朝食は行きつけのファミレス
明けましておめでとうござます。
今年もご愛読をよろしくお願いします。
いよいよ長洲島に渡る日。
ずっと行きたかった所で、やっと念願が叶う!
とはいうものの、何時に行くとかは決めていないのでゆっくりと出発します。
朝ごはんはすっかり常連さんになった(たったの2回目)ホテルの横にあるファミレス・大不同。
2回も行けばもうお馴染みさん。店員さんに覚えられていました。
ここはメニューに写真があり、わかりやすくてよろしい。
よくわからないので、写真のこれ。
麺の上に何やら肉が乗っている。麺はどうも出前一丁のような。
出てきてみると。
やっぱり麺は「出前一丁」その上に豚肉が乗っていました。
もう一つは。
まあ大体メニューの写真と似たものでした。
日本では馴染みの無いものなので、面白かったですよ。
しっかり食べて、出発準備完了。
長洲島に渡るのにはフェリーで。
フェリー乗り場は中環(セントラル)にあるので、トラムに乗って向かいます。
12月の香港は晴天の日が多く、今日も快晴!
しかも気温は22度というポカポカ陽気、日本とはエライ違い。
長洲島でも気持ちよく晴れているでしょう。
呑気に途中下車
ところが、いい気分でトラムに揺られていると。
去年の今頃来た時に、通り過ぎた露店街が見えてきた。
この場所は偶然に写真を撮っていて、面白そうやな〜と思っていた場所。
この写真。
これは途中下車しないと!
先を急ぐ行程ではないので、気の向くままに歩き回ります。
この行き当たりばったりが楽しい!
降りた駅の場所は何やら高級そうなショッピングモールのようなところ。
露店のすぐ隣にこんなおしゃれな店があるなんてね。
清掃員が店の大きな窓を丹念に掃除をしていました。
雑貨屋さんの店先にはこんなものが。
「グッドバスケットラック」と書きたかったみたい。
生兵法は大怪我の基。
無理して日本語表記をすることないのに。
ガシャン。昔懐かしいネズミ捕りか。
朝の10時。露店街はまだ開店前が多く、半分ほどが準備中でした。
しかし、香女さまたちは朝から豚肉の買い出し。
新鮮なうちに買いたい!とばかりに大勢が並んでいます。
でかい脚!が吊られている。
どうやって料理するのかな?
これは顔(頭?)
豚肉は頭からつま先まで、全身もれなく食べられます。
虎の顔も吊られているけどこれは食用ではなくて、なんとリュックサック。
あまりにリアルすぎてシャレにならないよ。
短い露店街をひとしきり見て楽しんだ後、またトラムに乗車。
料金は定額で30円くらいなので、気軽に乗り降りができます。
長洲島(チョンジャオドウ)行きのフェリー
いよいよオールド香港!
三輪レンタサイクルも楽しみ。
中環から大きな歩道橋を渡りフェリー乗り場の案内がある方向へ。
FOUR SEASON HOTELを目指して歩いて行きます。
コレはヴィクトリア・ピークの山上から見えている観覧車。
時々止まっていました。
香港には離島が多く、フェリー乗り場にはいろんな方面に行く航路があります。
南Y島(ラマ島)・坪州島(ペンジャオ)などへもここから。
この「Y」は実は漢字であるそうです。
長洲島へ行くフェリーには普通船と高速船があり、料金は平日と日・祝でちょっと違う。
普通船・約35分 月〜土:普通位 11.3Hk$ 豪華位 17.8Hk$
日: 普通位 16.7Hk$ 豪華位 26Hk$
高速船・約55分 月〜土 22.2Hk$ 日〜祝 32Hk$
普通でも高速でもどっちでもよかったけど、停泊していたのが高速船だったので、乗り込みます。
もちろんオクトパスカードの使用はOK。
これは南Y島行き。
長洲島行きの乗り場。
桟橋を渡って行って。
First Ferryに乗船。
1階席と2階席があり、両方ともすぐに満席となりました。
高速船とはいえ、ノンビリと春のような海を船の旅。
箏曲「春の海」が聞こえて来そうなのどかな海。
オールド香港を探索
船酔いすることもなく、すぐに到着しました。
船着場の前は賑やかな街並み。
お目当の三輪レンタサイクル。
船着場のすぐ近くにありました。
しかし!現金の手持ちが足らなかった。
オクトパスカードでは借りられないので、現金を調達するために銀行ATMを探します。
何も急ぐことはないので、ブラブラと街を歩き探します。
この時の気温は25度ほど。
まさに夏日。湿度も少なくてすごく気持ちがいい。
ちょっと歩くとすぐにあったあった。
HSBC銀行のATM。やはり観光地だけあってあちこちにATMがありました。
広東語と英語の表記しかなかったけど、なんとか出金完了。
無事にレンタルできて、サイクリングに出発!
