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起業を目指して 〜 創業塾 その2 〜

 

事業計画書を作成する

 

茨木商工会議所主催の創業塾、2回目に参加しました。

今回もまた実にいい内容!

実践的な講義内容で、今回は新規開業のための事業計画書を作成する方法を中心に講習を受けました。

 

なんのために事業計画書を作成するかのか?

・ビジネスの共通言語である。

→ 内容を見てFanが一人でも多く増えていく。

・金融機関からの融資が借りやすくなる。

⑴ 自分自身の頭の中を整理する。

→ 書くことにより発想が広がる・新たなアイデアや問題点を発見する。

→ 普段の意識が変わる。

⑵ 記録が残るので後でブラッシュアップができる。

⑶ 従業員や取引先関係者に事業計画に対する協力を求められる。

⑷ 家族を説得するため。

→ 家族が反対することが多いので、夢を語ることで説得できる確率を高める。

● どんな事業を起こすのか? どう実現するのか?

・基本プラン  

誰に何をどう売るのか  なぜ売るのか  なぜ売れるのか  売るとどうなるのか。

・実施プラン

いつから  誰と  何処で  どんなスタイルやルールで  幾ら使って  幾らを目標に売るのか。

 

 事業計画書を作成する方法について。

 

⑴ 事業テーマ:誰に何を売るのか。他にはない特色を10〜25文字程度で簡潔に書く。

⑵ 事業概要:事業内容を簡潔に分かりやすく書く。

→ 誰に何をどのようなニーズに応えてどう提供するか。

⑶ 開業動機:なぜ事業を起こそうとしたのかを書く。

→ 社会の役に立つことが望ましい。

⑷ 経験・経歴・実績:これから始める事業の経験、ノウハウ、スキルなど。

→ 自己資金があるか。創業資金の3割を持っているか。

→ 事業を行う必然性・成功させる根拠。

⑸ 主な製品・商品・サービスの特性・または得意技術など。

→ 具体的な商品・サービス名・特徴・価格

→ 商品・サービスのニーズと売れる理由。独自性・新規性・優れている点。

→ 顧客にとってどんなメリットがるのか。選んでもらえる理由。

→ 特色を発揮するのにどんな能力や裏付けがあるか。 

⑹ ターゲット顧客とその市場規模(エリアや顧客数など)

→ ターゲットの絞り込み・選択と集中。絞り込んだ顧客に自分の数少ない「強み」を売り込む。

→ ターゲットを絞り込むほどにニーズに応えやすくなる。

→ コア・ターゲット狙い、取りに行く。

→ 計算してターゲットを取りに行くと、別のターゲットにもその計算が応用できる。

● 選択基準 B to C(Business to Consumer:個人顧客相手のビジネス)

→ 性別で絞り込む・年齢で絞り込む・地域、職業、所得水準で絞り込む。

→ ターゲット像を明確化する・ターゲットニーズの調整

「ペルソナ」を決める

ペルソナとは:商品開発の際に設定する架空の人格。名前・年齢・性別・趣味・住所などから始め、細部に至る人物像を作りだし、その人格に感情移入することで、ユーザビリティーに優れた製品・商品の開発に結びつける。

小学館デジタル大辞泉より引用)

● B to B(Business to Business:法人顧客相手のビジネス)

これについては自分には当てはまらないので、省略します。

 

⑺ 事業を進める上での強み・弱み分析(ヒト・モノ・カネ・情報・技術・ノウハウなどの自社が保有する経営資源の強い部分と不足する部分の分析)

・自社の強み:どれだけ尖らせることができるか。強みを徹底的に磨く。

・自社の弱み・リスク:放置すると事業の継続に支障をきたす弱み

→ リスクマネジメント

⑻ 競合分析(既存の類似商品・商品・サービスとの違い)

→ 競合相手をピックアップする。仮想敵を三つ挙げる。

→ 競合相手よりも優っているものは何かを見つける。

→ 優っている強みをターゲットにどうやって浸透させるかを考える。

→ 競合相手よりも劣っているものは何かを見つける。

 → それを避ける方法を考えるか、真似できないかを考える。

 → できれば避ける方が良い。

⑼ 販路開拓の方法 

・ 販路(販売先):できるだけ見通しも明記のこと。確保済み・交渉中・検討中・不明   など。

● 新規獲得の方法

→ 商品を欲しいと思う人はどこにいるか 〜販路〜

→ 一人の顧客を見つけるのにどれだけの費用がかかるか・商品の原価はいくらか。

→ ターゲットが欲しいと思う価格設定。値付けは大事。

→ 顧客を獲得するためにどれだけの体制が必要か。

● 価格設定

● 販促・PR方法

→ どんなPRが効果的か

→ 如何に時間・金をかけずにターゲットを見つけるか(売るか)

→ 以上の案を行動計画に落とし込んで行く。

● 営業体制・人員(外部提携なども含む)

 

戦略とは、戦いを略するという意味

 

戦わなくして勝つ! できるだけ犠牲を少なくする。

→ 大手と争わない場所で戦う。

● 強みを考える10の方法

⑴ 競合と比較して自社が優っていると自信のある点。

⑵ 今まで前職の仕事が継続発展してきた理由の強み。

⑶ 顧客から評価されている強み。同業他社が多い中でなぜウチと取引してくれるか、顧客から聞き出す。

⑷ 営業面全般での強み。

⑸ 組織・財務面での強み

⑹ 経営者・幹部・社員・人材面での強み。

⑺ 生産面・開発面での強み。

⑻ 実践していることで、業績に直結している強み。

⑼ 業者から評価されている点。

⑽ 先駆的に実践している点。

● 強みをターゲットに知ってもらうのが戦略

続いて「人を雇用するための考え方・心構えについて」の講義がありました。

これもとりあえずは自分に当てはまらないので、省略します。

 

この後、前回に作成したグループに分かれて具体的に事業計画書を作成する作業に入りました。

メンバーは一人増えて自分を含めて4人で、いろいろ知恵を出し合い内容を進めていきました。

自分だけではとても思いつかないような貴重な意見をいただき、とてもありがたかったです。

 今回は具体的に事業計画書を作成して夢の実現に近づける方法を学ぶことができました。

 

また来週が楽しみです!

 

創業塾に参加! 起業を目指して。

 

茨木商工会議所主催の「創業塾」

 

大阪府の茨木商工会議所が主催している

 = 起業を目指すあなたを応援 =

 

という起業家向けのセミナーである「創業塾 2018」の第1回目に参加しました。

 

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実はとうとう会社を辞めて脱サラ、木工作品のネットショップを開設するという「起業」をすることになったのです!

26年間も勤めた会社をあっさりと退職してしまいました。

有給休暇を消化した後、30年10月末での退職となります。

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会社の仕事よりもやりたいことができてしまった。

憧れの起業を果たして、好きな木工製作で生活していく道を選びました。

そんなリスクを背負わなくても、今まで通りの会社員であれば安定した収入があり、気ままなサラリーマン生活が送れるというのに。

それにNet shopといっても売れるかどうか分からない、売れたとしてもそれで生活していけるのか?

ナドナド、できない理由はまあ限りなくあります。

今回の起業セミナーの中で言われたこと、

「行動を起こさない → 失敗を恐れる → 今までの経験を置換する(多分ダメであろう)」

できない理由を考えるときは実にクリエイティブになる。

それでは結局何も始まらない。動くことを恐れてはいけない!!

学校を出てから36年間宮仕えしたので、もうええか!

ここらで個人事業主になってみるか!

   Take it easy!

