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徳島市内と明石海峡大橋

出張で徳島県に来ております。

強者どもが夢の後・・・。

以前から何度となく訪れている徳島市。今回初めて徳島城に行ってみました。

仕事が終わってからでないと行けないので、どうしても夜の写真となります。

お堀の石垣はきれいに電気アップ(ライトアップとも言いますが)されています。

この石垣を巡っても戦国時代にはいろんなドラマがあったことでしょう。

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築城が天正13年(1585年)、廃城令による廃城が明治2年(1869年)

お殿様は蜂須賀氏でした。

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数寄屋橋も迫力のある照明です。

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復元された「鷲の門」

廃城の後も残されていたが、昭和20年の徳島大空襲により消失したものを徳島市制100周年を記念して復元されました。

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お堀の反対側には結婚式場が輝いています。

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明石海峡大橋

帰り道にある神戸淡路鳴門自動車道の淡路サービスエリア。

明石海峡大橋の夜景です。

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世界最大の長大橋。

なにをもって世界最大というかといえば、橋の全長ではありません。

全長でこの橋よりも長いものは日本では東京都の東京アクアライン。4384mあります。

世界最長は中国の青島膠州湾大橋。なんと42.5kmもあり、フルマラソンが開催できます。

長大橋というのは両側に立っている塔の間の距離、中央径間と言いますが、この長さで順位が決まります。

明石海峡大橋は中央径間が1991mあり世界最大。全長でも3911mで日本で2位につけています。

世界最大の座が危ない?危なくない?

その世界最大の座を脅かすのがイタリアで架設が計画されている「メッシナ海峡大橋」

イタリア本土とシチリア島を結ぶメッシナ海峡に架かる吊り橋です。

完成すれば中央径間3300mで明石海峡大橋を遥かに凌駕するもの。

しかし折からの政情不安と予算不足で何度も計画の中止があり、今のところ着工の目処は立っていないようです。

しばらくは王座から追われることはないでしょう。

薪ストーブビギナー必見! 絶対に失敗しない着火の方法

新規のユーザーは誰でも通る道。

最初はうまく着火することができず、なかなか暖まらない・・・。

私も何度も失敗しました。不完全燃焼になった薪を何度取り出したことか。

家の中も外も煙が充満して。ご近所さんからよく文句を言われなかったものです。

何回もの失敗の中から見つけ出した絶対に成功する着火の方法をお伝えします。

 

1秒でも早く暖まりたい!

ユーザーそれぞれに着火の方法があります。

王道の方法といえば小枝を積み上げて新聞紙などにマッチで火をつけ、少しづつ太い木を燃やしてやがて薪を燃やす。

スローライフの薪ストーブに相応しい方法ですが、これは慣れるまで失敗のリスクが大きく、本格的な燃焼になるまで時間がかかる。

とにかく早く暖を取りたいので、儀式的なことは置いといて手っ取り早く火をつけます。

 

ごく簡単な着火の方法

まず炉の中に一枚板を敷いて。

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バーバキューで使うジェルの着火剤をこれくらい出します。

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その上に 小さな端材を積み上げて。

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着火男(チャッカマンとも言いますが)で火をつける。

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これだけ。放って置いても強い火力で一気に燃え上がります。

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数分でこの状態。

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端材全部が燃え出して火が安定してきたら薪よりも少し小さめの端材を補給。

更に火が大きくなれば普通の薪を入れます。

薪が安定して燃え出すと、もうどんな大きな薪を放り込んでも大丈夫。

この方法であれば実に簡単に素早く炎を大きくすることができます。

 

室温10度から23度に上昇!

