工房のオーディオシステムが完成しました。
以前から使っていたMaxellのiPod対応スピーカーシステムにブルートゥースレシーバを取り付けてものを流用していましたが、なんとも低音が寂しい。
休眠中の機材を有効活用
腹に響く重低音が欲しいなあ〜と色々とスピーカーを探しましたが、どれも物足りなさそう。
そこで思い出した!
使っていないBOSE 101MMスピーカーがある! サブウーファーもある!
これを活用しないと!
どれも10年以上前にヤフオクで落札したけど、あまり使うことなく置いていたものでした。
天井から吊り下げ
スピーカーは吊りさげると上下が逆になるので、カバーに付いているBOSEのロゴも逆になるのは仕方がないな。と思っていました。
取れないかダメ元でカバーを引っ張ってみると。外れるのであった・・・。
知らなかった。
無事に正立方向に取り付け。
しかし埃がたまっている・・・。ちゃんと鳴ってくれるかなあ?
吊りさげアタッチメントを天井部分に取り付けます。
落札した時に一緒についてきたもので、使うことがなくずっと会社の机の中にしまっていました。
ようやく日の目を見た。
右・左とも取り付け完了。
スピーカーの取り付けそのものは簡単。大変なのがこれからです。
工房の一番奥に取り付けたスピーカーから、工房の入り口にあるアンプのある場所まで途中にサブウーファーを介してスピーカーコードを配線せにゃならん!
10mの長さのコードを買ってきましたが、多分足らないでしょう。
サブウーファーはこんなものです。
ほんとは地べたに置きたかったのですが、ものすごい木の粉が降り注ぐ場所なので一段上げた場所に設置となりました。
低周波数の音は指向性がほとんどないので、どこに置いても構いません。
埃除けとして上からウエスでもかぶせて置きます。
思いつきでいろんな配線をしたもので、かなり混乱しております。
配線は確かに多いですが普段はメインスイッチで全切りしている上に、全ての負荷にスイッチをつけているので同時に多くの電気が流れることがなく、まず大丈夫でしょう。
高品質なデジタルアンプ
アンプはこれまたヤフオクで落札。Lepaiのデジタルアンプ。
2,000円ちょっとながら出力は40Wで音質は十分満足できる!
デジタルではなく、アナログアンプで40Wであればとてもこの小ささでは収まらないでしょう。
放熱フィンでさえもこの筐体に内蔵されています。信じられない。
このアンプの内部を改造して楽しんでおられる方のブログがよくありますが、自分はそこまでの知識はないので、このままで鳴らします。
横に置いているブルートゥースレシーバーから信号を入力します。
サブウーファーの出力端子にスピーカーからのコードを接続、更に入力端子からアンプに向かってどんどん配線を伸ばしていくと。
思った通りにスピーカーコードは10mでは足りませんでした。
手持ちのコードを継ぎ足してもまだ足らない。
仕方なくコーナンまでまた10m分を買いに走りました。
信号の入力はミニプラグでもできますが、もちろんピンプラグにしましたよ。
手元でボリュームとトーンの操作ができて、快適そのもの。
木工工房のような常に木の粉が舞い上がる過酷な条件下でオーディオシステムを構築できるのも、エアコンプレッサーがあるおかげです。
エアーで常に粉を吹き飛ばすようにすると、システムに支障が出ることはないでしょう。
地を這う重低音
各部の取り付け・調整が完了。
ウーファーのボリュームをMAX、アンプもBASSを最大にすると。
予想通りの腹に響く、地を這うような重低音が!
これがしたかった・・・。 工房の外まで低音が漏れています。
目指せ! 場末のスナック
でもあまりに低音を響かせ過ぎると却って気分が悪くなるので、ほどほどにしておきます。
高校生の頃にオーディオに凝っていたことを思い出しながらの楽しい取り付け・配線作業でした。
古いBOSEのスピーカーが天井から下がっているという、場末のスナックにまた一歩近づきました。