気楽に考えてしまいました。

 

その為の勉強会。全5回の講座で、毎週土曜日の10時から17時まで。

会場は大阪府茨木市立命館大学の構内にある「茨木商工会議所」

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1階の会議室でした。

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対象者は創業に関心のある方、創業プランのある方となっています。

講師は二人の方。

(株)ネクストフェイズ  東川 仁氏

(株)TENPACHI  福満 グリスリー ヒロユキ氏

福満氏はなぜグリスリー(灰色熊)かというと、アメリカ人の友人に

「Youはグリスリーみたいだねえ〜」と言われたそうで、確かにそんな風体をされています。

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東川先生がテキストに沿って講義をして、その内容に「チャチャ」を入れるのがグリスリー先生という役割となっていて、そこは大阪らしく随所に笑いを取り入れながら楽しく講義は進んで行きました。

自分が忘れない為にも、講義の内容を書いて行きます。

ご興味があれば読んでください。

 

創業に必要な知識・ノウハウ・考え方

 

1. 起業の目的とは

生活のためであれば起業は必要ではない。

この人手不足の現代、収入を得る為の働き口は探せばなんとかなる。

自己実現の目的 → 夢に向かって自己の可能性を最大限に引き出し、チャレンジしていく。

・自己成長 → 困難を乗り越えて全人格的に成長していく。

  成功している人の共通点は人間性がいい人。その為の人格を磨く。

・価値創造 → 新たな価値を創造して感動を得る。

・社会調和 → 周りの人や社会と調和しているという実感。

 

起業するには何よりも人脈が大事である。

何を知っているかよりも「誰を知っているか」

創業をすること自体は簡単なことである。

大事なことは「生き残り」

そのために3年間は粘ることが必要。3年間頑張ればなんとかなる!

 

2. 夢をかなえる為に 

 ・常に想い続ける

 → 必要な情報が集まってくる。

・夢をかなえようとしている人のお手伝いをする。

それにより、

⑴ 夢を叶える為のプロセスを知ることができる。

⑵ 逆に自分を支援してくれる仲間を手に入れることができる。

→ 将来の自分を助けることになる。

⑶ 自分が人の役に立っているという充実感を得ることができる。

 

  ~ 夢の10ヶ条 ~ 

⑴ 自分がどのような状況になっても自由に思い描くことができる。

→ 夢を見ることを恐れてはいけない。

⑵ すごくいいことだけが夢ではない。

→ 身近で些細なことでも素晴らしい夢がある。夢に優劣はない。

(3) 夢を描くときはできるかどうかは考えない。できないと考えたときにリミッターがかかってしまう。

→ 実現するための発想が出てくる。費用を集めるためのクラウドファウンディングなど。

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(4) 夢はその雰囲気を感じられるまでに明確にする。

→ 中途半端であれば夢はかないにくい。夢をかなえるための設計図が「事業計画書」

(5) 周りの人や社会に役立つ夢を持つ。

(6) 夢は同時にいくつでも持つことができる。

→ 夢に欲張りになる!

(7) 常今目指している夢を常に一つ以上持っている。

(8) その夢を考えるだけで「ワクワク」してくる。

(9) 夢とはどんな困難を乗り越えてでも実現したいもの。

(10) 行動してこそ夢。行動が伴わなければ幻になってしまう。

→ 夢を人に語る。

 

以上、夢について。

開業を目指すのでなくても、日常的に考えていたい事柄ばかりです。

 

 

皆さん真剣に楽しく講義を聞いています。

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3.ネットワーク・人脈の作り方

・会いたい人には必ず会える。会うための思いがどれだけ強いか。

・自分のためにどれだけ相手が行動してくれるか。

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 ~ 人脈の条件 ~

(1) 会社人ではなく、社会人として生きて行く。

→ 人脈は肩書きではない。

(2) 何をしてきたかではなく、何をしようとしているか?出会いは共感で人脈になる。

→ 何をしようとしているかに人は共感する。出会いは偶然であり、必然である。

(3) 強みよりも弱み。弱みを見せたほうが人脈を作りやすい。

→ 自分の弱みを把握する。相手に自分を助けるチャンスを与える。

(4) まず、相手の人脈になる。他人を支援すればするほどこちらを助けてくれる。

→ 名刺交換会ではまず相手の話を聞く。

 

社会人になってから36年。

こんな話は36年前に聞きたかった~。

 

 

「絵に描いた餅」を「食べられる餅」にするためのビジネスアイデアの固め方

 

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1.ビジネスアイデアの見つけ方

(1) 自分探しのプロセス。したいビジネスを探すためのプロセス。

→ 自分の好きなこと。情熱を燃やせるもの。一生を賭けられるもの。大事なもの

などを切り口にビジネスアイデアを見つけ出す。

(2) 事業化能力検討のプロセス。

→ 実現できる能力があるか検討する。検討したうえで実行するか決める。

(3) 市場決定のプロセス。

→ ターゲットは誰か? マーケットの採算は合うか?

(4) ポジショニング決定のプロセス。

→ 自分を選んでいただくために、どういうポジシンにあるべきか?

(5) ビジョンとポジショニング構築のプロセス。

→ 何のためにビジネスをするか?何年後かにはどうなっていたいか?

(6) 戦略構築のプロセス。

→ 行動計画を作る。

(7) ビジネス成立検証のプロセス。

→ 上手くいっているか検証する。上手くいっていなければ改善策を見つける。

      P  C  D  A

Plan → Do → Check → Action  良くも悪くも検証する。

うまく行かない時、経営コンサルタントなどに相談するにはお金がかかる。

困った時の「商工会議所」→ 無料で相談に乗って頂ける。

 

2. 七つのアイデア発想法 

(1) 自分ニーズ発想法

自分が普段思っている不満・不便が新たなビジネスを生み出す。

解決・解消する方法がビジネスになる。

 

(2) 社会ニーズ発想法

社会全体で何が困っているか?

 

(3) 場所ギャップ発想法

世界で流行しているものと日本国内では場所・時間にギャップがある。

それを日本に持ち込む。

アメリカから日本に持ち込むことが多い。

→ 習慣の違いから失敗することも多い。

 

(4) 業界ギャップ発想法

ある業界で成功したものを別の業界に持ち込む。

ラーメンミュージアム → ギョーザミュージアム

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(5) 感動経験発想法

例)邸宅(ハウス)ウェイディング  → ワタベウェイディング

アメリカで自宅の結婚式に招かれて感動した経験を、日本でのビジネスに展開した。

→ 感動する経験をしておかないと感性が鈍る。

 

(6) 自己資産発想法

元来、自分が好きで取り組んでいたことをビジネスにする。

→ おたくビジネス

 

(7) 組み合わせ発想法

通常は同調しないものを掛け合わせて新しいビジネスを生み出す。

例)農業と人材派遣 沖縄で砂糖黍を作り、時期が終わると北海道でじゃが芋を作る。

その人材を派遣する。

お寺とダイエット(断食道場)

 

・思いついたアイデアは人に言いまくる・紙に書く

→ 周りの人が付加価値をつけてくれる。

 

 

 午後からはワークショップ

 

以上が午前中の講義で、午後からはグループに分かれてワークショップでした。

3~4人が一つのグループでそれぞれ自分の事業内容を4分間程度で発表。

皆さん熱く語っておられました。

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グループを替えて3回、事業プランの発表。

その中から、自薦・他薦を含めて何人かが前に出てプレゼンテーションを。

その後、この事業なら応援したい! というものに参加者が挙手します。

自分は手作り木工製品のネット販売、という内容でプレゼンを行いました。

その結果有り難い事に2人の方が賛同していただき、改めてグループになり内容を詰めていく事に。

次回はセミナーの後、このグループで起業アイデアを進めていくようになるみたいです。

なんとすばらしい!

しっかり資料を用意して次回の講義に臨みます!