スタート時の室温は通常の10度。寒い家です。

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ストーブの天板の温度計も10度くらいを示しています。

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これだけ燃え上がっても本体に熱が回るのはまだまだ時間がかかる・・・。

前面の耐熱ガラスはまだ冷たい状態です。

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どんどん薪を追加していってようやく巡航運転の天板200度になりました。

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室温はなんと28度! 極寒の我が家では信じられない高温です。

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もう暑くてTシャツ一枚でないとおられない。

ここまでの所要時間は1時間ほど。

素早く火を着けてもやはり時間がかかりますが、このプロセスも実は楽しんでやっているのでした。

ちなみにこの夜の外気温は1度くらいでした。

 

燃やす前に、使用する端材も薪も十分に乾燥していることが絶対条件です。

乾燥していないと含まれている水分から煙が発生して、近所中に煙を撒き散らすことになる。

ストーブの機種の中には松や杉などの「針葉樹」を燃やすことは推奨されないものもあるので、そのあたりを注意してストーブライフを楽しんでください。

推奨されていない機種でも、最初の焚き付けに杉などの針葉樹を使うことは問題ありません。

今シーズンから使い始めた、「だんじり」の山車に使われている木材はひのきが多いようです。どれも目が詰まっていてとても硬くよく燃えて、一気に200度まで温度まで上げてくれます。

それなのに火持ちがいい。

だんじりで一気に温度を上げて、巡航になれば薪で炎を楽しむ。

この冬は更に薪ストーブが楽しくなりました。

ユーザーが明かす薪ストーブの長所と短所。

 

興味のない方には申し訳無いのですが、薪ストーブを7シーズン使ってみて、いいこと・よくないことなどを書いてみようと思います。

あくまで機種は「ネスターマーチン S43」で、私の自宅である古い小さな木造住宅で使用したという条件での感想となります。

 

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薪ストーブのいいところ

 

まずはいいところから。

まあ惚れ込んでいる身にとってはその全てがいいところなんですが。

 

 

 

圧倒的な暖房能力

全てはこれに尽きるでしょうね。

以前にも書いた通り、外では雪が降っていようとも家の中ではTシャツ一枚の暖かさ。

しかも遠赤外線なので身体の芯から暖まり、温泉に入ったような感じ。

ファンヒーターのように送風音などはなく、音といえば薪が爆ぜるパチパチといった静かな音といい香り。

その音を聞きながら揺らぐ炎をずっと見入っています。

しかし新しい家の高気密住宅であれば、ここまで強力な暖房器具は不要かもしれません。

 

汚れた空気も燃やしてくれる。

炉の中では大量の炎が盛大に燃え盛っています。

その燃焼のために多くの酸素を必要として、部屋の中の空気を大量に吸い込み、一緒に汚れた空気も吸い込んで燃焼するので、空気清浄機並みに空気がきれいになります。

排気は煙突で外へと出て行くので部屋の空気はきれいなまま。

 

お酒がおいしい!

ストーブの天板に徳利を乗せると遠赤外線効果で、安い日本酒でもとてもおいしくなります。

 

燃料代がタダ?に

薪ストーブを導入した当初は燃料である「薪」をまとめて買っていました。

1シーズン分の薪を軽トラックに満載にして。

それが、方々の友人知人に要らない木があったら譲ってくだせえ〜。と声をかけておくといつの間にか貰えるようになりました。

大阪の岸和田市で行われる「だんじり祭り」で使う山車。

勇壮なお祭りなので毎年ぶつかり合う山車のどこかが壊れます。その補修に使った材木の端材を大量にいただくようになりました。もちろんタダで。

中には見事な彫刻が施された年季の入った物も。

そういう訳で、ここ数年は薪を買っていません。暑いくらいの暖房をタダですることができる!

 

オブジェとしても秀逸

活躍する季節はもちろん冬に限られますが、使わないときでも部屋に置いてあるだけで重厚な雰囲気を醸し出します。

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ストーブパティーで宴会

炉の中で色々な料理ができます。

代表的なものが「ピザ」

以前コストコで販売していた厚さが5cmはあろうかという分厚い生ピザ。そんな厚いものはピザ釜でもないととても焼けないですが、薪ストーブの炉の中に入れるとわずか5分でこんがりと。

普通のピザでもとても美味しく焼きあがります。

   炉の中に投入。

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約3分で出来上がり!!

