オープントップトラム
ホテルに荷物を置き、身軽になって香港の街へ吸い込まれに出発!
最初に香港にきた時から乗ってみたかった、トラムの屋根なし版
世界でも珍しい「2階建てオープントップ観光トラム」 | 香港政府観光局
1920年代の車両を復元したもの。
駅からウエスタンマーケットの看板に従い10分ほど歩くと乗り場に到着。
約1時間の乗車時間で、各国語の音声案内があり2日間の通常トラムのフリーパスが付いています。
料金は約1,300円
運行時間:
ウエスタンマーケット(上環)発 = 10:30・14:30・18:30
コーズウェイベイ(銅鑼湾)発 = 11:40・15:45・19:55
あらかじめ予約が必要で、Tram Oramic Tourのサイトから。
支払いはPayPalへの事前登録が必要。
空席の状況もホームページから確認できます。
当日でも空きがあればその場で料金を支払い乗れるようです。
まあ大体がいい加減。
予約が完了すると乗車券のようなものがメールで送られて来ました。
上環のWestern Market Terminusのりば。
入って来た!
前から乗り込む。運転手は女性の方。
他の方々は運転手さんにスマホの画面で先ほどの乗車券を見せて確認してもらっていましたが、印刷した乗車券を渡すとなぜか確認することなく、すぐに乗り込めました。
観光案内を聞くイヤホンと2日間のフリー券を引き換えにもらいます。
1階部分はすごく雰囲気のある車内。でもどうせなら2階でしょう!
急な階段を上がって2階へ。
2階席は開放感ありまくり!
初夏の候の風が涼しく、最高にいい感じでした。
観光案内を聞くためのコントローラ。各座席に取り付けられています。
これにイヤホンを差込むと、要所要所でトラムの歴史や沿線の情報が聞こえてきます。
もちろん日本語で、その他は英語・広東語・北京語・韓国語・スペイン語・フランス語・ロシア語の案内があるようです。
日本語はチャンネル5。
「ひだりてをご覧ください。一番高いのが中指です」
窓という遮蔽物が無く対向するトラムとのすれ違いは迫力あり!
高見の見物で、どんどん進んでいく!
競馬場がありました。沙田競馬場。
香港は「龍」と共存する街。
こんなオブジェがいたるところにあります。
一等地に建つ高層ビルの中腹に大きな空洞があったり。そこは龍が通る道であるとのこと。
約1時間の散歩は終点に到着。あ〜面白かった!
街のいろんな説明が聞けて実に楽しい。ほとんど覚えてないけど・・・。
1階部分はレトロ感満点。次はちょっと1階に降りてきてもいいかな?
イヤホンと同時に渡されるトラムのフリーパス。
その名も「ゴールデンチケット」
観光案内とフリーパスがついて約1,300円なので、決して高くはありません。
普通のトラムの乗車料金が1回30円ほど。元を取れるとは言い難い。
イヤホンはお土産に貰えます。100均で買える程度のものですが。
待望のビクトリアピークへ!
行きたいところ第1号をクリアしたので、次はあの有名な「ビクトリアピーク」
最初に来たときはツアーで昼間に上りました。
昼間の高層ビル群ももちろん綺麗だけど、あの写真でよく見る100万ドルの夜景をなんとしても見てみたい!
ピークトラムに乗って頂上まで。
乗るだけで2時間3時間待ちと聞いているので、混んでたら無理やなぁ~と半分あきらめていました。
ピークトラム乗り場はMTR(地下鉄)の中環駅から歩いて10分くらい。
J2の出口からずっと案内の看板があるので迷うことはありません。
道中にある、中国銀行タワーと長江センタービル。
シンフォニーオブライツの時の重要な塔になっています。
高さ367m 70階と283m 63階。
お互いに写しあってとてもきれい。
駅近くになると案の定、大行列!
とにかく並ぶことが嫌いなので、どうしょうか?
とりあえず並んだけど、これはあかんな~と考えているとFさんが「せっかく夜景を見に来たんやから」と一言。
それもそうやね、もうちょっと並んでみるか!と。
よく言ってくれたもの。この一言がなければ諦めていました。
それから何故かすぐに列は動き始め、どんどん進む!
乗車券売り場近くまで到達しました。
ピークトラムに早く乗る方法!
売り場近くでよく肥えたおばちゃんが広東語でなにか呼びかけています。
そのなかで「オクトパスカード」という言葉が聞こえたような気が。
ひょっとしたらオクトパスカードがあれば早く乗れるんかな?
近寄って「I have octopus card.」と言ってみると何百人もすっ飛ばしてそのまま改札に通してくれました!
諦めなくてよかった。
Fさんおおきに!
山頂駅まで往復でHK$45 約600円でした。
これは実に便利なICカード。いろんなところで使えて、帰るときにそれまでチャージしていた分が余っていれば空港で返金してもらえます。
香港にいる人は現地人・外国人を問わず、全員が持っていると思っていた便利なカードなのに、こんなに大勢の人が持っていないとは!
オクトパスカードのおかげで30分くらいは短縮出来たのではないでしょうか?
すぐにホームに入ることができて、程なく到着したトラムに乗る事ができました。
しっかりと座席も確保!
本当は夜景が見える右の窓側に座りたかったけど、贅沢は言いません。
山頂まで約8分。ケーブルカーとして27度の急斜面を登っていきます。
このケーブルカー、1400mの軌道を1本のワイヤーで牽引しているみたい。
1888年・明治21年の開業以来100年以上、無事故であるそうです。
ケーブルが切れたらジェットコースターになってしまうというのに。
トラムを降りて更に上を目指す!
以前は無料であったらしい、「ピークテラス428」おみやげ物店兼展望台
オクトパスカードで入館料HK$20 約300円を支払い、延々とエスカレーターで上がっていきます。
100万ドルよ待っておれ。Canon EOS 5D Mark-Ⅲ の餌食にしてくれるわ!
→ 感動の夜景編に続く
To be continued !