 

朝の10時から夕方の5時まで。

 

前日は講義中に眠くなったらどうしよう?と早くに寝たのですが、眠いなんてとんでもない!

ものすごく面白く、自分の将来を十分に思い描くことができる内容でした。

すでに起業して活躍されている方には普通のことかも知れません。

でも自分にとっては初めて聞く内容ばかりであり、よくこの機会に出会えたものと感謝しております。

 

第1回目の今回に限り、終了後は懇親会。

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たっぷりの料理とビールで楽しく名刺交換をしました。

最後においしいお酒を戴いて、大満足のセミナーは終了。

早くも来週が待ち遠しい!!

 

自走アワイチ 285km! 夢の一日300kmオーバーには少し届かず。

 

狂気の沙汰。猛暑日に285kmのロングライド

 

この8月の暑い盛りに自転車で「アワイチ」に行ってきました。

「アワイチ」とは自転車で淡路島一周150kmのロングライドをすることです。

メンバーは会社の取引先の2人の方と私の友人の計4名で。

天気予報では連日の猛暑日、屋外での運動は控えるように!と連呼しています。

 

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8月4日のこの日ももちろん猛暑日。最高気温は37℃と予報されているという。

そんな中、大阪府茨木市の自宅から国道171号・2号線を延々と明石市まで走って、ジェノバラインの船で淡路島に渡り、島内を1周してまた走って帰って来る・・・。という計画を立てました。

地図上で計測すると全行程275km。どう考えても狂気の沙汰。

でもまあこの処調子も上がってきたので、なんとかなるか!と「自走・アワイチ!」を決行しました。

 

まだ夜も明けやらぬ朝5時に出発。空には雲ひとつ無く、今日の炎天下を思わせる。

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真夏といえども早朝は涼しくとても気持ちがいい!

 足回りを「BORA」で固めたので、快調快調。

途中まではいつもの通勤コース。ドンドン距離を稼ぎ、会社近くの計測ポイントをいつもより10分も早く通過。

やがて171号線が終わり2号線に合流する。

西宮市を過ぎて神戸市に入ると、これがまた信号の多いこと!

100mおきくらいに信号があり、それも系統的ではなくバラバラに作動しているみたいに思えるほど、ちょっと走っては止まりちょっと走っては止まりの連続。

行きはまだ元気があってストップ&ゴーの連続もなんとか乗り越えられたけど、帰りはどうなることやら。

 

とかなんとか言いながらも、あっという間に三宮まで到達。

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ここまで来ればあとひといき。

 

どのルートで淡路島に渡るか?

 

以前は淡路島に渡るには「たこフェリー」(明石淡路フェリー)に乗るか高速道路でした。

たこフェリー原油価格の高騰や高速料金の割引などで収益が悪化し、ついに廃線の憂き目に。

しばらくは神戸淡路鳴門自動車道で渡るしかない状態が続き、淡路SA上り線に車を止めてそこから外に出て島内一周というのがデフォでした。

明石海峡大橋だけ渡るのであれば垂水IC ~ 淡路IC間の料金は900円。

これだけ見ると安いけど、垂水ICまでずーっと国道を走って一区間だけ高速に乗るのもちょっとしんどい話。

つい自宅近くの茨木ICから乗ってしまうと片道3,190円。往復になると6,380円・・・。

これに海鮮丼とか、途中の補給食なんかを足すともう10,000円コース。高い!

しかも島内一周だけでは150kmと、あまり長いとはいえないロングライドになります。

 

安く島に渡る方法として、たこフェリーに代わり、なんと淡路市が新造船を導入し淡路ジェノバラインとして航路を復活!

気軽に行くことができるようになりました。

www.jenova-line.co.jp

今回はスタートが淡路SAではなく、明石市ジェノバライン乗り場。

どうしようかなぁ~と考えて、試しに明石まで国道で行く距離をPCで測ってみました。

結果、自宅からは62kmほど。

コレに島内一周を加えると、往復124km + 島内150km = 274km

おっと!琵琶湖一周と同じ距離!

すこし回り道をするといままで経験のない、一日300kmオーバーを達成できるかも?

これはやはり自走しかないでしょう!

 

ジェノバラインで渡航

 

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明石の街に入り、明石駅前を海側に左折。

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自宅から所要時間 2時間23分でジェノバラインに到着。

これに乗るのは初めてです。

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ここで同行の3人と無事に合流。

愛車LOOK 695には水筒は2本装備して、補給食も大き目のサドルバッグにたっぷりと。

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同行のT置さんはロードバイクではあるけど、普通のスニーカーでペダルも普通のプラットフォーム型での参戦。

これで150kmはちょっとしんどいかも?

同じく同行のK賀さんは吹田市からJR山陽本線輪行して来られました。1時間ほどで着いたとのことで、順当な方法かな。

K見さんはツールド沖縄にも出場して、コンスタントに走っておられる様子。

 

自販機で乗船券を買います。

約30分おきに出航して、大人500円・自転車220円。所要時間は13分ほど。

実に快適!

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自転車から先に乗り込みます。

速そうな船!

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おっちゃんが手早く自転車を束ねていく。

傷が付かへんかな?

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 明石海峡を横断! 潮風が気持ちいい!

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 以前にたこフェリーからよく見ていた明石海峡大橋の側面。

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真下をくぐる! これもたこフェリー以来の風景。

朝日に照らされてキレイ!

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ビッシリとトラス構造になっています。

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キレイな造形美。この橋梁の架設工事にはほんの一部分だけ携わったのでした。

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あっという間に通り過ぎた。

また夕方。無事に帰ってくるよ!!

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酷暑のアワイチに出発!

 

ゆっくり休憩するまもなく、岩屋港に到着。

さあ150kmの旅に出発

ウォーミングアップは嫌というほど済んでいるので、脚はどこまでも軽く廻る!

 

約35km走って最初の休憩地点である洲本のサイクリスト御用達のファミリーマート

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こんな日に熱中症なんかになろうものなら、

「アホか!こんな日に走ってからに!」といわれるのは自明であるので、そうならないように小まめに休憩をとるようにします。

このお店には自転車の空気入れが置いてあり、スペアチューブなんかの簡単なメンテナンス用品を売っています。

これは心強い。

島内のコンビニにはアワイチに協力しているところが多くあり、サイクリストをサポートしてくれています。

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 バイクラック十分にあり、テラス席がいくつも。

今日は自転車は少ないけど、5月の連休に走った人によればラックには自転車が鈴なりであったそう。

さすがにこの暑さではサイクリストも少ないと見える。

確かに日差しは痛いくらいで猛烈に暑いけど、海風が吹いているので走っていると汗がどんどん気化して、とても涼しいですよ。

信号なんかで止まったら燃え上がるけど。

自転車はそれなりのウェアを着て、汗を出す以上の水分補給を怠らなければ熱中症になることはまずありません。

 

空と海はどこまでも蒼く

 

次の休憩ポイント、約54km走った淡路モンキーセンター。

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自販機でお茶と水を補給。

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ここに来るのに「ナゾのパラダイス」と「立川水仙郷」の強烈な上りを越えてきました。

T置さんはスニーカーのまま、先頭で登りはじめた! すごい。

自分はゆっくり登ろうと思っていたのに、K賀さんに煽られて仕方なく頑張って登りましたよ。

あの速さで煽られたらしんどい!

途中にあった「ナゾのパラダイス」は暇があったら行ってみたい、かな?

探偵!ナイトスクープで紹介されたと喧伝しているけど、多分「しょうもない」でしょう。

 

酷暑ではあるけど、この空と海の蒼さはこの時期だけのもの。

それを自転車で満喫できるこの幸せ・・・。長生きはするもんぢゃ。

かあちゃん、行かせてくれてありがとう!