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ナント美味い!

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洗濯物がすぐに乾く

ストーブのある部屋に脱水しただけの洗濯物を吊っておくと一時間もしないうちに乾きます。

しかも薪のいい香りが移って、思わず深呼吸。

その他、長所はありすぎてすぐには思いつきません。

 

 

短所といえば。

逆によくない(?)ところ。短所です。

 

設置費用が高い

最初に話を聞いた時には、いくら位費用が掛かるものか見当もつきませんでした。

どれくらいと想像されるでしょうか?

ウチのストーブは本体と煙突設置工事で約100万円です。

もちろん内容により大きく幅があるでしょう。

ヨーロッパ製の本体ではこれくらいが相場といったところです。

煙突はアメリカではDIYで自分で設置するのが普通みたいですが、燃焼効率や火事の心配・何よりもカッコよく設置が大事。

本体の設置はともかく、煙突を自分で安全にカッコよく施工するのは難しいことです。

 

価格はピンキリ

しかし、価格を抑えたモデルも多く存在します。

先日、ホームセンターコーナンでオリジナルブランドの薪ストーブを見つけました。

価格はなんと約9,000円!

鉄板を溶接しただけの「箱」ですが、しっかりと耐熱ガラスの扉も付いていて、外観は立派な薪ストーブ。

これなら煙突込みでも2万円くらいで設置できそうです。

そこまで安くなくても、新潟県のホンマ製作所なら20万円前後で購入できますが、どんなストーブでも自信がなければ、煙突の設置は経験のある業者さんにお願いした方がいいです。

 

薪の調達が大変&高価

どこから薪を手に入れるか?

北国では自宅の薪棚に定期的に薪を補充してくれるサービスがあります。

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そういうのが無い地域では、どこかから買ってこなくてはならない。

ホームセンターでも売っていることがよくありますが、ひと束で500円くらい。

一晩で4束くらい焚きます。これで2,000円。無理です。

各地の森林組合などではストーブ用の薪を安く販売していることがあり、薪の形になっているのは割高なので、丸太のままで買います。以前に軽トラック満載の400kg分の丸太を買った時は3万円ほどでした。

それだけの重量のものを運搬する方法も問題です。

400kgは多いか少ないか?

寒冷な土地で秋から春まで、毎日一日中焚くのであれば3tonくらい必要になるそうです。

ウチのように週に3回ほど、1回5時間くらいの使用量なら400kgあれば1シーズンの半分以上は持ちます。うまくいけば1シーズン持つか?といったところ。

 

危険なチェーンソーと薪割り

自宅まで運んできたとして、次の関門は「薪割り」

丸太をストーブに入る長さに切るには「チェーンソー」が必要になります。

しかし、自宅でチェーンソーの爆音を轟かせることができる方はあまりいないでしょう。

私の場合は近くの河川敷まで持って行って切っています。

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切りそろえた丸太を薪にするために「斧」が必要。

薪割りをすると木片が八方に飛び散って危険なので、これまた広い場所がないとできません。

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チェーンソーも斧も使い方を間違えると命に及ぶこともある、非常に危険な道具ではあります。

もちろん薪の形で買えばこんなことは必要ないのですが、エンジンチェーンソーの耳をつんざく爆音も、斧を振り下ろして丸太が真っ二つに割れる時の快感も全く非日常のこと。

これこそ薪ストーブユーザーの醍醐味と心得ています。

 

薪の保管場所

薪を保管するために自宅に薪棚が必要になります。

切ったばかりの「生」の木は燃やすことができなくて、乾燥に一年くらいかかります。

十分に乾燥していすぐに燃やせる薪と、割ったばかりで一年後に燃やす薪。2シーズン分の薪を保管する場所の確保をどうするか?

