いばきたハイウェイウォーク
新名神高速道路 茨木千堤寺IC 開通前のイベント「いばきたハイウェイウォーク」に参加してきました。
12月10日に開通前の新名神高速道路 「千堤寺PA」から高速道路の本線を往復約3km歩くというイベント。
現地には駐車場が無く、徒歩・自転車・バイク・シャトルバスをご利用くださいとのことでした。
この近辺はいつも自転車で走っているコース。
今回は3kmを歩いて写真を撮ることが目的なので、自転車で行くには重いカメラを下げて会場までの山を登るのはまだしも、自転車の靴で3kmを歩くのは無理と、バイクにしました。
自宅からバイクでは10分ほどの距離。
インターへの行き方
東福井の三叉路を右側へ忍頂寺に向かって山を登る。
大岩郵便局を過ぎると茨木千堤寺ICの入り口が見えてきます。
高速道路のインターチェンジを原付バイクで突破!
真新しい茨木千堤寺インターチェンジ
高速道路の料金所・ETCレーンを原付スクーターで通過するという、得がたい経験をしました!
ゲートバーが閉まることも、交通機動隊に止められることもなく、無事に通過。
入ってすぐに京都方面・川西方面の分岐点があります。
12月10日(日)に名神高速高槻JCTから川西ICまで26.2kmが開通の予定。(事故がなければ)
本線へは、PAから出てくる車と合流してさらに本線への合流と行くようで、連続合流注意。
バイクの駐車場には上り線PAからの出口の道路を順路に従い「逆走!」したった!
ウォーキングのコースである、本線下り線には既に多くの人が歩いています。
スターバックスは無し・・・。
上り線のPA。
数年前からこの広い敷地にPAを建設しているところを自転車に乗っていつも眺めていました。
これが「ハイウェイオアシス」で「スターバックス」が入ったらええのになぁ~と期待しながら。
ところが!
できてみると、駐車場だけが広いパーキングエリア。
建物はこのトイレのみ。
ハイウェイオアシスなら外部からも出入りが自由なので、気軽にスタバを楽しめると思ったのに残念でした。
迫る工期!
開通までの工期はあと少し。しかしまだ電気工事は残っています。
「こんなイベントに付き合っている暇はないんやけどな~」と工事関係者の嘆きが聞こえてくるような。
法面の工事もまだまだ残っている。
ガンバレ!
このイベントのための準備で資材の片付けや作業ヤードの整理、現場の整理整頓などで1週間ほどは工事をストップしたのではないでしょうか?
1時間でも惜しいんや~。と工事関係者の (中略)
ザビエル像発見の地
この辺りは「隠れキリシタンの里」がほど近く、あの有名なフランシスコ・ザビエルの肖像画(重文)が発見されたところです。
小学校の教科書には必ずといっていいほど載っていますね。
ここから世界中に流布しました。
横断している陸橋からコースを覗く。
スタート地点である下り線PAのメイン会場にはいろんなご当地キャラクターが。
珍しい「鬼」のキャラクター ~ 茨木童子 ~
豊野町からは ~ とよのん ~
とよのんの後頭部には空調服の電動ファンが! ここから外気を導入すれば真夏の暑さもだいぶマシになる?かな?
寒い今日は回ってはいなかった。
ウォーキングに出発!
さすがに山の中で冷えるけど、いい天気で気持ちよかったです。
箕面とどろみIC
下り線のPAから本線に入ってすぐにもう次のICの案内標識がありました。
箕面とどろみIC 7km先。
千堤寺ICからトンネルに入り、出たところが箕面とどろみICとなっています。
箕面とどろみICを出て箕面有料トンネルに入り、新御堂筋を走ると大阪市内中心部へ直結!
このインターは値打ちがあります。
多くの方が記念写真を。
紅葉がきれいでした。
抜けるような青空!
途中の高架橋からは茨木市の街を超えて枚方~生駒山まで見渡せます。
大阪市の中心部も。
家族連れでいっぱいでした。
箕面トンネル
箕面トンネルまで来れば折り返し点。
トンネルに関するクイズが。
この「箕面トンネル」は延長は何キロですか?
正解は新名神高速道路で最長の約7km。
その他の長いトンネルは、
中央高速の「恵那山トンネル」が8.6km
東海環状道路の「飛騨トンネル」は10.7km
箕面トンネルは長大な方に分類され、道路トンネルとしては国内で10位にランクインすると思います。
ちなみにトップはお江戸の「山手トンネル」延長18.2km!
帰り道は日が翳ってきて寒かった。
早稲田摂陵高校 ウインドバンド
戻ってきたメイン会場では早稲田摂陵高校のブラスバンドが演奏していました。
見事!!
海外のコンクールで優勝するなど、かなりの実力があるようです。
とても上手かった!
ハイウェイではなくエキスプレスウェイ
高速道路をよくハイウェイといいますが、ハイウェイ (highway)とは一般道路を含めた幹線道路をいいます。
高速道路はエキスプレスウェイ(expressway)が正式な呼び名となります。
日本道路公団も以前はJH (Japan Highway Public Corporation)と略称していましたが、名前を変えて今では NEXCO(ネクスコ、Nippon EXpressway COmpany Limited)とエキスプレスウェイにしています。
ど~でもえ~ことですけどね!
川西ICはどこ?
今回の開通区間の終点である「川西IC」とはどこにあるのでしょうか?
なかなか地図が見当たらず探しました。
国道173号線 川西市 能勢電鉄畦野駅近くの東畦野交差点が川西IC線の起点となっています。
今回の開通区間。
略図では。
料金はこんな様子です。
上半分の黄色の部分
上段:軽自動車
中段:普通自動車
下段:中型車
青文字:距離
高槻~川西は普通車で960円。
残っている川西~神戸ジャンクション間は来年3月に開通の予定なので、あの悪名高い「宝塚トンネル」の大渋滞の解消は3月まで待つことになりそうです。