わずかに1日で完了!
アップルショップで蘇生の秘術を受けていたmacbookが見事に生き返り、戻ってきました。
修理の工程としては以下の通り。
7月2日(日)13時45分 アップルショップ心斎橋店に持ち込み。
68,000円かかると云われていた修理代金が
《 AppleCare+ for Macに加入すると、保証とサポートがMacの購入日から3年間に延長されます》
加入していたことをすっかり忘れていましたが、これのおかげで無償による修理になると聞き、思わず店内でやおよろずの神・仏に感謝を捧げる。
修理の完了までは1週間くらいかかるよ! とのことでした。まあ明日から1週間出張なので、ちょうどいいか。と。
完了した暁にはmacbookをアップルショップまで取りに来るか、或いは自宅に送りましょうか?
と聞かれたので、同じ大阪府内とはいえ、はるばる茨木市から大阪市中央区西心斎橋まで来るのはもうしんどいな。と送ってもらうことに。
7月2日(日)14時30分 説明が終わり、macbookを預ける。
ミナミの街をぶらぶらする。⇒ 帰宅(出張の準備)
7月5日(水)19時30分 出張先の岐阜県大垣市の安いビジネスホテルで自転車に乗る準備をしているところに自宅からTel。
「パソコン宅急便たらいう箱が来とるよ」
え え ~ っ ! も う 届 い た ん !
同封されていた修理の報告書を見ると7月2日の受付が終わって、すぐに神奈川県にある修理サポートセンターに送られたようです。
翌日の7月3日現地に届き、即日修理を完了してその日のうちに大阪に返送。
おそらく翌日の7月4日に自宅へ発送していただいたと思われます。
なんと速い仕事!
厳重な梱包の中にアップルのクリアファイル
「パソコン宅急便」のしっかりとした箱に入って届けられました。
開けてみると更に厳重な梱包がされています。
本体には保護フィルムが貼ってある。
それに修理の報告書などはりんごマークのクリアファイルに挟まれていました。
あまり見ることのないクリアファイル。これだけでも値打ちがあるかな?
修理の内容は
AppleCare Service 修理報告書によると以下のような作業をされていました。
検証結果及び作業内容
ロジックボードの故障により、ご申告の症状を確認しましたので、
ロジックボード(ソリッドステートドライブ一体型)を交換し、
MacOS 10.11.6のインストールを実施いたしました。
上記部品交換後、正常に起動できることを確認いたしました。
総合診断テストを実施し、全て正常に機能することを確認しました。
という内容で無事に直りました。
ロジックボードとはマザーボードのことで、macbookはソリッドステート一体型となっています。
SSDをボードと共に交換したとは、つまりデータは全て吹っ飛んだ・・・。
このごろはバックアップをサボっていて、最近のデータは取っていない。
Time machineのバックアップディスクをみると今年の2月が最後でした。
それでもないよりはずっとマシ。
Time machineとはmacのバックアップ機能のことです。
Time Machineバックアップデータの復元手順
データの復元は実に簡単。
Mac OS X Lion (10.7)以降の場合。
① バックアップデータのある外付けのHDDなどを接続する。
② Macの起動時に「Command+R」キーを押し続ける。
③ 復元システムからコンピュータを起動する。
④ 「OSX ユーティリティ」のメニューに、Time machineバックアップから復元するオプションが表示される。
⑤ 「Time machineバックアップから復元」を選択 ⇒ 「続ける」をクリック。
⑥ バックアップが保存されているストレージを選択
⑦ 復元が始まる・・・。
これだけの操作であとは4時間ほどかけて復元されました。
ほとんどのアプリは完全に復元されましたが、Office for Macだけは再度ログインを要求されました。
一通り復旧が終わってmacが昇天する前の状態に戻してから、早速Time machineでバックアップを取りましたよ。
これからは頻繁にバックアップをするようにします。
AppleCare + for Macについて
このmacbookは大阪市吹田市のららぽーとエキスポシティにある「Csmart」購入したもの。
そのときにAppleCareに加入していたようです。
多分、キャンペーンか何かで無料で加入できたのだったかな?と思います。
すべてのMacには、製品購入後1年間のハードウェア製品限定保証と90日間の無償電話サポートがついています。AppleCare+ for Macに加入すると、保証とサポートがMacの購入日から3年間に延長されます。さらに、過失や事故による損傷に対する修理などのサービスを、画面または外部筐体の損傷は1回につき11,800円(税別)、そのほかの損傷は1回につき33,800円(税別)のサービス料で最大2回まで受けることができます1。Appleの専任スペシャリストにチャットまたは電話で直接問い合わせることもできます。
普段はこういうサービスはケチってしまって加入することはまずありません。
今回は無料ということもあってかどうかわかりませんが、よくぞ加入していたもの。
よくやった!
今回はAppleCareに加入していて大正解!
しかしその費用は23,800円(税別)となっています。
アップルケアのメリット
大枚23,800円を払ってアップルケアに加入することのメリットは?
通常は購入後90日間は電話によるサポートが受けられて、1年間はハードウェアの保障が付きます。
保障についてはこれくらいで十分で、特にアップルケアは必要ないかな?と思いますね。
ではどう違うか?
① 保障期間の違い
ハードウェアの保障が1年で終わるところが3年に延びる。
② 電話によるサポートの違い
Appleの専任スペシャリストによる修理
③ ハードウェアの保障の違い
過失や事故による損傷に対する修理などのサービス(最大2回まで。1回につき、画面または外部筐体の損傷は11,800円、そのほかの損傷は33,800円の税別サービス料がかかります)
④ ソフトウェアのサポートの違い
自宅やオフィスはもちろん、外出先からでも、Appleの専任スペシャリストが幅広いトピックについての質問に電話で直接お答えします。
以上、出展はすべてアップルケアでした。
加入するべきかそうでもないか?
PCのトラブルについて、ハードウェアはともかくソフトウェアのトラブルについてはPCに慣れているなら、なんとかなることが多いです。
なので、アップルケアに加入するかどうかはパソコンのスキルによる、といったことでしょうか。
自分もPCのトラブルについてはウィンドウズマシンで散々苦労してきて、大概のことは対応できるようになりました。
しかし、今回のトラブルはいかにスキルが優れていようとも、解決が難しいものです。
macbookの筐体は簡単に開けられないようにいろいろとトラップが仕掛けられており、下手に開けるとあちこちの線が切れて、どんどん泥沼にはまっていく・・・。
macbookのハードウェアのトラブルについては、そんなリスクを犯してまでも自分で修理をしようとは考えないほうがいいでしょう。
iPhoneなどとは違い、PCは保障期間の3年を超えて使用することが普通なので、安心のために加入したほうがいいのではないでしょうか?
mac製品は決してお安くはないですからね!