豪邸であればいいですが、我が家のような普通の家では置き場所の確保が問題です。

我が家は幸いにもお世話になっているハウス工房さんに置かせていただいています。

 

煙が近所迷惑になることも。

点火に慣れるまでは煙突からもうもうと煙が出ることがあります。

上手くなればこういうことは無くなりますが、それまでに近所からクレームが来てせっかくのストーブが使えなくなってしまった・・・。という話をよく聞きます。

ストーブ屋さんに点火の方法をよく教えてもらうことと、近所とのコミニュケーションが大事。

煙がたなびく範囲にあるお宅に挨拶に行き、理解していただく。

ストーブパーティーを開いてご近所さんを招待するなどの行動も必要かな?

 

暖かくなるまで1時間以上。

スローライフの典型。

点火してからTシャツ一枚になるまで約1時間以上要します。

その間は薪を補充しながら寒さを我慢。どうすれば最短時間で巡行運転になるかを工夫しながら。

最初は失敗が多く、何時間経っても寒いままということも頻繁に。

 

短所としては以上のようなこと。

維持することが難しくなり、もう何年も使っていないということもよくあります。

こんな素晴らしいストーブを使わないとはなんとも勿体無い話。

購入を考えておられる方は長所・短所をよく理解して是非とも設置されることを希望します。

薪ストーブを設置した時のこと

工房の製作が一応終わり、またまた出張という旅に出ました。

今回のお宿は福井県福井市です。

大阪駅から特急サンダーバードで移動。

滋賀県内を通過するときに車窓から見える雪の伊吹山がきれいでした。

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福井県鯖江市はメガネの名産地(聖地)です。

鯖江の駅を出てすぐにある小高い山の中腹にこんな看板が。

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 出張先では木工製作もなにもできないので、以前から書きたかった「薪ストーブ」についての記事を書かせていただきます。

 

薪ストーブ沼にはまったいきさつ。

我が家に薪ストーブを導入したのは7年前でした。

きっかけは名古屋で夜勤の仕事をしているとき。

その仕事の元請けの会社の人が今夜の作業が終われば栃木県の自宅まで、そのまま寝ずに帰るとのこと。

私「なにをしに帰るんですか」

元請け「まきが貰えるんだ」

私「まき?槇?槇の木? そんなものをもらってどうするんですか?」

元「薪ストーブで燃やす薪をくれるというのでトラックに乗って貰いに行く」

私「薪ストーブ?って何ですか?」

元「これこれ」と携帯に保存してある写真を見せられる。

私「これが薪ストーブというものですか!」

元「暖かくて最高に気持ちいよ!」

私「へえ〜・・・・」(写真を見ながら)あッなんか足元が滑る!ああッ掴まるところがない! ズルズルズル・・・ どぼ〜ん。ハマりました。

それから仕事はそっちのけで、色々と根掘り葉掘り聞き出して教えて貰い、それまで何にも知らなかったものが、朝になる頃にはすっかり詳しくなっていました。

すぐに自宅に電話して「薪ストーブを買うよ!!!」

 

DIYでは無理!!

