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3回目の香港ツアー 現地は夏日なり! その⑤ ~ 次のカオス 旺角から帰りのトラブルへ編 ~

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ヒルサイド・エスカレーター

香港島は傾斜が多い地形で、お金持ちの多くが山の手に住んでいます。

高額納税者を優遇するのはいずこも同じで、その方たちの為にエスカレーターが作られました。

当初は「金持ち優遇!」と批判されながらも、今ではすっかり庶民の足。

高低差135m・全長800mを合計23基のエスカレーターで約23分かけて乗り継ぐこの長さは、世界一とのこと。

初めて香港に来たときはツアーに組み込まれていて乗ってはいます。そのときの印象は薄く、800mをずっと1本のエスカレーターで上がっていったように思っていました。(いい加減な記憶)

実際はそうではなく、23基も乗り継いでいたとは! 

 

香港映画の「恋する惑星」で何度も出てきます。

cragycloud.com

 すっかり香港のファンになってしまい、このDVDも思わずアマゾンでポッチッ! 何回も見てしまった。

 

地下鉄・中環駅 D1出口を出て右側に。100QRCというビルが見えてくると中に入り、エスカレーターで2階へ。

 

登頂開始!

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時間により運行の方向が変わり、朝の通勤時間は下り方向・10時からは上りとなります。

6:00~10:00:下り
10:00~0:00:上り

0:00から6:00は止まっているんかな?

 

ちょっと雰囲気の違う街並みが見えます。

やっぱりお金持ちの街か?

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一旦歩いて次のエスカレーターへ。

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おしゃれなカフェがいくつも。

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平日の昼間なので空いている。おいしいコーヒーをゆっくり味わえそう

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一旦車道を渡り、次へ。

健康のためにエスカレーターに乗らず歩く人も多いようです

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次はこんなバーで昼から飲みながらエスカレーターを眺めるのも悪くないな!

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降りては歩き、降りては歩き、延々と続く。

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途中にあったスーパーで飲料水を補給。

甘いお菓子なんかもちょっと買っていました。

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ホントに坂が多い! エスカレーターが無ければしんどい街でしょうね。

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太子台。

他とはずいぶん趣が違い、奥にはイスラム教寺院のモスクがあります。

19世紀に建てられたモスクで、仏教国であるはずの香港のイスラム教コミニュティはなんと22万人もいるとのこと。

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行ってみたかった「SOHO」の街。

ソーホーとはよく言うSmall Office Home Office という意味ではなく、「蘇豪」の読み方がソーホーでした。

蘇豪酒店、これはホテル。いい場所に有るもんです。

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ちょうど昼時であったので、何を食べようか?とあちこち見て回りました。

こぎれいなピザ屋さんがあり店内を見ていると、そこのおやぢが出きて、「入れ入れ!」

おいしくなかったらお代はイラナイヨ! その言葉につられて中へ。

ほんまかいな?

UNCLE PIZZA

 

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から揚げが出てきて。

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このお皿は底が深く、結構な量が入っていました。

味は・・・。自信があるだけにうまかった。

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Chanのおやぢに「うまかったよ!」

窓にはおやぢがピザを焼いている写真が貼ってありそれを指差して「It's Handsome 」やかましい!

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この辺りから上は「ミッドレベル」といってが付く高級住宅地になります。

マンションでも数十億円が普通らしい。

 

カフェも他とはちょっと違うような雰囲気。

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次回に来た時はこの辺りの散策がメインになるかな?

エスカレーター沿いのカフェはどこも白人が多くいました。

やはり旧宗主国民はいいところに居を構えているのでしょう。

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この時期も気温が高いので、のれんも無い。

テラス席で昼間からバーボンをあおり風に吹かれていたら気持ちええやろうな~。

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上りきったところはなんでもない普通の高級住宅地。

アトラクションでもないので、そりゃそうだ。

特に見るものもなく、すぐ降りることに。

延々と長い距離を上がってきて、帰りは階段なのではしんどいかな?と思ったけど、そうでもなく下りである分、楽に降りることができました。

 

降りるにつれてどんどん庶民的に。

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現代の魔境・重慶大厦(チョンキンマンション)

九龍城砦なきあとの魔境として有名。

ではありますが、以前よりはるかに治安がよくなったそうで、魔境とは呼べなくなりました。

内部は無数の安宿が密集しているところと両替商・カレー屋さん・アフリカ料理店、電気屋さんなどなんでもあり。

カレー屋さんは旨くて有名。

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入り口付近にはアジア系のおっさんが大勢たむろしており、ちょっと異様な雰囲気。

中に入ると両替商が多くあります。

入り口から奥に行く方がレートがいいとか。

 

正面からカメラを向けるとちょっとあぶないので、隠し撮りのようにしてファインダーを覗くことなく撮影。

ちゃんとカメラの合焦音「ピッ」を聞いてからシャッターを切ったつもりが、ピントが合っていなくてボケまくり。残念でした。

まだまだ修行が足りない!

