作業台を作る理由
外壁があらかたできたので、内装を作りこみます。
外壁に漆喰を塗って仕上げるためには、ステンドグラスとガラスブロックの周囲に縁取りを前もって取り付けておく必要があります。
縁取りを取り付けるためには、ルーターで額縁ビットを使って縁取りとなる枠を作らないと。
そのルーターを使うにはルーターテーブルを乗せるための作業台を作らなければならない!という結論。
三段論法のような作業手順が出来上がりました。
ルーターテーブルを乗せる作業台の天板には十分な強度が必要なために、厚めの板を使います。
ビバホームで仕入れ
ホームセンターのビバホームには厚さ25mm×長さ4.2mの集成材が割安で売られています。
勤務先の近くのビバホームで買ってもいいのですが、ちょうど名古屋出張があったのでその帰りに名古屋市内の店舗で買いました。
4mもの長さそのままではとても車には積めないので、半分の2m×2枚に切断してもらいなんとか積めました。
ギリギリ積み込み完了、トヨタサクシードは積載能力満点!
湯沸し器から隔離
作業台を製作の前に、懸案であった湯沸し器と工房の遮断を行います。
壁を作る木組みを作ってコンパネを張ります。
メンテナンス用の出入り口扉を取り付けます。
この扉のヒンジと取っ手は以前の工房の扉についていたもの。
更にコンパネを張って完成。
なんとも味気ない板張りですが、この壁一面に棚を作って収納スペースとします。
これで一安心。
湯沸し器の排気により、「音がしないと思っていたら、知らない間にぶっ倒れていた!」という心配はなくなりました。
念願叶ってルーターテーブルを常設!
工房の中央にあり、かねてから邪魔で仕方なかった、ガスメーター。
その上に覆い被せるように作業台を作り、全く邪魔にならなくなりました。
しかも外壁に点検孔を開けてメーターを外から見ることができるので、以前のように検針する人が工房の中まで入ってきて、ということが無くなります。
しかもこの作業台はルーターテーブルの常設場所となります。
以前はルーターテーブルを置く場所がなくて、使うたびにわざわざ収納場所から取り出してくることがとても面倒で、いつの間にか使わなくなっていました。
以前は使う時に取り出してくるだけでは済まず、集塵機を接続してガイドフェンスを取り付けて、電源をつないでと色んなことをしないと使うことが出来ませんでした。
それがいつでも使いたい時に作業をすることができるようになりました。
これだけはずっと何とかしたかった事で、今回願いが叶ってホントに良かった!!
ルーターを駆使して製作すると木工作品の種類の幅が大きく広がります。
メインの作業台
一番奥にメインの作業台を設置。
ちょっと狭いかな? もっと広くします。
工房の入り口付近にはスライド丸ノコやベルトサンダーを置くための台を設置します。
明るくてこの広さ。こっちをメインの作業台にした方がいいような気がしてきました。
大きな窓があって光もよく入り、入り口近くなのでやっぱりメインの作業台はこっちにしようかな。
ジャック・ダニエルのネオンサイン
工房の中には全ての電動工具類を収納したので、防犯の対策が必要になってきました。
扉を作るまでは取り敢えずコンパネで入り口を塞いでおきます。
リビングに飾っていた「JACK DANIEL'S」のネオンサイン。
常夜灯の代わりに玄関の横に下げてみました。
夜になるとオレンジ色のネオンライトが辺りに満ち溢れます。
かなり変人の住む家になったようです。
知らないおっちゃんが場末のスナックと間違えて、入って来たりすることがありませんように。
このネオンサインを取り付けを最後にまたまた出張に出かけました。
場所は以前から何度も行っている新潟県です。今度は長丁場で約三週間になる予定。
工房をこのままの状態で放って置くことは誠に忍びないのですが、仕方がありません。
遥かな新潟の地で内装を仕上げるアイデアを練っておきます。