ここまで来られた京大病院
まさか京大病院で治療を受けることになるとは、想像もしていなかった。
いろんな人の協力があってここまで来られた我が身の幸運をつくづく噛みしめましたよ。
まだお正月の雰囲気が残る1月14日に病院に。
8時45分の予約であったので、絶対に遅れないように6時に自宅を出発。
余りに早すぎて7時前に着いたため、駐車場は空いていてどこでも停められた。
こんなものかな、と思ったけどそれは大間違い。
帰る時には満車で、大通りまで駐車待ちの車で溢れていた。
初めての大病院で全てに戸惑いながら、なんとか受付を済ませて小川先生の診察室の前で待機。
1時間以上の待ち時間があったので、受付で診察までの要領を聞いてみた。
それによると先生の受診の前に配下の先生が予め内容を聞くとのこと。
その内容を小川先生が聞いて、自分が診るか配下の先生に任せるか決めるというシステムみたい。
そこは小川先生の直弟子である上田先生からの紹介であるという優越。
直々に診ていただけると確信していた。
小川先生に診て戴く!
最初に若い先生の予診。
今までの経過を詳しく話し(ほとんど嫁さんが)理解して頂いた。
しばらく待っていると、いよいよ小川先生の診察室からお呼びが!
よかった〜! 診ていただける!
初対面の先生は泌尿器科の権威とは思えない、温和な紳士でした。
話し方も優しく、さすがに大先生は違うな!
診察ではさらに詳しく経過を聞かれ、今までの検査・治療のデータを持ってくるように言われて、紹介状を書いた上田先生とはどういう関係かを逆に詳しく聞かれた。
この日はこれで終わり。
次に行った時にデータを吟味して頂き先生の慧眼で、
「今までの診断は全て誤り!弘法も木から落ちるとはよく言ったものだ。ガンなんてどこにも無い!ただの食べ過ぎだ!」って言ってくれへんかな〜と大いに期待しましたよ。
それとも「上田先生の紹介やから、今回だけはガンは無かったということにしてあげよう」
でもいいけどね!
2週間後の1月28日に予約をして頂き、その足で今まで治療をしていた茨木済生会病院に行って、資料一式を貸してもらえるようお願いした。