お世話になっているハウス工房さんに紹介してもらったストーブ屋さん。

www.handinhandjp.com

最初は安い日本ブランド・中身は中華製のストーブをホームセンターなんかで買って自分で設置しようと考えていました。

しかしヨーロッパ製の「本物」は形からして全く違う。煙突工事も自分で設置することはどうも危なそうなので、本体の購入・設置工事を含めて全て専門店でお願いしました。

結果的にはお願いしてよかったです。

家の2階の屋根を突き抜けて煙突を架設するなんて、とても素人にできることではありません。

煙突は直線に立ち上げることが一番燃焼効率がいい。その一番いい状態で架設していただいています。

いろんな機種を比べましたが、これが一番いいかなあ〜と、ベルギー製の「ネスターマーチン・S43」という機種の導入を決定しました。

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最初は失敗の連続

無事に設置が終わり、いよいよ自分で点火。

これがまた大変に苦労しました・・・。全然燃えない。

設置工事の時によく乾いている、いい薪を置いていってもらったのですが、なかなか燃え上がらない。

煙突からは白煙がモクモク。家中に煙が充満したり。

一旦炎が上がったのにすぐに消えてしまい、煙を噴出している薪を慌てて掴み出して家の外に放り出す、ということが何度もありました。

ご近所迷惑を気にして、点火することをためらう日が続いたり。

設置してから何シーズンかはこんな失敗の連続でした。

それが今ではすっかり上手くなり、薪がどんな状態でも種火が消えていない限り炎を復活させたり、煙をほとんど出さずに燃焼させることができるようになりました。

 

寒冷地の必

我が家は大阪府茨木市の山の近くにあり、真冬はそれはそれは寒いところ。

しかも築何十年の古い木造家屋なので、冬の寒さをまともに受けます。

家の中の温度は普通で10℃、最低は4℃以下まで下がります。

暖房器具は色々とありますが、どれも器具周辺を温めるだけ。消すとその瞬間から寒くなります。

何とか暖かく過ごせないものか?と考えているところに薪ストーブを知ったので、もうこれしかない!!

我が家のストーブの躯体はかなり大きく、鋳物でできているので十分に熱が廻ると全体から遠赤外線が放射されて部屋中が温まります。

家中の扉を開け放していると熱気が2階にまで上がって家全体が暖かくなり、室温は大体23℃くらいまで上昇します。

眠る時も火を落とすことはありません。薪が燃え尽きても熱くなっている本体はすぐには冷めずに、熱を放出しながらゆっくりと冷めて行き、朝まで暖かさを維持してくれます。

極寒の我が家には必需品となりました。

 

熱燗に威力を発揮

冬の夜に熱燗を飲む時にはいつも「薪ストーブ」を置いてよかった〜。としみじみ思います。

ストーブの天板で温めます。

最初は一番高温になる煙突近くに徳利を置いて一気に加熱。

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ちょうどいい上燗になれば、低い温度を維持できる天板の端部に移動。

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この辺りに置くと最高の飲み頃の温度をキープできます。

ちょっと冷めれば中央にまた移動。このあたりの加減がまた楽しい!

炎を眺めながら飲むお酒は格別という言葉を十倍したようなもの。

遠赤外線で暖められた日本酒はとても美味しくなります。

このストーブを作ったヨーロッパ人はこんな楽しみ方を知らないかと思うと不憫でならないなあ〜。

 

維持するには覚悟が必要

とまあ、いいことばかり書き連ねましたが、実際はそうでもないです。

維持するには薪の調達や掃除・点火の方法など手のかかることが多いのも事実。

手のかかることを楽しい!と考えることができればいいのですが、マメな人でなければ維持することは難しいと思います。

ホントのところ、あまり人には勧められるものではありません。

そのあたりのことを次回に報告させていただきます。

工房の製作 〜内装の仕上げ〜

今年の初雪の日。

いよいよ内装の仕上げにかかります。

昨日から降った雪がまだ残っています。初雪。

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  消 火 栓 だ よ 〜 。 。

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どえりゃあ寒い!

こんなに寒い日ですが、工房の製作はゴールが見えてきました。

 

天井に工事用の蛍光灯を取り付けました。

モノをぶつけて電灯を壊すことがわかっているので、ガード付き。

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工房の奥の方はライトバーに取り付けたスポットライトで照らします。

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蛍光灯・スポットライト共に「片切りスイッチ」の電気配線をしました。

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この部分だけ常時の通電で、その他は全てブレーカーを通しての配線としています。

もしも子供がスイッチに触れたりしても大丈夫なように。

 

ボール盤が届いた!

そうこうしているうちにnetで注文していた「ボール盤」が届きました。

SK11の600W仕様です。

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2日前に入金して今日に到着! すごく早い!

新しいオモチャを買ってもらった子供のようにワクワクしています。

早速に組み立て開始。

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支柱を立てて。

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テーブルを取り付け。

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モーターユニットをはめ込んで。。

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簡単すぎて困る?