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両替商が軒を連ねる内部。

恋する惑星の前半のような画像が撮れました。

映画の前半はこの重慶大厦が舞台となっています。

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内部の案内板を見るといろんなホテルが入っています。

バックパッカーの聖地だけあり、ゲストハウスが多い。

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食料品店もあり。

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その他、実に様々なお店があり、ここの中のホテルに泊まるとビルの中だけでもいろいろ楽しめそう。

 

重慶大厦をでてまた露店へ

油麻地の天后廟南側の一角に、占いのテントが軒を並べる占い横丁があります。

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香港らしく文鳥占いといったものもあるとか。どうやって占うのかな?

面白そう。

まだ時間が早いのか、どこもあまり客は入っていなかった。

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        冷徹斎星月

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おじゃる丸に出て来る占い師のキャラクター

 

 

露店の始まり!

招き猫ならまかせとけ!

こんな金ぴか見たことない。買えばよかった・・・。

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家が広かったらこんなものを置いてみたいな!

いかにも大陸的なおおらかさ、ではあるけど誰が買うんやろ?

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充電ケーブルの専門店。

ライトニングはアップルの正規品の10分の1以下の価格。

アリババとおなじくらいかな?

ちゃんと充電できるかは不明。

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ザ・ペニンシュラ香港

日本の占領時は「東亜ホテル」と改名された東洋一のホテル。

空港からの送迎はイギリスらしく「ロールスロイス・ファントムV」またはヘリコプター。

でも1泊はびっくりするほど高くはなく、8万円くらいから。

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手前のコの字型の建物は戦前からのオリジナルで、後方の高層は新館のペニンシュラタワー。

長年親しまれていた九龍の啓徳空港が無くなり、高さ制限が廃止されたので九龍半島には高層ビルが一気に増えたようです。

クリスマスのイルミがきれいでした。

いつかビッグになってここに泊まってやる! (いつのことやねん。)

 

今日も丸々一日、元気に歩き回り。

自分はともかく、あとの3人は女性。朝から晩まで歩いてい歩いて、よく体力が続くものです。

香港の溢れんばかりのパワーを貰って最強になったかな?

明日はいよいよお帰りなので、朝一番から次の混沌・旺角へ行きます。

 

最終日のカオス・旺角  ここに行かないと帰れない!

朝ホテルをでるとディズニーランドへ行くらしい家族連れが。

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 かわいいね!

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三輪車に乗っているということはこのビルの住人でしょうか?  

 

車どおりの多い幹線道路においてある自転車に仏さんの掛け軸が高らかに掲げられている。

朝からコレを拝み、交通安全に励みなさいという意味か?

CDから吊り下げているところがおしゃれ! アリガタヤ ナンマイダー。。

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スターバックスで今日の作戦会議。

ここでスターフェリーとトラムのマグカップを買いましたよ。

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ウチには各地のスタバのマグカップが溢れていることよ。

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この時期に飲むならやっぱりクリスマスブレンド

お味は日本と微妙に違う。ちょっと酸味が強いかな。(いい加減)

平日の朝からスタバというのがなんともいい感じ。

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北角の次に好きな混沌の街「旺角・Mong kok」

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金魚街があります。

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これだけ吊るしているということはそれだけの需要があるということなんですね。

いつもお客さんが品定めをしてる。

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お正月向けにポチ袋を。

赤や黄色。まことにおめでたい色をしています。

このごろはお年玉をあげる相手も少なくなりました。

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このワクワクするような露店の群れ。

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電池を買うならここ! 乾電池専門店。充電電池もあるよ。

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電気店になぜか自転車のサドルが。

更に奥の方にはヘルメットやタイヤなど、立派な自転車店でもありました。

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リモコンを買うならココ!

テレビやエアコンなどのリモコンを専門に大量に売っています。

そんな店がいくつもあり。やっていけるのか?

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各種の光るケーブル屋さん。

きれいに光っています。

ここも観光客よりも地元の方のほうが多いようです。電化製品はこの辺りに買いに来るのかな?