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この時点でもう11時。腹が減ってきた。

昼ごはんはちょうど折り返し地点にある福良漁港。

ここの海鮮どんぶりのおいしいこと! さあがんばって走ろう!

 

福良漁港の海鮮丼!

 

昼飯ポイントである「道の駅・福良」に到着。

アワイチの折り返し地点で、距離は自宅から測ると142km。

これは300kmに届くかな?とこの時は期待していました。

 

この道の駅には色々と店はあるけど、迷わずにココ!

三澤商店。

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サイクリストにペットボトルの飲み物を1本をプレゼントしてくれます。

海鮮丼 並 1,200円。

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実にうまい!!

醤油をたっぷりとかけて塩分も補給。普通なら辛すぎてとても食べられないくらいの醤油の量がなんともうまい!

冷水のポットも何回もお代わりしました。

涼しい店内でおいしいものを腹いっぱい。眠くなってきた。

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いろんなてんぷらもあるけど、ビールがないとなぁ~。我慢します。

 

K見さんに教えていただき、休憩の穴場へ。

道の駅の向かいにある淡路人形座の1階。

劇場が屋根になり、風が抜けてとても涼しい!

横になって一眠りしてしまった。

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ゆっくり休んで元気百倍! 後半に続く!

 

いつも昼休憩が終わって元気が出た時点で、最後の峠である大鳴戸橋方面に挑みます。

延々と続く上りも、なんとか克服。

これを過ぎるとあとは大きな峠は無し。快調に海沿いのロードを走ります。

 

ところが先日の豪雨で一部土砂崩れがあり、海岸線の道路が通行止めとか。

kankouawaji.com

全面復旧には数ヶ月かかる見たいです。

現場の指示に従って迂回したけど、これがまたダラダラと上る山道。

通り慣れない道路なのでどこがてっぺんか分からず、疲れました。

しかも迂回路の交差点にはガードマンがおらず、事前にエネオスのスタンドを左折と知っていたので良かったものの、知らないとそのまま洲本まで戻ってしまうところでした。

みなさんご注意を!

 

しばらく走って、あまりに暑いのでおばちゃんが店番をしている商店でガリガリ君休憩。

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身体が熱いので、冷たいものを食べると強烈な頭痛に見舞われる!

一口食べては悶絶。

生ぬるい水筒の水を飲むと頭痛が消えることに気が付きました。

アイスをかじっては水。80円のガリガリ君で生き返った心地。

 

次はゴールの岩屋港まで。一気に走ります!

どんどん走り、島の西側であるサンセットライン。

岩屋に近づくに従い、賑やかになって来ました。

オシャレなレストランやカフェが点在しています。

どこもほぼ満席みたい。

 

その中でなにやら大きな風船のようなモノを屋根に載せたレストラン風の建物があり、近づくと「ハローキティ・スマイル」という創作オリエンタルレストランとのこと。

大きな風船と見えたものはキティちゃんの頭でした。

さすがは仕事を選ばないことで有名なキティちゃん!

awaji-resort.com

 

アワイチは無事に終了

ゴール近くになり4人がバラバラになってしまったので、全員が揃うまでちょっと停止。

そこからは4人並んで無事に岩屋港に帰投。

楽しい150kmの旅は完全無事故で終了しました。

途中、十分に休憩をとったのでさほどの疲れもなく、また熱中症の心配もなく楽しめました。

自分だけあと62kmの帰り道が待っているけど、全然大丈夫!

逆にあと60km以上も走れる!運が良ければ300kmオーバー!と、この暑さですっかりおかしくなったみたい。

T置さんはやっぱりシューズは変えないとダメかな?と思ったようでした。

 

待つほども無く、帰りの船が到着。

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整列して乗り込みます。

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今度の船はちょっと新しいみたい。

自転車のラックが備え付けられていました。

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ハンドルバーを細紐で縛り、ゴムバンドでサドルを固定して完了。

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自転車のラックにはまだかなりの余裕がありました。

ラックに積む自転車が一杯になったら別の空いた場所でまた束ねられるのかな?

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冷房の効いた室内で休憩。

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またもあっという間に明石港に到着。

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全員で記念撮影。

大変に大変にお疲れ様でした。みんなよく焼けています。

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別のお楽しみとして、今日の反省会を開催することになりました。

場所は三宮のライブハウス「イズント」

自転車仲間のエドウィンさんが出演するので、その日に合わせて。

エドウィンさんはギタリストで、ものすごく上手い!

ちょっと見てください。


20180722 Sun Wonderful Tonight (cover by Edwin Bunales)

 

帰り道に出発。信号の多さにKOされた・・・。

 

同行の三人と別れて、一路大阪へ。

この時点で220kmほど走っているけど、大丈夫!

先ほど船でくぐってきた明石海峡大橋をまたくぐる。

 

この建造物は橋のアンカレイジというもので、吊り橋を支えている重りになります。

重量は35万ton。

これはコンクリートの塊で、ここにポンと置いているだけ。

橋の両側にあり、計70万tonの重量だけで世界最大の吊り橋を両側から引っ張っています。

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夕景が綺麗やなぁ~。

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などとゆっくりしていたら日が暮れてしまう!

先を急ぐけど、神戸市内に入ると国道2号線は朝と同じ信号の応酬!

スタート・ストップを繰り返しているうちに疲れた身体にボディブローが効いてきた。

三宮あたりでは「みなとこうべ花火大会」が賑やか。

見る余裕はない!早く帰る!

国道171号線にたどり着いた頃にはもうヘトヘト。

おまけにサイクルコンピュータのバッテリーが、12時間以上も起動を続けていたので電池が無事に死亡。

ああ距離と時間が分からない・・・。

 

このところはあまりロングライドをしていなかったので、ずっと硬いサドルに座っているお尻と、上半身の体重の半分を預けている掌が痛くなってきた。

全身汗臭いし。 う~い、しんど~い。

平均速度が20km以下に落ちながらも何とか午後10時過ぎに自宅に到着。

朝5時に出発したので、約17時間・極上の自転車旅。

水は10L以上飲んだことしょう。

以前の全く乗れていない状態からするとこれだけ走ることが出来て大満足でした。

帰宅してそのままお風呂に直行、日焼けが痛い!

 

メーターが使えなくなってしまったので、お風呂を上がってからグーグルマップで計測すると全走行距離は285km。

夢の一日300kmオーバーは達成ならず。あと25km。これなら六甲山でも上って帰ったらよかった・・・。 ← 絶対に無理。

でも今までの最長距離は宮崎県日向市 ~ 福岡市博多区の280kmなので、記録更新はできました。

 

琵琶湖一周と同じ距離!

 

今回は途中で土砂崩れがあり少し遠回りになりました。

その他、ちょっと道を間違えて大鳴戸橋の方に行ってしまったりと予定よりも10kmほど多くは走ったみたい。

最短距離で行くと275kmなので、偶然にも琵琶湖一周と同じ距離。

ということは私の自宅は淡路島と琵琶湖のちょうど中間にあるといえます。

これは面白い!

アワイチだけでは150kmと少し物足りなかったのが、自走を加えることによりスーパーロングライドに昇格することができました。

船に乗ると気軽に行くことができるので、これからはビワイチのようにフラッと出かけることができそうです。

 

涼しくなったらまた行きたいな〜、

 

第4回目の香港旅行 やっぱり忙しい その4 魔境を探索!完結編  〜 閲覧注意 〜

 

晴れの北角

 

香港二日目の朝は晴れ。よかった〜!

でも天気予報では昼から雨なのでしっかりと傘は持って出ました。

雨上がりの北角。

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HONG KONGのバナナは繋がっている!

