工房を移転したおかげで
運よく広い工房に移ることができたので、以前の狭い工房が空いた。
ここをどうしようか?と考えていると嫁さんが「ここをズイフトトレーニングルームにしたら?」
と考えもしなかった提案をしてくれた。
いつも私の度肝を抜くことを言ってくれます。
工房の移転についても、まさかあの建物を借りられるとは。
思いついたのはやはり嫁さんでした。
ズイフトとは
ZWIFT(ズイフト)とは、愛車のロードバイクとローラー台を使ってバーチャルライドや自転車の室内トレーニングが新感覚のサイクリングアプリ。
世界中の大勢のライダーと一緒に走ることができる。
土砂降りであろうが、大雪の厳寒であろうが関係なし。
ロードバイクのペダルを踏むと前に設置した画面に自分のアバターが走り出し、映し出されるコースに従って登り坂・下り坂でペダルを踏む負荷が変わる。
今までは和室の大画面テレビの前にトレーナーを置いて乗っていた。
大画面テレビの前でのトレーニングは迫力があってすごくいいけれども、問題は季節に関係なく汗が飛び散るということ。
大きなブルーシートを敷くくらいでないと汗が畳へ染み込むことを防げない。
しかしそんなものを敷くと部屋が使えなくなる。
ということで、いつの間にか乗らなくなっていた。
工房跡を大リニューアル!
そこであの工房跡を使おう!と。
なるほど、工房跡なら床はコンクリートなので汗も飛び散らせ放題。
水で流せばきれいになる。
大画面テレビは持ち込めないが、パソコンの画面が余っている。
早速設置した。
ついでに自転車に関するものは全部移動。
整備もここで出来るようにした。
嬉し恥ずかし鈴鹿ロードレースの優勝カップ&盾
決戦用ホイールバッグもあしらって。
中にはボーラが入っています。
扇風機も完備。
なぜか台湾の提灯を二つぶら下がっている。
しかし気力が
ここ何年も仕事が忙しく、トレーニングに出かける時間が取れないので体力は落ちる一方。
ズイフトに乗ればいいことはわかっていたけれど、実際のところ、仕事が終わると疲れ切ってとても乗る気力はなかった。
あれほど入れ込んでいたレースにも参加しなくなってはや数年。
レースどころか、トレーニングさえもできなくなっていた。
だんだんとお腹も出てきて、すっかり年齢にふさわしい体型に。
これではあかんよな〜、と思うものの力が出ない。
いきなりスイッチON!
それがこの数週間、仕事が急に暇になったので気力も急に戻ってきた!
ほんの1週間ほどちょっとだけゆっくりと仕事ができただけで、やる気が湧いて来るのを実感。
時間に余裕かできると気持ちにも余裕ができるものでいきなりスイッチが入り、放ったらかしのホームページも刷新したし、このブログも再開できた。
何よりもトレーニングにも頑張ろうと思うようになってきたのがよかったね。
頑張ろうと思うどころか、年内にはレースに復帰してやろう!とまで考えています。
ホコリを被っていたロードバイクを掃除してこの頃は毎日ズイフトライドしている。
でもやっぱりブランクは大きい
当たり前であるが、久しぶりにズイフトに乗るとしんどいしんどい。
以前なら何でもないような登り坂もフーフー言いながら登っている。
画面には速度も表示されて、30km/hで走ることがこれほどしんどいとはね。
社会人になってから自転車競技に復帰した時もこんな感じであったな。
30代前半なのに身体中がブヨブヨで体重は67kg.
会社までの通勤25km走ることがやっと。
それが通勤に毎日走ると半年後には9kg痩せて58kg。
若いからそれだけ急に結果がでたとは思うけど
まあ仕方がないね。
これからどれだけ復活するか楽しみ。
ズイフトのトレーニング画面はいろんなコースがあって面白いけど、ありえない風景がよくある。
海底トンネルが全面透明のガラス?アクリル?
車がぶつかって割れたらどないすんねん!
恐竜が闊歩しているジャングル。
どうやってこの道路を作ったんや!
日本の風景はどう見ても未開のアジアの貧村。
橋梁は構造上不可能な形。
ただのバーチャルなので、いいんですけどね。
でもどうも不自然さが気になる。
他のズイフトトレーナーでは実際の道路を撮影したものがあることを知って、ダウンロードしてみた。
世界中のライダーが撮影した映像がいくつもある。
距離と勾配を見て手頃なものをダウンロードしてみた。
ヨーロッパの陰気な田舎町を走って撮影したもので、気が滅入るような昼間でも暗い山道を延々と登っていくだけ。
しかも低画質でパソコンディスプレイで再生すると輪郭がはっきりしない。
これなら恐竜と一緒に走る方がいいかな。
ツールドフランスのコースもあったけど、選手と大勢の観客が入り乱れているからこそ楽しいのであって、誰も走っていないとやっぱり陰気な山道である。
自分でもコースを撮影してアップロードできるみたいなので、お気に入りのコースを撮影してアップしてみようと思う。
本体のバーチャルコースには様々なトレーニングメニューも用意されているので、これらでしっかりとトレーニングを積んで年内にはレースに復帰できるように頑張ります!!