船が係留されていて、そのエンジン音がうるさくてせっかくの音楽が聞こえなかった。
夜間空襲に飛来した敵爆撃機を高射砲で迎撃しているような画像です。
阿片戦争の恨みを晴らすのは今ぞ!
いつ見ても美しい香港島の夜景。
魅力いっぱいの重慶大厦
重慶大厦(チョンキンマンション)だけはどうしても写真に収めないと!と思っていました。
九龍城砦が取り壊されたあと、その混沌を引き受けたと言われる重慶大厦。
オーナーがそれぞれ違う、安く泊まれるホテルの部屋が多くあることで世界的にも有名となっています。
入って見ると両替商がいくつも並んでいて、奥に行くほど為替レートがいいようです。インド人が多くちょっと怖い雰囲気。
インド人が多いだけあって、カレーが美味しいと評判です。
しかしボッタクリも多いとか。
世界中からバックパッカーなどが大勢来るために、このエレベーターに乗るだけで30分待ちのこともあるようです。
ホテルはといえば、写真で見る限り普通のきれいなツインの部屋で一人あたり3,000円くらいで泊まれるようです。
高層アパートの中は入ることができないけど、ここなら誰でも入れるのでいつかは泊まって見たいもの。
世界の山ちゃん 銅鑼湾店 日本と同じ!
行きたかった場所・最終点
日本では各地の店舗に行きました。全店制覇はまだですが。
ここ香港ではどんな様子か、興味津々。
中環からトラムに乗り銅鑼湾を目指します。
ここでもWiFiが大活躍。
山ちゃんの近くにはトラムの停車場があることは分かるけど、なんという駅かは地図では分からない。
スマホの地図アプリを起動して駅に近づいて来たら降りるようにしました。
降りてからも店まで完璧に案内してくれて迷うことなく、到着。
WiFiがあってよかった!
この看板に1/Fと表示されているのが曲者!
香港ではイギリスの例にならって、1階が G/F ( ground floor ) で2階が 1/F ( first floor )となります。
よって2階に上がりました。
入って見ると。 日本と全く同じ!
名古屋の説明や日本にある店舗の所在地が書かれています。
メニューもさすがに広東語の表記はあるけど、基本的には日本のものと同じでした。
「幻の手羽先」はこちらでは「夢幻鶏翼」
鶏の字がちょっと違う。
なんでもOK!
とりあえず生ビール! よ〜く冷えたプレミアムモルツが出て来た。
この一杯のために今日一日暑い中、溶けそうになりながら歩き回ったようなもんですよ。
かんぱーい
手羽先三人前! お味は。これまた日本と全く同じ。
ちょっとくらい変わっていれば面白いのに。
材料は日本から仕入れているんかな?
香港火鍋。熱いけど美味かったです。
ここで1日目の歩き回りは終了。
トラムは楽しい
翌日は時間いっぱいまでトラムを堪能。
デジカメを窓から突き出してトラムがすれ違うシーンを動画で撮りました。
いろんな車両が走っていて見ているだけで楽しい!
ちょっと香港の住宅事情を。
不動産屋さんに貼ってあった物件です。
賃貸の物件のようですが、賃料がすごいことになっている!
月あたりの賃料が$36,000-
1香港$が14円として = 502,560円
ちょっと安いところで$24,500- =342,200円
室内の広さはわかりませんが、外から見る限りどの住宅もあまり広いとは思えません。
札幌市ほどの面積に730万人が住んでいるのだから、仕方がないか。
ちなみに大阪府の人口は880万人ほどです。
飛行場へ特急電車
目いっぱい香港を楽しんで12時50分の飛行機で帰途へ。
到着したのが昨日の11時45分なので、23時間ほどの滞在になるかな。
Airport Expressに乗り空港まで。
香港駅から飛行場まで直通で早い!
白人の可愛い男の子が乗っていました。
あっと言う間に空港に到着。
スタバおたくの面目躍如。見つければどこでも入る!
ホットコーヒーで一息。
エスプレッソ用のカップをお土産に。
空港の中のレンタルパソコンはなんとiMac 21inc!
やっぱり所変われば場所変わる?
日本ではあり得ないことと思います。
暑く、忙しい短い旅が終わりました。
帰りの飛行機ではもう次の香港旅行について考えています。
まだまだ行き足りないところばかりなので。
香港ツアー4部作の拙い文章ににお付き合い下さいまして、ありがとうこざいました。
これからもよろしくお願いいたします!