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いつもの「大家楽( Cafe De Coral )」で朝ごはん。

ここはメニューが全て写真に載っていて、しかも番号が付いているので写真で確かめて番号を言うだけで注文できるので楽です。

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豊富なメニュー。

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おばちゃん達の実に鮮やかな手さばきでどんどん出て来る!

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やっぱり香港の朝はお粥と焼きそば!

この薄味にもすっかり慣れました。

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魔境の探索に出発!

 

目的地は香港の観光案内にたまに出て来る、超密集の高層アパート。

 益 昌 大 厦 を探索します。

 

f:id:altokoubou:20180705162238j:plain出典:www.flickr.com
投稿:2017年6月7日
Yick Cheong Building, Quarry Bay, Hong Kong by aotaro

フランス人写真家Romain Jacquet-Lagrèze氏が撮影し有名になったスポットです。

 

トラムに乗って出発!

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停車駅はMTRでは港島線・「太古駅 B出口」を出て左側。

トラムに乗っていくなら「柏架山道(Mount Parker Road)」

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トラムは駅名がなかなか分かりにくいので、この大きなアパートが見えて来た時点で降ります。

駅名に気づかずに前を通り過ぎてしまっても次の駅「船塢里 (shipyard Lane)で降りて、戻って来て全然大丈夫。数分でリカバリできます。

大きく湾曲した巨大な高層アパート。

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このアパートの裏側が目的地。

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こんな巨大なビルなのに曲がっているお陰か、あまり威圧感はありません。

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入り口は「海山楼」「海景楼」という表示があるところ。

恐る恐る中に入ってみると。

1階部分は商店街になっていて普通。

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上を見上げると。

すごい光景が広がっている!

写真でよく見た窓・窓・窓・・・。

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どれだけの部屋数があるんやろ?

何人くらいが住んでいるんやろ?

 

映画 「トランスフォーマーロストエイジ」の舞台になったところとしても知られています。

この映画は見ていないのでどんなんか知りません。

黒人のカップルがおそらくインスタ向けの写真を飛び跳ねて撮っていました。

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セガレをモデルに。

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九龍城砦がなくなった後、ギラギラネオンと並んでここが一番香港らしい場所かな?

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奥には新しい高層アパートが聳えています。

一部屋の広さはあまり変わらないように見えるけど、かなり高級そうな感じ。

新・旧の対比が秀逸。

でも住むなら断然コッチの旧式の方が面白いでしょう。

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真上を見上げるとまたすごい!

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実はこの場所、2018年の2月から写真撮影が禁止になったようです。

当たり前ですが、地元の住人がごく普通に暮らしている家。

それをバシャバシャ写真に撮られるのは迷惑極まりないことですね。

でも特に撮影禁止とかいう表示もなかったので撮ってしまいました。

すいません。

 

出たところで、香港名物「たまごタルト」を食べた。

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あまり甘くなくて美味しい。

 

次の魔境・重慶大厦

 

何回もブレブレで撮影に失敗しているチョンギンマンション。

正面からカメラを向けると危ないので、脇に抱えて目立たないように隠し撮りみたいにするために毎回どうしてもブレていました。

手ブレを防ぐにはシャッタースピードを速くすればいいだけのこと。と気がついたのは3回目の香港旅行が終わった後。

これは再度挑戦せねば!

MTRで「鰂魚涌(Quarry Bay)」駅からスターフェリー乗り場がある「湾仔(ワンチャイ)」駅へ。

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駅を出て「湾仔フェリー乗り場」へ

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券売機もあったけど、もちろんオクトパスカード

これで乗船券を買う人はそう多くないでしょう。

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ゆっくり座って約6分間のクルージング。みじかっ!

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ビクトリアハーバーには多くの船が行き交っていました。

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向こうには中環に向かうスターフェリーが。

香港島には中環と湾仔にフェリー乗り場があり、どちらも九龍の尖沙咀に到着します。

超近代的な高層ビルとレトロなお船がいいね〜。

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現在9隻の船で運行しており、それぞれに星がつく船名があるそう。

銀星號とか夜星號とか。

香港はこのフェリーといい、トラムといい、ギンギラネオンといい、普通の生活を見事に観光資源として活用しています。

観光しながらも、地元の人々の生活に触れることができるのが良いところかな?

 

雨が迫って来る! やっぱり天気予報は当たってしまった。

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ビクトリアピークのピークタワー。

昨夜、夜景を眺めたところ。

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実はこんなに低いところにあります。

山そのものが標高553mなので展望台も低い。

それであんなに近くに迫力のあるビル群が見えるんですね。

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夜はこんなんです。

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尖沙咀(チムサーチョイ)でフェリーを降りてペニンシュラホテルの前を通り、重慶マンションへ。

ペニンシュラ香港:第二次世界大戦中は旧日本軍の軍事施設でした。

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 一度は泊まってみたい! 空港までロールス・ロイスで迎えに来てもらって。

 

雨はだんだんと強くなって来た。

重慶マンション到着。

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シャッタースピードを1/1000くらいに早めて、潜入開始! ← そんな大層なものではありません。

両替商が多い。

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ここにも。レートは0.071ほどでした。

奥に行くほどレートがいいらしいけど、実際はほとんど変わりませんでした。

なん十万円も両替したら違ってくるでしょうけど。

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いろんな店が軒を並べている。

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ハンバーガー屋さん

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インドネシア系の人たちが多いみたいです。

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食料品店も。

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酒屋さんもありました。

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家電店

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猥雑ではあるけど、どこも清潔にしていて怖い感じもほとんどなく、なんか普通の商店街みたい。

カレー屋さんが美味しいというので、次は試そうかな?

 

露天から鳥市場へ

 

昼ごはんは珍しくマクドナルドへ。

こちらのマクドナルドは店頭のタッチパネルで注文するというものでした。

大阪県人は世界中どこでも「マクド」で通します。

「マック」はマッキントッシュコンピューターの略語でしかあり得ません。

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お持ち帰りか(外賣)、中で食べるか(堂食)を選んで。

 

メニューを選びます。

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カウンターで受け取り・支払い。

味と量は日本と同じでした。ポテトの塩味がほとんどしなかったくらいの違い。

 

旺角の露天で掘り出し物

 

北角に続いて好きな旺角の露店街。

前にはあまりなかったドライブレコーダの専門店が多くありました。

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ドローンの専門店もいくつか。

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スマホのカバー屋さんでガラスのカバーをGet!

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前に来た時にはどこのカバー屋さんでも本体カバーと同じようにガラスカバーも盛大に吊り下げていたのに、この日はどこにも見当たらない。

ガラスカバーはどこ?と聞くと大きなオッチャンは店の奥の引き出しから出して来ました。

大量にあるのに、なんで並べないのかな?

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いろんなカラーがあり、黄色を選びました。約600円 安い!

おっちゃんが丁寧な仕事できれいに張り替えてくれました。

 

LED専門店では自転車のテールランプを。

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USBで充電。最近はみんなこれになりましたね。

電池交換が不要で、とても便利。

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赤・ピンク・青色の3色に変わって、もの凄く明るい!

日本では見たこともないもの。

これも600円くらいでした。日本なら3,000円くらいしそうなもの。

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夜に自転車で走るときに十分目立ってくれるでしょう。

これはいい買い物でした!

 

金魚街と鳥市場

 

金魚街は旺角・太子エリアにあります。

金魚を簡単に袋詰めしただけで売っている。

ブクブクで空気を送らないで金魚達は生きていけるのか?

