久しぶりに東北の山形県へ出張となりました。
出発する大阪空港はポカポカの春のような陽気。
ここと比べて彼の地はどんだけ寒いかな〜?
搭乗したJAL2235便は離陸してすぐに大きく左旋回。池田・箕面・茨木・高槻と北摂各市の上空を順番に通過して行く。
飛行機の座席はいつも左の窓側に座り、茨木上空で自宅を探します。
今日もなんとか見つけたけど、他人には絶対にわかりません。
このどこかに在ります。
雲のうえに出ると青空がきれい。
また今日も文字通りの雲上人になりましたな。下々の者はつつがなきや?
しばらくすると雪を被った山脈が見えてきた。長野県の辺りかな?
ここまで確認して浅い眠りに。
しかしお飲物サービスのタイミングでは必ず目が覚める!
いつもコンソメスープをいただきます。
目が覚めたついでにJALの機内誌「SKYWARD」をパラパラと。
表紙はキューバの街並みでした。いつか行ってみたいな!
今月号から後半部分に英語・中国語が記載されるようになったみたい。
機内のアナウンスは英語でもされているので、機内誌も英語表示をした方がいいでしょうね。
今日読んでわかったけど、日本航空の植木社長は京都府出身であるそうです。
趣味はF1観戦と家族との食べ歩き。
機内放送の7チャンネル「JAL名人会」はこの頃、東京落語が多くて面白くない!
上方落語をお願いします!
コップのフチ子さんの紹介は北京語で書かれていました。
「おいしい山形空港」に到着。一面の銀世界となっています。
着陸するとすぐに翼の上部にあるフラップがバタン!と立ち上がる。
こんなんでブレーキになるのかな?と思っていたけど、これは浮き上がろうとする翼の揚力を抑えるためのものでした。
逆噴射も終わり、速度が落ちるとまたバタン!と戻る。
飛行機のプロである娘婿のしょう君から色々と教えてもらえます。
手荷物の回転台には売り出し中のお米「雪若丸」の俵が鎮座している。
さすがに「おいしい山形空港」これも美味しそう!
空港ビルの外に出てみると。思ったほど寒くなくて助かった!
春のような日差しがあり、雪国らしい本格的な雪囲いももうすぐ役目を終えるのかな?
ところが、空港の駐車場はものすごい雪!
山形空港のレンタカーは自分で駐車場まで歩いて行って乗り込みます。
いつもは多くのレンタカーが置いてある場所は雪捨て場と化してした。
人も荷物も多く積めて重宝するので、出張の時は各地でいつも借りています。
空港を出ると一面のさくらんぼ畑。
今は完全に冬枯れとなっているけど、6月ごろには名物の「佐藤錦」がたわわに実ります。
先日来の大雪の名残があちこちに。
コインパーキングも雪に埋もれています。
停められへんやないかい!
幹線道路はキレイに除雪されていて、あんまり不便はなさそう。
ショベルカーがダンプカーに雪を積むために待機しています。
大阪ではまず見られない光景。
どこかに捨てに行くのでしょうな。
今回のお宿「アルファワン・山形」駐車場。
除雪はあまりされていないので、ホテルのロビーに行くまでに靴が水浸しになってしまった。
お宿に入った時間が早く、せっかくなので「山形城」を見に行きます。
歩道にはまだまだいっぱいの雪。
どんだけ降ったんや!
山形城は別名「霞城」なんて読むのかな? かすみ城? か城?
Kajo やっぱり「か城」でした。
東北だけあって空気が澄んでいるのか、雪が汚れていません。
お堀は空掘のようで、雪に埋まっている。
1356年 正平11年の築城。
姫路城よりも大きい、235万平方mにも及ぶ広大な城郭であったようです。
高麗門の夕景。
扉は開いているけど橋の手前で柵があり、中は見学できないみたい。
石垣だけを残して、往時の建物は何も残っていないようでした。
夕暮れのお堀が絵のように映えていました。
明日からの仕事の現場は積雪が4mにも及ぶところであるとのこと。
どうなることやら・・・。