やっと秋が来たか。
今年も無事に彼岸花が咲きました。
あの連日続いた激暑で、もう金輪際秋が来る事はないと観念していましたが。
8月でこんなに暑かったら12月になったらどれだけ暑いんや!!!
それが今日あたりからすごく涼しい!
今日の大阪県地方は最高気温が24度でした。最低は18度。
わずか1ヶ月前の8月26日は最高気温は34度、最低が27度。
30日で10度下がっています。
1ヶ月前の最低気温にも届かない今日の最高気温。
思い出すのは子供の頃、と行っても大阪万博が開かれていた頃(数年前かな)。
あの頃、夏の最高気温が30度を超えてビックリしたことを覚えています。
そして夏休みが終わり9月1日の朝には決まってヒンヤリとしたことも。
季節はキッチリ暦通りに動いていました。
少し早い彼岸花
今日の午前中は晴れていたので、今のうちに彼岸花の写真を撮りたい!
ここは自営業者のいいところ。思い立ったら時間はなんとかなる。
延長ベッドを製作する手を止めてミニバイクにまたがり出発。
カメラとズームレンズも抱えて、出発といってもわずか数分で目的地。
自宅のすぐ近くには里山が広がっていて、彼岸花のいい撮影ポイントがあります。
田んぼのあぜ道には多くの赤い花が咲いています。
今年はまだ少し早かったみたいで、びっしりと隙間なく咲いているというほどではなく。
咲いてから間もないので枯れている花はなく、色褪せない綺麗な花をつけていました。
この辺りをテリトリーとしている鷺。
細い首を回して周囲を睥睨しています。
稲刈りまでにはまだ間があり、稲の実り具合を確かめるおっちゃん。
柿もたわわになっています。
まだ青い。半分青い。
近辺で彼岸花の名所といえば京都府亀岡市のその名も「彼岸花の里」
今週末あたりが見頃でしょう。
彼岸花の効用
彼岸花は多くの別名を持っています。
毎年決まってお彼岸の頃に咲くためについた名前。
正式な名前の他に多くの別名をもっていることでも知られています。
「曼珠沙華」とか「「幽霊花」とか「地獄花」・・・。
なにか不気味なものを思い浮かべますね。
なぜそんな別名が付いたか?
その理由として、花本体に毒をもっているという点があげられます。
球根には「リコン」←これも不吉なイメージ。という有毒物質があり、それが全体に回っています。
田んぼの畦に生えているのは、その有毒物質で農作物を害獣から守るために人為的に植えられた為です。
しかし、大量に群生している姿は何かこの世の物とは思われない佇まい。
極楽浄土に咲く花はこんな様子なのか?などと想像しながら撮影しています。
今週末には是非「彼岸花の里」に行ってみたいものです。