すぐに売れるのでいいのかな。

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香港人は風水とともに生きています。

飼う魚の数まで風水で決めていて、数が変わらないように死んでしまった場合にはすぐに補充しているそう。

それでこんなにも多くの金魚が売れているんですね。

 

餌にするのかな? 多分カエル。うごめいている。

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ビルまで金魚柄。

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ちゃんと水槽に入ってるものもありました。

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次は鳥市場

園圃街雀鳥花園という公園にあります。

MTR荃湾線で「太子駅」から歩いて10分くらいのところ。

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香港人は鳥など小動物が大好き。

家が狭いのでペットにするには小さい動物しか無理なので。

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放し飼い? 飛べないように翼の一部を切り取っているのでしょう。

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こちらも。色あざやかなオウムかな?

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たくさんの鳥かごが積み上げられています。

それぞれに小鳥がぎっしりと詰め込まれ。

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公園とかに鳥かごを持って行ってみんなで鳴声のきれいさを競うそうです。

長閑やな〜。

 

夜ご飯はラーメン屋さん? 米線専門店。

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辛さが5段階に選べるけど、香港は大体が薄味なのでたいした事はないやろと4辛を選びました。

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無事に死亡。

辛いなんてものではなく、一緒に出て来た甘いメロンソーダで流し込まないとても食べられないレベル。

噛んだら辛さが倍増するので、飲み込むのみ!

それでも半分も食べられなかった・・・。

自分は辛いものが大好きなのに。

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香港県人は平気でこんな辛いものを食べるのか?

 

シンフォニー・オブ・ライツは残念。

 

辛さと格闘しているうちに8時前になってしまった。

急いで尖沙咀プロムナードへ。

海岸の遊歩道にはすでに人がぎっしり。

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眺めるには問題ないけど、いい写真を撮ろうとすると最前列に行かないと無理。

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どうしても前に行けないのでもう写真は諦めて、ライトショーを楽しみました。

これで二日目の行程は終了。

今日もよく廻った・・・。

 

エゲツない豚肉(グロ画像あり閲覧注意!)

 

あっという間に最終日。もう帰る日になってしまった。

帰りに飛行機は12時40分。

余りゆっくりしていられないので遠くに行かず、北角の街を散策することに。

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すっかり見慣れた街になりました。

 

 

精肉店の横を歩くと肉を搬入する最中。

トラックからなにやら肉を下ろしている。

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ゲッ!大きな豚の縦割り!

きれいに内臓を取り出して、血を洗い流して。

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それを店の前の歩道にぶちまける!

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絶対にきれいではない、みんなが歩いているコンクリートの舗道の上に直置き!

しかもこの暑い夏の昼間。

湿度も100% 、ものの数分で腐り始めようかという勢いなのに。

あの〜 衛生とかいう概念はないのですか?

 

それを熱心に品定めしている港女さま達。

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   エ ゲ ツ な 〜 !

 

今日は日曜日。

街角には平日には見られなかった、ガラクタを並べて売っている人が。

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使い古しの鍋とかポットとか。

わからないおもちゃとか古雑誌とか。

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小遣い程度になればいいんでしょうかね。

大阪でも通天閣の界隈に行けばこんな風景がよくあります。タバコ1本だけとか。

 

映画の宣伝で千葉真一さん・桜木健一さん・中野良子さんがそのままの漢字で出ていました。外国で活躍されているのですね。

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名残惜しいけど、香港の街を後にして空港特急で空港へ。

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香港の余韻を楽しむ間も無く、あっという間に空港へ到着。

 

香港最後の食事。

豚足定食のようなものを食べたけど、この豚足は先ほどのあの豚か?

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うまかったです。

 

レンタルのパソコンはiMac

このブログを表示してきました。誰か見てくれるかな〜。

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飛行機は前回と違って定時に出発。

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飛行機の中では乗ってすぐに上方落語を聞いているうちに深い眠りに落ちた。

約3時間半で関西国際空港に無事に到着しました。

入国手続きを終えて、イモトのWi-Fiを返却。

返すときは箱に放り込むだけと簡単。

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またまた実に忙しい・楽しい2泊3日の香港旅行でした。

行きたいところが多すぎるので、のんびり旅行なんてものは恐らく当分無理でしょう。

まだまだ行くべきところは多く残っているので、次も忙しくなる模様。

 

今回は4部作にも及ぶ長いブログを最後までお読みいただき、誠に有難うございました。

こうやって旅行記としてまとめておくと何年経っても鮮明に思い出すことができるので、いいものと思います。

必ずまた行きます。メンバーはどうなっているかわかりませんが。

そのことをブログに書くことが今から楽しみです!

またお付き合いください。

 

 

第4回の香港旅行 やっぱり忙しい その3 蘭桂坊は異様な盛り上がり。

 

殺気立っている蘭桂坊(ランカイフォン)

 

無事にヴィクトリアピークの夜景を楽しめたので、次は以前から行きたかった

蘭桂坊(ランカイフォン)のオープンテラスのBar.

ガイドブックにはお洒落なBarが集まる街として必ず載っています。

夜風に吹かれてバーボンでも、とピークトラムの駅からほど近い所にある街角を目指しました。

標識にもお酒の絵が描かれている。

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下向けの矢印はこんな急階段を下る、という事。

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ほんの数分で到着。まあ賑やかなこと!

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夜の11時頃でもこの賑わい。

繁華街はどこでもこんなもんか。

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客は白人が多く、あちこちで路上にテーブルを出してお酒を楽しんでいました。

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奥に進むにつれて、なにか異様などよめきが。

ああ、分かった! サッカーのワールドカップ試合があるんや!

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サッカーについては全然知りません!

前回大会の優勝国がドイツであるという事も、最近になって知ったような次第で。

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大画面のテレビでサッカー観戦。酔った勢いでそらもう大騒ぎでした。

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その盛り上がりたるや、殺気立っていてちょっと怖いくらい。

そんな中、Barの中では客であろう女の子が大音量の「江南スタイル」をキレッキレのダンスで踊っていました。これはすごかった。

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路上に出したテーブルでゆっくりバーボンをと思ったのに、それどころではない!

黒人の兄ちゃんに「飲んでいかないか?」と客引きをされたけど、

これはいかんと逃げ出しました。

 

街角で見つけた「ロールス・ロイス レイス」

初めて見ました。

ドライバーがいなかったので、コッソリと写真を。

ロールス史上最強のクーペ。お代は〆て3195.0万円なり [消費税込み]

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どんなお大尽が乗ってるんやろ?

 

もう一つの行きたかった街・蘇豪へ

 

蘭桂坊は行った時期が悪かった。

もう一つのオープンテラスが集まるエリア・蘇豪(SOHO)あたりでバーボンをと変更しました。

中環(セントラル)まで戻って、ヒルサイドエスカレータ。

SOHOまで行かなくても、左右にある適当なBarに入ろうと決めました。

 あまり人が入っていない、エスカレータ側の席が空いているBarを見つけ!

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IBERICO & CO.とかいうBarでした。

もうどこでもええ!

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空いている店内でゆっくり椅子に座ったけど、

「・・・足が届かん!」

白人が多く住んでいる地域なので、椅子も白人のデカいオヤジ向け。

足が床に届かず、ぶらぶらしながらということに。

嫁さんと息子はビールとカクテル。

自分はどうしてもバーボンが飲みたかったので「Bourbon!」と注文するけど、発音が悪いためか通じない!

仕方ないので「ジャック・ダニエル!」と言うとようやく「OK!」と分かってくれた。

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以前からよく眺めていて、一度行きたかったSOHOのBar.

やっと来ることができてよかった〜。

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レストランでもある、大きなBarでした。

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よく見ると、アーリーやハーパーなどおなじみの銘柄が沢山並んでいます。

次は見た事もないようなバーボンを飲んでみたいもの。

 

道ゆく人を眺めて。

f:id:altokoubou:20180627220240j:plain初日から雨の中、アチコチとよく廻った。

少し疲れたので、1時間ほどで帰ることに。

 

ビール好きには天国か!