実に簡単にあっという間に完了。

組み立ての所要時間は10分くらい。

ホントのことを言えばネジのタップを切り直したり、サンダーでバリを削ったりとかもっと苦労したかった_ かな?

まあ楽に終わってよかったです。

テーブルの昇降は支柱にはさみんこんだだけのラックギアを介して行います。

簡単に昇降できるこの機構が欲しかったので、ちょっとだけ高価なものを買いました。

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仮置きながらすぐに環境に溶け込んで、最初から置いてあったかのよう。

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楽しい電気配線。

テプラを使って行き先表示は間違いなく。

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5個口のタップを3個使ってもまだ足りません。

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作業台には引き出しも付けたけど、物が多すぎてもう一つ必要です。

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一応の完成

全部の電動工具に配線をしたので、なんかグチャグチャになってしまった。

こういう状態は自分の美意識では許せないので、きれいにやりかえます。

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それでもなんとか外装・内装とも一応の完成を見ました。

実に時間がかかった。約3ヶ月間。

工房を作ることが目的ではなく木工製品を作ることが目的なので、まだまだすることは多いものの、これでようやく製作にかかることができます。

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場末のスナック

外観も思った通りに光が漏れて、場末のスナックの雰囲気がモリモリ!

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 ジャラジャラ〜んと鳴る扉を開けると、くたびれたママさんが「いらっしゃ〜い」

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やっと稼働開始!

本格的な工房から見ればなんとも狭いですが、自宅に構えるにはこれくらいで十分です。

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 これからはこの工房を最大に活用して木工製作を目一杯楽しみます。

 

竣工までお付き合いくださり、誠に有難うございました。

引き続き、木工製品の製作の様子をアップしますのでこれからどうぞよろしく!!

 

ところが、今週は福井県・来週は徳島県と旅は続きます。

出張の間隙を縫って楽しんで製作します。

工房の製作 〜アンティークの扉を作る〜

なんちゃってアンティークな扉

無事に漆喰を塗り終えることができてほっとする間も無く、入り口の扉を製作します。

ステンドグラスをはめ込んだ「なんちゃってアンティーク」な扉の作製を計画。

工房の内部には高価な電動工具類がたくさん置いてあるので、防犯対策も心配になってきました。

コンパネを立てかけて入り口を塞いでいるだけでは心もとない。

この部分にしっかりとした扉を取り付けます。

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既製品の扉を買ってきてもいいのですが、本物のアンティークの扉は軽く10万円以上するので、やっぱり自分で手がけないと。

またまたコンパネから切り出します。

アンティークのステンドグラスを取り付け

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ステンドグラスをはめ込むのでそのための窓を開けて、額縁も作りました。

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ルーターが大活躍。

DIYerの強い味方、静岡県のオフコーポレーションで購入した『KERV』のルーターテーブルとマキタ製の電子ルーター

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適正な電動工具があればこんな額縁でも簡単に作ることができます。

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以前の工房の壁に取り付けていたステンドグラスを今度は扉に移植します。

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ぴったりとハマりました。

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枠を取り付けて、防腐塗料を塗って。

昼食も摂らずに製作に夢中になって、また写真を撮ることを忘れていました。

いきなり完成間近です。

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あっという間に日が暮れてしまった。

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一晩、塗料を乾燥させて。

冬は塗料がなかなか乾かない。しかも油性塗料なので余計乾きが遅い!

油性のにおいが辺りに充満しています。

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騒音やらにおいやら、ご近所様には大変ご迷惑をおかけしております。

この扉の開口部にステンドグラスをはめ込んで完成となります。

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無事に取り付け完成!

以前に乗っていたロードレーサーのフレームを切断したものを取手に流用。

リフォームをする前に製作した門扉の取手に使用していました。

作ってもらった寄せ植えが映えます!