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この露店でMac book用にtype-Cのリール式充電ケーブルを買いました。

光ることはわかっていたけど、家に持って帰り電源につなぐと。 

USBのコネクター部がビッッカー

ちょっと使えないようなものすごい光りかたをしとる!

わかってはいたけど室内でつなぐとこんな有様とは。

まあ香港の思い出としていいかな。

 

旺角の駅前

平日の昼間からこんなに多くの人が。観光地はどこもこんなもんか。

大阪ミナミの心斎橋筋商店街もしかり。

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トラブル発生の始まり・関空行きの便が遅れている

楽しかった香港ツアーもあっという間に終わり。

今から飛行場に向かいます。

しかし! 今夜の関西空港行きの便に遅れが発生しているとの情報が。

16時30分発の予定が、17時になると。どうなるかな?

空港には当初の時間通りに着いて夕食とお土産。

 

晩御飯はお気に入りのどこにでもある「大家楽」

もちろん空港にもあります。

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香港人は「出前一丁」が大好きであるようで国民食となっており、今日は出前一丁のラーメン定食。

どんな味かな?

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パンとコーヒーと卵にラーメン。ありえない組み合わせ。

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日本で売っている普通の出前一丁とはずいぶん違う味でした。

こちらのスーパーでは10種類ほどの出前一丁が販売されています。

香港人向けの味付けなので、ちょっと自分には合わない味かな。

 

関西空港での野宿は最強!

結局飛行機は遅れて19時30分ごろ出発しました。

この時点で関西空港での泊りが確定。

到着したのは午前1時。23時に到着の予定が3時間の遅れ。

当然電車はなく、大阪の梅田まで行くバスはあるけれどもそこからはタクシーしかない。

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結局朝まで空港で過ごすことにしました。

ここでピーチの予約時に支払った、

関西国際空港 国際線 旅客サービス施設使用料 1,230円」が生きてきました。

国際線第1ターミナル内には仮眠をする場所があり、管理する人もいて毛布を無料で貸してくれる!

このために1,230円を払ったのでありました。

 

第1ターミナルのエアロプラザ内。

この場所があるのは知っていました。

昼間は単なる待合室くらいにしか思っていなかったけど、夜は仮眠する人でいっぱい。

24時間管理人が常駐で安心、エアコンも完備。WiFiも飛んでいて電源もあり。

近くにはトイレもコンビにもあって有料ながらシャワーもOK。

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いつもここで寝ているといった風情のおっちゃんが親切にいろいろと教えてくれました。(普段はなにをしているのですか・小声)

もうすぐ中国人でいっぱいになるので、自分のスペースは広く取ったほうがいいとか、隣の建物に行けば毛布を貸してくれるとか。

おかげ快適に始発電車の時間までぐっすりと眠ることができました。

12月の寒空に暖かいところがあって助かった。

 

普通ではできない経験で、またひとつ無駄知識が増えてよかったかな?

こんなトラブルがピーチのLCCの醍醐味である、と関西空港に勤めている娘婿のしょう君に教えてもらいました。

たしかにこのリスクがLCCの面白いところでしょう。

 

これほどの快適な空間が無料であるのなら、早朝便に乗るときは最終電車で到着してここで仮眠もありかな?と思いましたよ。

カプセルホテルのようなところもあり、1,500円で一晩利用できます。

さすがは国際空港。

アジアのハブ空港になろうとしてコケましたが。

 

翌日は空港からそのまま出勤してもよかったのですが、財布から免許証から全部家に置いて来たので、とりあえず家まで戻り1時間ほどの遅刻で出勤しました。

自分を含む総勢四人の皆さん。今回の旅行は大変にお疲れさまでした。

 

全然懲りていない

2泊3日・3回目の香港旅行は波乱の幕引きで終わり。

3回も行ったらもういいかな?となるかと思いきや、こうして書いているうちに あそこも行きたかった・ここも行きたかった・・・と。

既に次のピーチ便をひそかに探しています。

一緒にいったYさんも「ぜひまた行きたい!」と言ってくれています。

よっしゃあ!また行くで~!

また4人の珍道中で。

 

異様に長い5部作を飽きずに読んで頂き、まことにありがとうございました。

書きたいことはまだまだあるので、思いついたら内容をアップデートしています。

 

香港に行こうかな、と考えている方は旅行の案内としても暇があったら覗いてみていただけると嬉しいですね。

 

では。 ここまで5201文字で終了。

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