 

疲れてはいるけどやっぱり飲み足りないので、ホテルに入る前にコンビニでビールを買って行こうと。

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価格を見てびっくり!

カールズバーグの500mLがなんと8香港$! 112円!

スーパードライの500mLは210円でした。

香港ではアルコール度数30%未満の酒類には酒税がかからない。

ウイスキーは別として、ビールとか日本酒は飲まないと損ですな!

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部屋で一人でゆっくりとビールを楽しみました。

自分以外の二人はもう早々に眠りについたけど、せっかくの香港。

なんか早くに寝るのは勿体無い。

解らない広東語のテレビと、部屋から見える夜の不気味な北角の街を見下ろしながら3時ごろまで飲んでいました。

う~ん、満足。

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明日もまた忙しいので、もう寝ます。

 

第4回目の香港旅行 やっぱり忙しい その2 北角にチェックイン編

 

 

今回の旅行の行程

 

 いつものように行きたい所をリストアップ。

・飲茶(添好運点心専門店・北角分店)

・太古城(高層アパート)

・蘇豪(SOHO)地区のオープンテラスカフェ

・その他・・・。

 

などなど20ヶ所以上も出てくる出てくる!

いくら欲張っ他ところで、全部巡ることは到底無理であるのはわかっています。

その中でも太古城の高層アパートの写真を撮ることと、蘭桂坊のオープンカフェは最低限抑えたいなと考えました。

実は、前回に行った時に次の計画を立てていたのでした。

それは、次に行く時にはオープンカフェで街行く人を眺めながら、のんびりとバーボンウヰスキーを飲もうかな?なんてね。

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 20ヶ所以上も行きたいところがあるのに、そんな悠長なことをしててどうするんや!

と天の声が。

どう考えても、そんな落ち着いた旅行はまだまだ無理であったのでした。

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空港特急で香港駅へ!

 

空港から離脱。

先ほどのオクトパスカードを使って空港特急へ。

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いつも空いていて実に快適な空港特急(エアポートエクスプレス)

空港〜香港駅を24分で結びます。

 

機場站を出発。

前席の背もたれ部分に充電用のUSBソケットが付いていました。

24分間あればだいぶ充電できるでしょう。

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早くて快適なことはいいけれど、そんなに急いでないのならバスで香港島まで行くという方法もあり。

エアポートエクスプレスの料金は100香港$≒1,400円  所要時間24分

対してバスはいろんな路線があり、だいたい40香港$≒560円  所要時間60分

こちらは快適な2階建てバスで、景色を楽しみながら約1時間で香港島へ。

 

空港特急では香港駅が終着なので、そこからはトラムか地下鉄に乗り換えて目的地まで行く必要があるけど、バスなら九龍や香港島の各地に直接行くので、泊まるホテルの近くまで行けば便利です。

目的地までの乗り換えの時間を考えると、バスでもそう変わらんかな?

ということに日本に帰ってから気がついたのでした。

 

やっぱり大雨

 

香港駅に到着。

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駅は地下にあるので外の様子はわからないけど、みんな盛大に雨粒をこぼす傘を持って歩いている。

やっぱりまだ大雨か。初日からツイてないな・・・。

ホテルのある「北角」までそのまま地下鉄で行くことにしました。

ホントならトラムで街の眺めを楽しみたかったけど、乗り場に行くまでにずぶ濡れになる模様。

乗っても窓を開けられないし、クーラー無しの車内は暑そう・・・。

 

MTRの柴灣行きで香港島で一番の庶民の街・北角へ。

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来る前から雨が降ることはわかっていたけど、持っている傘は折りたたみの簡単なもの。

大きい傘は機内持ち込みができないので、現地で買おうと考えていました。

地下街で探すけど、こちらにもある無印良品やコンビニはどうも値段が高い。

これは地上に出てから露店で買ったほうがいいな!

と、とりあえず北角の街へ。

 

北角(North Point)は面白い街

 

地上に出ていきなりのペンシルマンション。

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独立峰のように屹立していて、見たところ27階建。

1階あたり2軒あるようで、それなら54世帯が入居している。

地べたの占有面積は100平米くらいなので、33坪に54軒!

ものすごい高効率!

香港には地震がないヨ!と割り切った潔さがいいね!

こちらに来る直前に経験した、大阪北部地震クラスでも甚大な被害がありそう。

やっぱりところ変われば場所変わると言ったもので。

 

 気のいいおばちゃんのお店で、雨傘と濡れてもいいようにとサンダルを買う。

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傘は1本150円くらいで、サンダルは500円くらい。

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おばちゃんがお釣りを返そうと、ここの主人と思しきおっさんに小銭を渡すとおっさんはその中から硬貨を何枚かクスねやがった!

しかも見ている前で! 10円か20円くらいだけど、思わず笑ってしまった。

 

別の露店で孫の「航大くん」にタンクトップを。

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これは見逃せない!

フォルクスワーゲン Type-2  64年式  15Wでした。

値切らなかったので、350円くらい。

消費税が無い分、日本よりも少し安いかな?

実はこれはコピー商品。

本物のこの柄のカーテン生地がウチにあります。

ライセンス生産なので本物のVWのマークが描かれていて、mあたり数千円・・・。

 

雨の露店街もまたいいもので、いつもの騒々しさはあまりなくなんとなく静かでした。

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全く似合わないGRAND VIEW HOTEL

 

荷物を置くためにホテルへ。

北角のど真ん中にあるGRAND VIEW HOTEL

前に来た時に見つけて、次はここに泊まりたい!と思っていたところでした。

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色々と英語でまくし立てられましたが、なんとかチェックイン完了。

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部屋は広く、清潔。北角にあるとは思えない!

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水しか使えないけど、キッチン付き。

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 エアコンの温度設定はなんと約6度。 

真冬か! もちろん摂氏。

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汗はいっぺんに引いたけど、 部屋中の金属部分が凍っていました。

 

部屋から見える向かいの住宅。

どこからどこまでが一区画なんかな?

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探検してみたい!

こんな猥雑な街に全く似合わないいいホテルでした。

 

そうこうしているうちに雨は止んで来て、街中を散策することに。

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おいしそうな北京ダックがあちこちで売られている。

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そのまま食べられるんかな?

 

 雨の日はトラムは間引き運転でも無いと思うけど、いつもはひっきりなしに来るトラムが今日は全然こない。

雨で渋滞が激しいか?

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北角と反対側のKennedy Townまで行ってスタバで休憩。

お弁当のようなサラダがありました。

その他は日本と全く同じ! コーヒーの味も同じ!

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100萬$の夜景へ!

 

雨はすっかり上げって、晴れ間が見えて来た!夜景に期待が高まる。

MTRで中環の駅。

K1が最寄りの出口となります。

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地上に上がるとあちこちに案内看板があって。

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まず迷うことはないでしょう。

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電飾満載のトラムが

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乗ってみたい!

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ピークトラムの乗り場。午後9時ごろ。

シンフォニー・オブ・ライツがすでに終わっている時間なので、人のピークも過ぎたかな?

いつもは何十分待ちの大行列が、今日は全然並んでいない。

この時間に来るのがいいらしい!

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少しも待つことなく、そのまま乗り込めました。

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山頂駅で降りてさらにエスカレーターで登っていく。

最上部のピークタワーは730円くらいの入場料金が必要だけど、必ず登らないと!

景色が違う!