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蝶番はこれまた以前の門扉に使用していたものを流用。

頑丈で見た目も良く、goodです。f:id:altokoubou:20170124230352j:plain

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ようやく・・ようやく、完成形に近づいた。

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北面の漆喰も補修完了。

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カスタマイズしまくり!

工房を作る前はこんなにシンプルでした。

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こんなにカスタマイズ(いじくりまわし)してよかったものか?

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10月の半ばから工房の製作を始めて、約3ヶ月間。

何から何まで一人で手がけて、途中に何度も出張を挟みながらもなんとかここまできました。

あとは内部の電気配線と工具類の整理。

これまた楽しい作業になりそうです。

外側の製作が終わったので、あとは落ち着いて内部を仕上げます。

工房の製作 〜 漆喰を塗った・疲労困ぱい 〜

 

念願の漆喰塗り

 

とうとうここまで来ました。

工房の製作を構想している段階からずっと楽しみであった漆喰壁。

やっと実現します!

きれいに塗るためにはとにかく養生が大事なので、できるだけ養生シートを貼り付けます。

「布マスカーテープ」というモノを使用しました。

ロールの養生シートの端に布の粘着テープがついており、貼り付けてから広げると簡単に養生ができます。

貼り付けて、広げる前はこんな状態です。

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折りたたまれているのを広げると、広いシートが出現。

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この日は風が強く、めくれ上がってしまってうまくカバーができない!

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まあなんとかなるでしょう。

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この日はよく晴れて湿度が低く、絶好の漆喰日和。

頑張って塗りはじめました。日が暮れるまでに終えたかったので、1分でも惜しい。

ホームセンターには普通の漆喰は売っていなくて、仕方なく屋根漆喰というものを塗りました。

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素人がすることなのではめているゴム手袋も、着ている作業服もすぐに漆喰でドロドロに。

そんな状態なので、途中で手を洗って鏝(コテ)からカメラに持ち替えることはとてもできなく、残念ながら途中経過の写真を撮ることは諦めました。

大晴天の昼前から始めたのに、終わったら辺りはすっかり真っ暗。

最後は漆喰が足らなくなってしまい、工房の北面は塗り残しという結果に。

 

増築部分が延長に

 

本体の家の壁で使用した「幻の漆喰」を少し残しておいていただいたので、家と接続する壁面にはこの「本物」を使用しました。

www.e-kaiken.com

その結果、家の増築部分が更に延長されたように見えます!

完成形がこれ。

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常設になったルーターテーブルが活躍

 

嵌め込んでいるガラスブロックには「額縁」を作って取り付けました。

嬉しくも常設となったルーターにビットをセットして、額縁のように成型したモノをスライド丸ノコで45度にカット。

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4コ作りました。

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少し歪んで見えるのは目の錯覚です。

眼科医に診てもらってください。

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塗り終えました。翌日です。

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あちこちに塗りムラが。まあこんなもんでしょう。

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こちらのガラスブロックは「ニッチ風」に。あくまでハリボテですが。

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やっぱり屋根漆喰はちょっと風合いが違う。壁には適さなかったか?

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でも、だいたいイメージ通りに仕上がったので「大満足」です。

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ホントの素人にしては上出来であります!

左官の職人さんが塗った所と区別がつかない。(よく見ると全然違いますが)

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しかし、塗りながら大量に養生シートにこぼしてしまった。

材料の4分の1くらいはロスとなってしまったのではないでしょうか。

おかげで北側の面は漆喰が足らなくて、コンパネがむき出しに。

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こんな作業は以前に一回しか経験がないので、仕方ないでしょう。

また材料を買って来て塗ります。

作業時間の約8時間、塗りっぱなし。

漆喰を練りながら・塗りながら・こぼしながら。

脚立で上がった降りたりの連続。慣れない作業で、疲れ切りました。

腕が痛い痛い。

でも工房製作の最大のイベントが無事に終了して、ホッと一息しています。

次は工房の入り口の扉を製作して取り付け。

いよいよ完成が見えて来ました!

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