写真です。
春になってきて日が暮れる時間も遅くなってきたので、退社してからちょうどいい頃に「マジックアワー」が訪れるようになりました。
マジックアワーとは写真の撮影用語で、光源である太陽が沈んだあとしばらく薄明るくて影ができない、色相がソフトで暖かいという絶好の撮影タイムのことです。
今日の大阪府の日没時間は18時05分。車で会社を出てから帰り道にある「五月山ドライブウェイ」の展望台に着く頃がちょうどマジックアワーです。
間に合った。
ドライブウェイの途中にある「秀望台」から。
この場所からは阪神高速道路から六甲山、大阪湾の方まで見渡せます。
まだまだ風は冷たく寒かったけど、いい写真が撮れてました。
何枚か撮っているうちにあっという間に真っ暗に。
夜景もきれいです。
この「五月山ドライブウェイ」は自転車で登っていた通勤帰り・激坂トレーニングコース。
展望台までがすごい急勾配の登りで、願ってもない山トレーニングができるいいコースです。
しかし!去年あたりから後半の箕面ダムの近くに、野生の猿の群れが道路いっぱいに広がってたむろするようになって、通れなくなってしまいました。
以前は観光地の「大滝」のあたりに大勢いたものが、人に危害を加えることが頻発したために、山奥の方で餌付けをして移動させたそう。
以前の数字では総勢520頭もの大群が四つの集団に別れて生活をしています。
集団には名前があり、F集団190頭・L集団110頭・N集団130頭・K集団90頭。
一番勢力の弱いK集団が餌場から追い出されてさまよっているらしく、どうもこの集団のようです。
こちらから手を出さない限りなにもしない、とは分かっているものの、真っ暗の山道で猿の大群が座っている間を自転車ですり抜けるのはなんとも恐ろしい。
自転車を見て子猿がキーキー鳴きながら逃げ惑う、それを見て親が子供を護るためにかかってこないか?
車なら安心なので今日はどうかなと通ってみると、いつもの場所あたりに居るはずの集団が見当たらない!
たまたま今日だけかも知れないけど、必ず居たものが居ないともう大丈夫のような気がします。
弱小集団がいつの間にか力をつけて、餌場に戻ったか?
そうであればまたトレーニングコースとして復活できます。