ぐるぐるとエスカレーターで。

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Hard Rock Cafe HONG KONGの出店がありました。

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ようやく最上階の展望台へ。

いつもはほとんど曇り空で、きれいな夜景が見えることはあまりないらしいけど、今日の大雨が埃を流したか、前回に続き素晴らしい眺めが楽しめました。

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遠くに九龍ピークの灯りが見えている。

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この辺りの高層マンションはナン十億円するのでしょうかね?

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やっぱり展望台は鈴なりでした。

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一角を占有して有料の記念写真を撮っています。

カメラはNikon 850Dでした。

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やっとビクトリアピークまで。

香港の夜はまだまだ to be continued!

 

第4回目の香港旅行 やっぱり忙しい その1 入国編

 

どうしても忙しくなる模様・・・。

 

4回目の香港に行って来ました。

さすがに4回目ともなると主要なところはもう見尽くして、ゆっくりと観光ができるかと思いきや、また相変わらず忙しい行程になってしまった・・・。

今回は夫婦二人に加えて33歳になる息子が同行したことも忙しい要因となりました。

息子は初の海外旅行で、当然初めての香港。

初香港であるならば見るべきところはキッチリと抑えたかったので、普通の観光ガイドにあるところは一通り計画しました。

今回は2泊3日の行程で、お宿はしっかりとしたホテル。前回に泊まったホステルも面白かったけど、今回は一番ディープな北角に泊まりたかったので。

 

飛行機はもちろんピーチアビエーション。

搭乗券には「おおきに」(OOKINI!!)の文字が。

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いつもどおり関空の片隅にある「倉庫」から出発しました。

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海外旅行の必需品「wifiルータ」関空にあるイモトのwifiでレンタル。

当日の朝に契約しましたが、前もって予約しておいたほうが少しだけ安くなるようです。

料金は4G LTEで ¥1.580/日 ちょっと高いけどやっぱり3Gよりも4Gのほうが早くていいかなと。

料金プランはこちら ↓

www.imotonowifi.jp

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内容物はこんなものでした。

ルーター本体と電源変換アダプタ、3口タップ・充電用マイクロUSBケーブルなど。

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以前に借りたときはバッテリーの容量が少なく、3時間くらいで切れていたものが今回は13時間は持つとのこと。

確かに以前のタイプよりもふた周りほども大きくなっています。

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現地では問題なくすぐに接続完了。

さすがに大容量のバッテリーだけあって、日中は起動しっぱなしで一日持ちました。

 

いつものピンク色の機体 AIRBUS A320-200型に乗り込みます。

2500km(1550マイル)のかなたにある香港まで出発!!

日本の最北端の宗谷岬から、南の果ての沖ノ鳥島までの距離は約2800km。

日本の全長よりも短いのか・・・。

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予想通りの雨

 

香港国際空港までの約4時間。

今回は桂米朝師匠の上方落語「地獄八景亡者戯」(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)を久しぶりに全編聞くうちに眠りの底に。

亡者たちが六道の辻に差し掛かった辺りまでは覚えています。

到着前、機長のアナウンスで起されると現地は雨とのこと。現地の天気予報を事前にチェックして予想はしていたものの折角の香港、いきなり雨とは。

 

気ぃ悪いっちゅうねん!

 

曇り空でも降ってなかったらいいのになあ~と淡い期待。

で、空港はやはり大雨。4回目にして初めての雨。

空港のガラス張りの天井には猛烈な勢いの雨粒が叩きつけていました。

南国のスコールは桁が違う・・・。

空港内は空調が効いて涼しいけど、この大雨の中一歩外へ出るとどれだけ蒸し暑いことか。

 

現地の通貨はcitibank

 

入国審査も無事に済ませて、いよいよ香港へ

ネイホウ! ここを出るともう香港!なんとなく八角の匂いがして来そう。

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早速に現地の香港$を手に入れます。

出て左側に少し歩くとcitibankのATMが。

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ここの機械は日本語表示ができて操作に迷うことがなくオススメ。

日本でデビットカードに必要な金額を入金しておいて、ここで引き出すという秘技を使いました。

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いろいろな為替レート

 

為替レートについて

いろんな所にある両替所の表示板には各国の通貨とwe buy・we sellと表示があり、小数点以下が多い数字が並んでいます。

We BuyとWe Sellとは、

We Buy: 日本円から香港$へ「日本円を買うよ!」
We Sell:  香港$から日本円へ「日本円を売るよ!」

JAPANの欄にはWe Buyで0.07170とか、わからん数字が。

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スマホを使ってのレートの換算は1香港ドル=14.5円とか分かりやすいのに、これはどういうことや?

と最初は戸惑いました。

 

この計算の仕方は

日本円から香港ドルに両替をするとき 1 ÷ 0.07170 = 13.9円

約14円/香港$とおなじみの数字になりました。

例として、

1,000円を100香港$に両替をする場合 

1,000 × (We Buyの数字) 0.0717 = 71.7香港$となります。

逆に帰国するとき手持ちの香港$を日本円に両替すると

100香港$を日本円に両替する場合

 100 ÷ (We Sellの数字) 0.8180 = 1,222円になります。

 

このレートは両替商により実にまちまちで、よく言われる重慶大厦(チョンギンマンション)の奥深くにある怪しげな両替商は確かにいいレートになっているようです。

でも空港から遠く離れた九龍の尖沙咀にある重慶大厦まで、途中どこにも寄らずに最低限の交通費だけを持って最初に行くのも面白くない。

そう思って空港内のcitibankのレートで手を打ちました。

あとで重慶大厦の両替商のレートを確認するとあまり変わらない数字であったので、まあよかったかな。

 

超絶便利! オクトパスカード

 

両替も済ませて現地通貨を確保したら、なにをおいてもオクトパスカード

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空港とか地下鉄の駅のどこにでもある「客務中心」で買えます。

アジアの国々ではかなり普及しているICカード

現金をチャージしておくと地下鉄やトラムなどほぼすべての乗り物で使えて、コンビニやスタバなどの支払いにも使えるこのカードは、日本でいえばSuicaPiTaPaのようなもので、ものすごく便利!

外国では普通のことなのでしょうかね?

帰国するときに希望すれば残額を払い戻してくれます。

前回に来たときのオクトパスカードを返さずに持っていたので、両替した現金をチャージしました。

中国発の銀聯カードではデビットカードから直接チャージすることもできるようです。

 

やっとお昼ご飯に

 

なんやかんやしているうちにすっかりお昼を回っている。

外は相変わらずの豪雨が続くけど、腹が減って来たよ。

ちょっと待てば大雨は止んでくるかな? と空港内で昼食をとるとこに。

以前に食べたミシュラン1つ星の雲呑麺の名店・何洪記粥麺専家は長蛇の列ができていた為に諦めて、空港特急乗り場の近くにある以前に食べておいしかった阿鴻小吃に。

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待っている間メニューを眺めていると。

何人もの人が食べている四角いお皿に入った焼きそば(?)・チャーハン(?)の写真が載っていない。

量も多くて一番おいしそうなのに。

席に案内されてから、横の席の人が食べている焼きそば・チャーハンはどこに載っているか?と聞くと、なんとメニューには載せていないと。

なんで?? 一番人気に見えるのに。

それではこれと同じものを、と横の人の料理を指してオーダー完了。

ちゃんと出てくるかな?

 

果たして間違いなく出てきました。

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量も味も見たとおりで申し分ないけれど、ちょっと薄味。

テーブルに置いてある「ラー油」をつけると実においしくなりました。

これはラー油であると思うけど。

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こちらの爪楊枝は両端とも尖っていて、そしてしなやか。

なかなかいいものでしたよ。

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お腹もふくれて、さあこれから香港のカオスの只中へ!

2泊3日・駆け足の旅の始まり!

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