サドルの位置が低すぎる。いっぱいまで上げました。
錆びついているのでネジで固定しなくても下がって来ない。
まるで新婚旅行。もう35年になるけど。
この後暑くて半袖シャツ一枚になりました。
12月も後半というのに夏日を超えている。
この暑さを札幌に住むyokoyumyumさんにお届けしたい。
彼の地は今は何度くらいでしょうか?
yokoyumuyumuさんはリノベーションに関する質の高いブログを書いておられます。
ご一読を!
海沿いの道をゆっくりとサイクリング。
乾物屋さんの店が軒を連ねています。
昔ながらの漁港に小さな漁船が無数に停泊している。
海岸線。
きれいな砂浜が広がっています。
この先では白人のおっちゃんがなんと!泳いでいました。
島を一周廻るサイクリングコースが整備されています。
島内一周にスタートしたけど、途中に登り坂がいくつもあり三輪自転車ではちょっと登ることが辛かったので、一周することは諦めて引き返しました。
返還前はこんな感じかな
返還前の香港に行かなかったことを残念に思っていますが、ここはその頃の雰囲気が色濃く残っています。
港には本土からいろんな物資が荷揚げされている。
バーコードとかでの管理もされていないようだけど、間違わないで目的地まで届くのかな?
島では自動車は緊急車両だけで、荷物を運ぶのは日本でいう「ターレット」のような運搬車。
荷物を満載してひっきりなしに走り回っています。
これがまた警笛を鳴らし続けてすっ飛ばしていくので危ない!
その他は実にノンビリしたもの。
時間の進み方は大阪県の10分の1くらいか。
自転車を置いて歩いて廻ることに。
こんな盛大な洗濯物も本土ではあまり見られなくなりました。
いいね〜。
こんなものが見たかった!
返還前の香港ではどこでも見られた風景と思います。
どんな裏通りを歩いても、全く危険なことはなく不潔でもなかったです。
レンタルサイクルはあちこちにあるので、船着場の近くで借りなくてもよかったかな?
みんな三階建。新築もあるので、この島に住むことも人気がある見たい。
島唯一の自転車店。他にはないようなので、販売・修理はこの店が一手に引き受けているという、いいビジネスモデル。
ここに就職したいな〜。
観光客向けの楽しげなメイン通り。土産物や軽食のお店がいっぱい。
やはり観光が主な収入源になっているのでしょうね。
またあった「天后廟」
ここにもありました。
立派な龍が青空に映えています。
内部には小さな彫刻が無数に並んでいる。
この島には住人であるような外国人も多く見かけました。
外国人はここに住んで、おそらく本土に通勤しているのでしょう。
しかし、この島で商店を営んでいる人々はずっとここで暮らして、本土に行くことはあまりないのかな?
生活圏がほんの数キロ四方だけ。それで生活ができたらノンビリしていいやろな〜。
ゆっくり見て回ってもう夕方。ちょっと寒くなって来て帰りの船に乗りました。
念願叶って大満足の長洲島でした。
次は南Y島(ラマ島)にも行ってみたいな!
To be continued!